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お金・常識
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彼の収入知ってる? 式準備の今こそ“打ち明けチャンス”

結婚式資金や新居の準備など、結婚を決めたふたりはお金について話し合う機会も増えるはず。そんなときに彼の収入を知っていると、計画を立てやすくなります。もちろん式後の将来設計にもお金の話は不可欠。結婚式準備をしている今こそ、彼の収入を知る絶好のチャンスです。

Q.彼の収入、知っている?

A.結婚前から知っているのは、7割

がま口の形の円グラフ

卒花さんに聞きました。「結婚前から知っている」人は7割と、大半の人が彼の収入を早い時期から把握。結婚前に知らなかった人は3割。そのうち、「結婚前も今も知らない人」は、少数ながら存在している。

Q.彼の収入、どうやって知ったの?

A.約半数が恋人時代から収入を話題に!

がま口の形の円グラフ

「結婚が決まる前から収入について話していた」人は46%と、約半数。次いで「結婚を機に彼から教えてくれた」人は37%。その方法は、「口答で教えてくれた」「給与明細を見せてくれた」「預金通帳を渡してくれた」など。思い切って「結婚を機に女性から聞いてみた」人も。

Q.結婚前に彼の収入を知らなかった人に聞きます。知らなかったのはなぜ?

A.4割が「聞きにくい……」

花嫁が棒グラフになっている、彼の収入を知らない理由のグラフイラスト

結婚前に彼の収入を知らなかった人のうち、4割が「知っておくべきだが聞きにくい」と回答。
「結婚前にそこまで踏み込むべきか分からなかった」
「生々しすぎてお金の話はしにくい」
「鬼嫁みたいに思われそうで……」という意見も。
「聞いたが教えてくれない」人を含めると、半数が「結婚前に彼の収入を知りたい」ことが判明。

一方で、「お金に困ってなさそうなので気にならない」人もいる。
「私も教えたくないので聞いていない」
「財布を別々にしているので知らなくても構わない。頼りすぎたくない」
「彼の方が金銭感覚が優れているのでお任せ」
「生活費をもらえれば十分」などの意見もあった。

彼の収入を知らないと、手探りの人生になることも

箱の中に手を入れて、「不安要素」を探り探りするふたり

彼の収入を知らなかったため、結婚式や新生活に掛ける予算が読めなかったり、ストレスを招いたり。失敗や不安を抱えている人もいる。

【どんぶり勘定でモヤモヤ……】
「身の丈に合わない家賃の新居を選んでしまった……」
「どれぐらいの規模の結婚式を挙げられるか分からなかった」
「遊びに出掛ける頻度、どれぐらい贅沢をしていいのか目安を立てられなかった」

【将来が不安……】
「いつもおごってくれるから高収入なのかと思ったら、あるだけ使うタイプだった!」
「子どもを生みたい時期やマイホームについて具体的な話し合いができずに、ストレスがたまった」
「今は困らないけれど、将来、子どもを授かったら困りそう……」など。

彼の収入うまいこと聞きました

花嫁イラスト

結婚後に、自分が正社員で働くかパートにするか悩むふりをして、さりげなく聞いた。(まる子さん)

花嫁さん笑顔

同居スタート時、どれぐらいの家賃にするか話し合う中で、お互いの収入を明かした。(Judyさん)

花嫁さん後ろ姿

「ライフプランニングの相談窓口に行きたい」と彼から提案があり、その資料としてふたりの収入を開示することになった。なので、プロに将来設計を聞く機会をつくるといいかも。(瑠璃さん)

花嫁さん白無垢で笑顔

ふるさと納税を始める際に、彼から源泉徴収票を見せてくれたので、収入を知るきっかけになった。(りしゅさん)

花嫁イラスト

ボーナスが入ったときなど、懐が温かいタイミングにそれとなく聞いてみると答えてもらいやすくなると思う。(K.Sさん)

彼の収入を知って、人生設計図を伸び伸び描こう!

黒板に未来を描くふたり

彼の収入を知っているから、結婚式やハネムーンを計画的に実行できたり、老後まで見据えることができたり。視界良好になったというコメントがたくさん!

【やりたいことを叶えられた!】
「互いの収入を打ち明けてから、目標貯蓄額を決めて、1年で結婚式資金を貯めることができた」
「予算内で満足のいく結婚式を挙げて、ハネムーンにも行けた」
「収入額、貯畜額をふたりで把握することで、家賃など新生活の計画を立てられた」
「コツコツ老後の貯蓄もすることになった」

【意識が高まった!】
「私も頑張って働かなくちゃ! と覚悟ができた」
「信頼感が高まった」
「お互いに収入や貯蓄額を知ったことで、無駄使いをしないようになった」
「お小遣い制にしたが、収入を知っているので不満なくできている」
「彼の借金が判明してから、ふたりで返済。彼がお金に責任感を持つようになった」など。

お金のプロに聞きました!「夢を叶える一歩は収入打ち明けから」

経済ジャーナリスト・酒井富士子さんは、ふたりの収入や貯蓄額をオープンにすることを勧める。

──それはなぜですか?
子どものことやマイホーム、仕事、趣味など、結婚後の叶えたい夢はたくさんあると思います。ただ実現にはお金が必要で、短期間に貯蓄をするのは困難です。夢を叶えるには長い目で計画することが大事。ふたりの収入が分からなければ計画は立てられません。

──収入を打ち明けるタイミングは?
結婚が決まったときや同居するときがいいでしょう。「1年でいくら貯めよう!」と目標設定。3カ月に1回ぐらい、ふたりで貯蓄額をチェックするとやる気が高まります。奨学金などの返済額も共有すれば気が楽になります。

──お財布が別々の夫婦は?
それぞれが決まった額を家庭に入れて残金は自由に使える場合も、それぞれの貯蓄額は一緒に決めましょう。相手が貯蓄をしていると思ったのにしていなかった!……ということもあります。

From 編集部

収入をオープン、一歩進んだ関係に

互いに収入や貯蓄額をオープンにし、生活に欠かせないお金のことを共有することで一歩進んだふたりの関係を築けるはず。もちろん、お金に対する考え方は人それぞれ。「相手の収入を知らなくても問題ない」という人もいるでしょう。自分が納得のいく、安心できる方法を考えてみて。

酒井先生のお顔写真
Profile

酒井富士子さん 経済ジャーナリスト・FP

株式会社回遊舎代表取締役。上智大学卒業。日経ホーム出版社に入社し『日経ウーマン』『日経マネー』副編集長歴任後、リクルート入社。『あるじゃん』『赤すぐ』副編集長を経て、2003年から現職。

構成・文/千谷文子 イラスト/てぶくろ星人
※掲載されている情報は2019年8月時点のものです
※記事内のコメントは、2019年6月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー102人と、2年以内に結婚式を挙げた103人が回答したマクロミル調査によるものです

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