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お金・常識
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彼と私、ゲストに渡すお車代と宿泊費の金額は揃えるべき?

主賓や遠方からのゲストに渡すお車代や宿泊代。これって、新郎側と新婦側、同じ金額にしないとダメなの? それとも全く別々で大丈夫なものなの? そんな疑問を解決すべく、マナー講師の岩下宣子先生にアドバイスをもらいました!

お車代や宿泊費は、相手の状況別に別額を包んでOK

主賓の場合

主賓の場合

from 岩下先生

from 岩下先生

新郎新婦それぞれの主賓に対してそれぞれの名前でお車代や宿泊費をお渡しするので、必ずしも金額は揃えなくてもOK。

私はこうしました

先輩花嫁

新郎側の主賓は会場まで徒歩圏という近距離にお住まいだったので、一般的な主賓のお車代をお渡しし、 新婦側の主賓は県をまたいでの移動が必要な距離だったので、一般的な主賓のお車代と移動にかかるお金をプラスする形で差をつけてお渡ししました。(riiさん)

先輩花嫁

新郎側の主賓のお車代を多く包みました。新郎がすでに結婚式を挙げた職場の同僚にヒアリングを行い、想定よりも高い金額の方が受け取った主賓も気持ちがいいと思ったので、会社の同僚が包んだ相場に少しだけプラスした金額にしました。(ぴーさん)

遠方ゲストの場合

from 岩下先生

from 岩下先生

ゲストの住む場所や移動手段によって必要となる金額は変わってくるので、こちらも新郎新婦側のゲストで金額を揃える必要はありません。ただ、「渡す」「渡さない」という判断はなるべく合わせるのがベター。どうしても合わせられない場合は、渡す側には事前にチケットを送るなど、渡し方に配慮しましょう。

私はこうしました

先輩花嫁

北海道は1万5000円、関西・名古屋・仙台は1万円、長野は5000円といった具合で、ゲストの居住地域によって金額に差をつけてお車代を包みました。(ほりももさん)

先輩花嫁

新婦側のゲストはほとんどが新幹線で片道2時間30分以上かかる遠方に住んでいたので、お車代として一律3万円包みました。新郎側のゲストは、遠くても車で1時間以内の移動だったので、お車代はなしとしました。また、新婦側のゲストで国外から家族で出席してくれた友人には、お車代は渡さず、家族で泊まれるスイートルームへの宿泊を新婦側で準備・負担しました。(津村幸子さん)

金額に差をつけるのがNGなのは2パターン

その1:主賓同士が親しい、または同僚だったりする場合

その1:主賓同士が親しい、または同僚だったりする場合

from 岩下先生

from 岩下先生

新郎新婦の主賓が二人とも同じ会社の上司だったり、主賓同士が親しかったりする場合、ひょんなことから金額に差があったことが判明してしまうこともあり得るので、事前に両家で相談して同じ金額を包むようにしましょう。

その2:ゲストがふたりの共通の知り合いという場合

その2:ゲストがふたりの共通の知り合いという場合

from 岩下先生

from 岩下先生

こちらも主賓同様、新郎新婦それぞれのゲスト同士が仲が良かったり知り合いだったりする場合には、金額を揃えてお渡しするのがマナー。ただし、住む場所によってお車代が異なることは誰もが納得のいくものなので、ゲストの住む場所に応じてお渡しする金額に差をつけても大丈夫。その際「お車代の負担は5割」など、負担する割合を揃えることで、ゲストも平等に対応してもらえていると感じます。

親族に対するお車代や宿泊費は親に相談を!

親族に対するお車代や宿泊費は親に相談を!

from 岩下先生

from 岩下先生

親族に対するお車代や宿泊費の支払いは、それぞれの家庭によってルールがあるもの。新郎新婦側で同様の対応を行うというよりも、それぞれの親に相談した上で決めた方が確実です。

私はこうしました

先輩花嫁

新郎側の親族の宿泊費は、新郎の親が負担しました。親戚間でそのような約束になっているとのことでした。その代わりにお車代は各自負担という約束になっていたようで、お車代はお渡ししませんでした。また、新婦側の親族の宿泊費は新婦父が負担し、新婦側からお車代として交通費の半額をお渡ししました。(まゆみさん)

From 編集部

基本は新郎新婦のルールで金額を決定してOK

新郎と新婦側で招待するゲストが違えば、ベストな対応もそれぞれの状況に応じて変わってくるもの。「この対応、おかしいんじゃない?」と非難されないように気を付けさえすれば、新郎新婦の状況やルールに応じて別々な対応を取って問題なしです!

岩下宣子先生
Profile

岩下宣子先生 マナー講師・現代礼法研究所代表

時代に合うマナーの心を若い人にも分かりやすく伝える。企業や学校などでマナーの指導をする他、執筆活動など幅広く活躍。

構成・文/島袋芙貴乃 イラスト/moeko
※掲載されている情報は2019年9月時点のものです
※記事内のコメントは2019年7月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー73人が回答したアンケートによります

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