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花嫁だけじゃない! 親への感謝を伝える「花婿(新郎)の手紙」

結婚式のクライマックスは花嫁の手紙。家族に向けて素直な気持ちをつづった手紙を読み上げ、みんなが感動するシーン。でも、家族やゲストに感謝を伝えたいのは花婿だって同じ。花婿も手紙を読んでいいんです! そこで、花婿の手紙についての実態調査と、実際に結婚式で手紙を読んだ花婿の体験談をご紹介します。

花婿(新郎)の手紙って? みんな読んでる?

実際に読んだ花婿は14.1%

花婿の手紙

「花婿(新郎)の手紙」とは、披露宴のラストに読まれることが多い「花嫁の手紙」の花婿バージョンのこと。花嫁の手紙は、感動のクライマックスシーンとして披露宴の王道プログラムになっているが、花婿の手紙はまだそこまで浸透していない。
今回のアンケートで、「花嫁の手紙」を読んだ人は69.4%。対して「花婿の手紙」は14.1%だった。まだ一般的ではない分、花婿が手紙を読むと印象的な演出になりサプライズにもなる。

僕たちが手紙を読んだ理由

ヒロシさん

普段は口下手ですが、手紙に今までの感謝の気持ちや、これから先の思いをしたためたら、ちゃんと伝えられると思ったのとともに、会場が和やかになりそうと思ったため手紙を読むことにしました。(ヒロシさん)

めだかさん

付き合っているときに手紙をもらったことがあったのに、自分が書いたことはなかった。彼女に内緒で手紙を読んで、今まで言えなかった気持ちを伝えようと思いました。(めだかさん)

丘の上のマグロさん

若い頃に親にたくさん迷惑を掛けたので、親への手紙を読むことで、結婚式の場できちんと感謝の気持ちを伝えたかったから。(丘の上のマグロさん)

花婿(新郎)の手紙、どんな内容が読まれている?

家族への感謝と、花嫁へのラブレターの2通り

花婿の手紙

取材していくと、花婿の手紙は大きく分けて「家族に向けた感謝」と、「花嫁に向けたサプライズのラブレター」の2つの内容があった。
「家族に向けた感謝」は花嫁の手紙のように、印象に残っている思い出話や家族への感謝の気持ちをつづった手紙。花嫁と同じく花婿にも思い出や家族への思いがあり、その心の内を手紙を通してストレートに伝えていた。
そして、もう一つは「花嫁へのラブレター」として読み上げる手紙。出会ったときの印象や結婚を決めた理由、プロポーズしたときの思いなど、今まで彼女に言えなかった素直な気持ちを手紙にして、サプライズで読み上げる花婿も多くいた。

家族への感謝を読みました

ジャックさん

30年間育ててくれた両親にきちんと感謝を伝えようと、今までの感謝を手紙にしました。妹が前年に結婚した時に手紙を読んで泣いて感動していたので、自分もきちんと渡せてよかったです。(ジャックさん)

まっきーさん

学生時代に学校に行かなかったりして迷惑を掛けてしまったことを親に謝って、大学を受験することに決めるまでずっと見守ってくれていた感謝を伝えました。同居していた祖父母にも「ありがとう」と伝えたくて手紙を書きました。(まっきーさん)

たかひろさん

父は学生時代に亡くなったので、それから1人で育ててくれた母への感謝。きちんと言葉で伝えたことがなかったので、結婚式で手紙を読んで母にありがとうとあらためて伝えたくて。両家の親に温かく笑いの絶えない家庭を築いていきたいと宣言しました。(たかひろさん)

花嫁へのラブレターを読みました

ユニオンさん

転職活動中で仕事をしていなかったにもかかわらず彼女が隣でいつも支えてくれて、迷惑を掛けたことに対しての感謝の気持ちと、これからどんな家庭を築いていきたいと思っているかを手紙で伝えました。(ユニオンさん)

しゅんさん

彼女にきちんとしたプロポーズをしておらず、何となく流れで結婚が決まり、ずっと「プロポーズしてほしい」と言われていた。機会がなかったけど、プランナーさんに話したらサプライズで手紙を読むことになり、手紙で気持ちを伝えてプロポーズできました。(しゅんさん)

ビッケさん

普段はLINEでやりとしているけれど、前に赴任先から手紙を送ったらすごく喜んでくれた。みんなの前で読むのは恥ずかしかったけど、結婚式でもないとなかなか手紙を書けないので、彼女に手紙を読みました。(ビッケさん)

花婿の手紙、読んでみてどうだった?

実際に読んだ花婿の満足感は高い!

手紙を書く

今回のアンケートでは「読んでよかった!」という意見がほとんど。読む前は気恥ずかしかったり悩んだりしていたが、結婚式という公式なイベントで手紙を読み上げることで、きちんと家族や花嫁に気持ちを伝えられて、結婚への決意があらためて固まったという意見が多く見られた。

手紙を読んでよかった!

大ちゃんさん

普段なかなか気恥ずかしくて親に感謝を伝えられないタイプなので「こんなに素直に気持ちを伝える姿を初めて見た!」と驚かれ、ゲストや両親に感動してもらえて本当によかったなと思いました。花嫁の手紙を読む前に先に読んだので、会場のみんなの気持ちも盛り上がって余計に泣けたと言ってもらえました。親は初めてもらった手紙だと感動していました。(大ちゃんさん)

つっつーさん

今まで手紙を書いたことがなかったので、人生の節目の式で初めて贈るのはすごく良いものでした。普段手紙を書いたり感謝を言葉に表すタイプではないので、親戚や友人にも意外な一面を見せられて、反応も良かったです。式の中でも印象的なプログラムの1つとなりました。(つっつーさん)

Kさん

恥ずかしかったし、花嫁の手紙と内容がかぶらないよう考えるのが大変だった。だけど親にすごく喜んでもらえたし、こんな機会でもないと一生手紙を書くことなんてないと思うのでやっぱり書いて良かったと思う。手紙を書くことで親への感謝の気持ちが芽生えました。(Kさん)

陽平さん

両親が泣いて喜んでくれたし、会場がすごく盛り上がった。二次会で「手紙感動したよ」と先輩や友人にたくさん言われて恥ずかしかったけれど、新郎が手紙を読むことが少ないので自分は読んで良かったと思う。(陽平さん)

花嫁や親はどう感じた?ゲストの反応は?

彼や息子からの初めての手紙に涙する人も

親も感動

隣で見守っていた花嫁や、手紙を聞いていた親からは「感動した」「涙が出た」のコメントが多く寄せられた。普段手紙を読むようなキャラクターではない新郎ほど、サプライズの手紙に驚いてゲストは感動するようだ。また「彼の優しい一面をみんなに知ってもらえてうれしかった」という花嫁や花婿の母親からの声も。手紙を読むことで花婿の内面をゲストに深く知ってもらえていた。

花婿の手紙に感動しました

容子さん

「なかなか手紙を読む機会もないから書いてみたら?」と私から彼に勧めました。自分が読む前に彼の手紙を聞いて感動したし、心の準備ができて、落ち着いて読むことができました。(容子さん)

ゆゆゆさん

彼が手紙の最初で「泣きます!」と宣言していたので、終始皆さまが笑顔で見守ってくださり、新郎が泣きすぎて声が裏返ってしまったところでは笑いが起きて結婚式の名場面1位に(笑)。でも新郎の感謝の気持ちがしっかりと伝わる内容で、彼の親ごさんも嬉しそうだったので、よかったなぁと思います。(ゆゆゆさん)

花婿の母

息子が手紙を読むなんて驚いたし、中学生の頃大げんかしたことも覚えていたんだなとしみじみ当時を思い出しました。結婚式で堂々と手紙を読む立派な姿を見て、涙が止まりませんでした。(しいなさん)

花婿の母

結婚式は花嫁さんが主役だと思っていたので、突然息子が手紙を読み始めてびっくりしました。優しい息子らしく短いけれど温かい手紙で、ずっと大切にしたいです。夫も泣いていました。(ゆめさん)

From 編集部

これからの決意を伝えて、手紙を手渡して

思い出話や家族への感謝を伝えることが多い花嫁の手紙。花婿の手紙はそれに加えてこれからの決意を感じさせる内容にすると、より家族やゲストに結婚への思いが伝わるはず。息子や彼から手紙をもらう機会はなかなかないので、式後はきれいに清書して親や彼女に手渡そう。宝物としてずっと大切にしてくれるはず。

構成・文/竹本紗梨 イラスト/ こつじゆい
※掲載されている情報は2019年8月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは、2019年6月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー98人が回答したアンケートおよび、過去2年以内に結婚した20~40代の男性103人、女性103人が回答したマクロミル調査によるものです

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