【超ビギナー専用】花嫁の手作り『フォトジェニック』IDEA ~OCTOBER Lesson2~
ウエディング雑誌や広告で活躍するスタイリストの判治ミホさんがDIYアイデアをご紹介。アイテム自体はフォトジェニックなのに、作り方はとっても簡単! しかも、材料の揃え方から、不器用編集者が実際に作ってみてわかったポイントまでお教えします。これを見れば誰でも素敵なWEDDING ITEMが完成すること間違いなし。
10月のテーマ:Green Chapel
式の中で“誓い”に重きを置いている花嫁は多いもの。それなら挙式に使用するアイテムを手作りするのはいかが? 世界に一つだけのアイテムに愛着が湧いてくるはず。今回は「Green Chapel」をテーマに、自然光が降り注ぐチャペルに映える、ナチュラルなDIYアイデアをご紹介。
Lesson2:ドライユーカリのナチュラルブーケ
造花やドライを合わせて作れば、いつまでも美しいブーケの完成。白と緑の2色にまとめることで大人ナチュラルな印象に。花部分はメインの花(ライラック)とニュアンスをつけるための花(スターリングフラワー)の2種類を使って動きを出して。
用意するもの
<材料>
●オーガンジーリボン 幅19cm×長さ96cm 白
(手芸店などで販売)
●紙巻ワイヤー 長さ37cm 緑
(花材店などで販売)
●ドライユーカリ 14本くらい
●造花 ライラック 3本くらい
●造花 スターリングフラワー 3本くらい
(ドライや造花は花材店などで販売)
<道具>
●ニッパー
●はさみ
[1]ドライユーカリを束ねる
バランスを見ながら、ドライユーカリの茎部分を紙巻ワイヤーで束ねる(購入時点で、ユーカリが何本かまとまっていた場合、そのまま使うのではなく、いったんばらして空気が入るようにふんわりまとめる)。
[2]造花の葉部分を切り落とす
はさみを使って、造花(スターリングフラワー)の葉部分を全てきれいに切り落とす。もともと葉が付いていない造花(ライラック)はそのままでOK。
[3]造花を合わせて束ねて、茎部分をカット
[1](ドライユーカリ)に[2](スターリングフラワー)を合わせて、茎部分を紙巻ワイヤーで束ねる。その上からライラックを合わせて、同じく紙巻ワイヤーで束ねる。
茎に長すぎるものがあれば、ニッパーでカットする。
[4]オーガンジーリボンで巻く
紙巻ワイヤーが見えないように、オーガンジーリボンを茎部分に巻いて、片リボン結びをする(両リボン結びをするよりこなれた感じになる)。
造花の葉は偽物感が出やすいかも
造花の葉部分を切り落とさず、そのまま使ってみたら、ナチュラル感が薄れてしまった! 判治さん曰く、造花の花部分が素敵でも、葉部分は偽物感が出やすいそう(種類によって素敵な葉もあるが、探し出すのが難しい)。ドライグリーンの方が自然な雰囲気を出すことができるみたい。造花の葉を切り落とすひと手間を惜しまないで。by編集者みーぬ
判治ミホ
スタイリスト
プティラブーシュカ主宰
http://loveshka.com/
テーマ性が高く、フォトジェニックなスタイリングに定評があり、ウエディング雑誌や広告などで活躍。パーティプロデュース、ドレス、小物などのデザイン、コーディネートを展開する花嫁のためのセレクトショップ「プティラブーシュカ」も主宰し、花嫁が自身の結婚式に取り入れやすいアイデアを提案し続けている。
構成・文/齊藤亜由美 制作・スタイリング/判治ミホ 撮影/角田明子(イメージ)、新井裕加(手順)
※掲載されている情報は2019年9月時点のものです
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