【卒花実例】おしゃれリングピローは「お花・グリーン」でできていた！
最近見掛けるすてきなリングピローをよくよく見てみたら……、その多くが色使いが決め手の「お花・グリーン」でできていることを発見！ これは気になる！ ということでおしゃれ映えするお花・グリーンを使ったリングピローを、すてきに仕上げるためのコツを5つの実例でご紹介。スタイリスト大和田ゆきさんによるポイント解説も必見です！
お花・グリーンのリングピローって？ どうして人気？
人気のナチュラル風にもぴったり。まとまりやすくおしゃれ映えするから！
今回取り上げる５つのリングピローは、アーティフィシャルフラワーやドライフラワーを気に入ったケースなどに詰めたり、載せたり、まとめたりしたタイプ。好きな花材を選んで色やバランスを見ながらまとめるだけでも、雰囲気たっぷりのおしゃれリングピローに仕上がるというのが人気の理由のよう。ナチュラル系の会場やドレスとも好相性で、インテリア小物としてもちょうどいいと、式後も思い出として自宅に飾っているなんて花嫁も！ そんなうれしいリングピローをカラータイプ別にご紹介します♪
タイプ１．＜＃ワントーンのくすみカラー＞でまとめて大人な上品さを
花びらだけでなくケースもゴールドのくすみカラーで揃えておしゃれに
＜スタイリストからポイント解説＞
ケースはマットなゴールド、アーティフィシャルフラワーの花びらはアイボリー。同じくすみカラーを選ぶことによって、統一感があり、大人っぽく上品に仕上がっていますね。アレンジする際はチュールを使うと軽やかな印象に、チュールの代わりにアンティークレースのハギレなどを使うと、大人シックな雰囲気が増します（スタイリスト大和田ゆきさん）
花嫁VOICE
インスタで見て「おしゃれ！自分でも作れそう！」と思い、花びらをアンティーク風のケースに詰めたリングピローを作ることに。造花の小花をハンドメイド通販サイトで購入し、造花の周りにチュールを使いふわっとした雰囲気に仕上げました。クッションと違ってリングが重さで沈み込んでしまうのには少し苦労をしましたが、イメージどおりのものになりました（kana33さん）
ホワイトフラワー×同色異素材で醸し出す、洗練された花嫁感♪
＜スタイリストからポイント解説＞
真っ白なアイテムをハンドメイドで作ると安っぽくなりがち。ですが、cotoriさんの場合は表情のある紫陽花のアーティフィシャルフラワーにかすみ草を加えたことで、高見えするリングピローに。ナチュラルでありつつ、花嫁感もたっぷりのピローになっていてすてきです。無香のアーティフィシャルフラワーが主役なので、式後はアロマオイルなどを振りかけ、お部屋のフレグランスオブジェにしてみても（大和田さん）
花嫁VOICE
クッションタイプのリングピローがあまり好みではなく、白い教会に合わせて白のあじさいを使ったリングピローをDIYしました。フラワーリースの台座に、グルーガンであじさいの花びらや4～5cmに切ったかすみ草を。仕上げに名前ロゴ入りカードをリボンで結び、ワイヤーでコットンパールを取り付けて作りました。式の記念品としても今も大事にしています（cotoriさん）
タイプ２．＜＃アッシュカラーミックス＞でシックなおしゃれ感を♪
多色使いを大人に仕上げる落ち着きカラーの組み合わせが魅力的！
＜スタイリストからポイント解説＞
たくさんの花材を使っていながらも、ごちゃつき感がないのは同じトーンのアッシュカラーでまとめているから。退色したピンクがシックなかわいさを演出していますね。ケースはアンティークショップで扱っているような本物のヴィンテージボックスを選ぶと、よりシックな雰囲気が風合いに仕上がりますよ（大和田さん）
花嫁VOICE
ドライフラワーが好きで、披露宴会場やブーケでもドライフラワーを使ったので、リングピローのお花もドライフラワーを選びました。式後もずっと思い出として飾っておけるよう、ドライフラワー風の造花を選び、入れ物はアンティーク調の洋書の形をしたボックスを。式の後も大切に飾っています（依李さん）
花材複数使いに一体感をもたらす、アッシュな２トーンミックスがおしゃれ！
＜スタイリストからポイント解説＞
式後、お部屋のオブジェとしても飾りやすいバスケット型でかわいさ満点！ 周りをぐるりと囲んだピンクの小花に、中央に高さを出して飾られた数種のフラワー。バラバラな印象になりそうな色使いなのにちゃんとまとまって見えるのは、センターのお花を黄色一色でまとめているから。クラシック系やナチュラル系、目指したい雰囲気に合わせてお花のテイストを統一すると、さらにまとまりが増しますよ（大和田さん）
花嫁VOICE
世界にひとつだけのリングピローが欲しかったので、カゴやプリザーブドフラワー、ドライフラワーを購入して手作りしました。華やかでかわいいし、式が終わっても飾って残せる。好きな花で仕上げたので、自分好みのものが出来て大満足です（moouさん）
抑えたカラフルさが際立つ、大人カラーリングが決め手！
＜スタイリストからポイント解説＞
トレンドの刺しゅう枠を使ったピロー。白をメインカラーにあえてグリーンを少なめに、差し色にくすみネイビーやレッドを使ってほっこりしすぎないモダンな雰囲気に。左右対象でないお花のバランスも絶妙です。お花の雰囲気とリボンの素材感や太さが合っていないとチグハクな印象になってしまいがちですが、こちらは小さめのお花に細いリボンが好相性。また、ある程度大きさに違いのあるお花でリズムをつけているのも重要なポイント（大和田さん）
花嫁VOICE
会場主催のリングピローワークショップがあり、そこに参加し作りました。こだわった点は、冬の式に合わせて大人っぽいボルドーやネイビーを使い、アシンメトリーに仕上げたところ。温かみのある人前式によく合いました。受付に飾ると写真を撮ってくださるゲストもいて、お褒めの言葉をいただきました。ドライフラワーを使ったので、式後もインテリアとして飾れるのもよかったです（Yuriさん）
From 編集部
好きなフラワーとグリーンでおしゃれ映えするすてきリングピローを！
式のテーマカラーや好みに合ったお花やグリーンを選び、ケースに入れたり、飾り付けるだけでおしゃれ映えするリングピローが完成！ 気になったらまずは造花やグリーン、アーティフィシャルフラワーを選びにお店に足を運んでみて。イメージが広がって楽しく作れるはず。スタイリスト伝授のポイントやアレンジアイデアもぜひ参考に。あなたらしいお花・グリーンのリングピローを叶えてみて！
取材・文／竹本紗梨 監修／大和田ゆき 構成／松隈草子（編集部）
※記事内のコメントは2019年7月に実施した「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー13人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2019年9月時点のものです
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