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早めに子どもが欲しいふたりに。「子育て目線」新居探しポイント

結婚するカップルが部屋を探すときの希望条件は「ふたりが通勤しやすい場所で」などたくさん。さらに早めに子どもが欲しいふたりは「子育て目線」で選ぶことも重要に。そこで、先輩花嫁の部屋探し体験談と共に、住まい探しをサポートする『SUUMO』の編集長・池本洋一さんのアドバイスを紹介します。

Part1「住む街」を選ぶときのポイントは?

ズバリ、保育園に入れるかどうかが大問題!

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妊娠&子育て中のママに「住む街」を選ぶときのポイントについてアンケートを実施。ココを見落として「シマッタ!」・ココを見ておいて「ヨカッタ!」と思ったことを聞いていくと、やはり「保育園」問題を挙げる人が多いようです。

他にも医療費など「自治体の制度」、医療機関やショップなど「周辺環境」をよく調べるべきだった、または調べて良かったという声が寄せられました。

ココを見落として「シマッタ」

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始発駅、駅近、大型ショッピングモールに近く、静かな環境という点が気に入って決めたけれど、近くに大きなマンションが3棟もあって保育園激戦区というのは想定外でした。(梨菜さん・妊娠中)

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道路一本隔てた隣の市は、小学生までの医療費が無料になるということを後から知りました。子どもが生まれたら医療費もばかにならないと思うと、隣の市で探せばよかったと大後悔。(R.Yさん・妊娠中)

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急な坂道の上に建っているので、ベビーカーで移動するときなど、ちょっと心配。(ゆかりさん・ママ3カ月)

通勤のしやすさ、病院への行きやすさも大事

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ココを見ておいて「ヨカッタ」

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希望の駅より電車で15分遠くなったけれど始発駅にして良かった。つわりでつらい中、朝だけでもラクに通勤できました。(梨菜さん・妊娠中)

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小児科、薬屋が近くにある所にして良かった。抱っこして歩いていける距離なので、余分な荷物も少なく、パッと病院に行けます。コンビニも近くにあるので、散歩や夕飯の買い足しがしやすいです。(おもちさん・ママ7カ月)

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子育て支援センターや小児科、皮膚科が近い場所。そのような場所には、スーパーやドラッグストアも充実しています。同じような世代の人もたくさん住んでいて正解でした。(ちかさん・ママ1年4カ月)

池本さんに聞く「住む街」選びはここをチェック!

共働きが増えている今、最も切実なのが「保育園への入りやすさ」と池本さん。よく耳にする待機児童数が気になるところですが、「それよりも『新規入園決定率』をチェック。これは認可保育園に申し込んだ児童数に対し、実際に入園できた児童数の割合を示したものなので、総人口数の違う自治体でも比較できます」。例えば東京23区の新規入園決定率は、WEBサイト『SUUMO』の「保育しやすい街の選び方」などで調べられます。

他にもチェックしたい項目はたくさん。「例えば小学生までの医療費が無料の所、高額な認可外保育施設に入る場合に助成金が出る所など、市区町村ごとにさまざまな取り組みをしています。『○○市 保育 魅力』などで検索してみるといいでしょう。

また、実家が通勤圏内なら「親の近くに住んで親のサポートを受けることも考えてみては。職住近接より『育住』近接の方が、保育園の送り迎えの負担が少なくて済みます」

Part2「物件」を選ぶときのポイントは?

エレベーターがあるとないでは大違い!

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妊娠中のプレママ、子育て中のママとも最も多かったのが「エレベーター付きの物件にしなくて失敗した・して良かった」という声。妊娠後期になると足元が見えなくて怖い、さらに出産後はベビーカーでの移動に苦労する、という声が寄せられました。次に多かったのは、子育て中の「音」の問題。他に「浴室・脱衣所の広さ」についても多くのコメントが!

ココを見落として「シマッタ」

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最上階にこだわって3階建ての3階にしましたが、エレベーターがなく、ベビーカーでの移動にひと苦労。泣く娘を抱っこして部屋に入れて、また階段を下りてベビーカーを取りに行かなければなりません。(にっしーさん・ママ6カ月)

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お風呂の脱衣所が狭くて失敗。ひとりでお風呂に入れるとき、赤ちゃんをそこで寝かせて待たせているのですが、狭くて着替えやおむつ替えがしにくいです。(まあちゃんさん・ママ1カ月)

「和室があると便利!」の声も多数

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ココを見ておいて「ヨカッタ」

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独身の時には避けていた「和室あり」の物件にしましたが、これが大正解。ハイハイの時期は畳で遊べるし、和室で布団で寝かせているので、ベッドより安心です。(ちかさん・ママ1年4カ月)

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アパートなのですが1階で良かった。おなかが大きかったり、子どもがいると階段は大変そう。その代わり、セキュリティーシステムがしっかりしているところを選びました。(あかずきんさん・妊娠中)

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ファミリー層が多く住む物件にして良かった。子どもが大きな泣き声を上げても、周囲の理解を得られそうで気がラクです。(ゆかりさん・ママ3カ月)

池本さんに聞く「物件」選びはここをチェック!

ベビーカーでの移動を考えると「エレベーターはあるに越したことはありません」と池本さん。1階にベビーカー置き場のある物件もありますが、それでも子どもと荷物を抱えての移動は大変なので、こだわって選びたいところです。

音の問題は「アパートよりはマンションの方が響きにくい構造となっていますが、音は受ける側の立場によっても変わるもの。単身者が多く住む物件より、子育て家族の多い物件の方が理解を得やすい傾向にあるので、その点も確認しましょう」。

子育て家族には入浴問題も。「夫婦で協力するのが時間的に難しい場合、脱衣所の広さ、浴室暖房乾燥機の有無もチェックしましょう」。また、浴室以外の温度環境も重要。「基本的に1階は床から冷え、最上階は屋根の熱の影響を受けやすいので、子育て家族には、それ以外の『中住戸』がオススメです」

From 編集部

新居探しのときは子育ての先輩に相談を

妊娠中や子育て中の生活がどのように変わるのかは、妊娠前には想像がつかないことも多いもの。だから、早めに子どもが欲しいと考えているなら、新居探しのときは、身近にいる先輩ママにも相談してみて。さらに情報誌やWEBサイトなどでもたくさん情報を集めて、快適な妊娠&子育てライフが送れる部屋を見つけましょう。

ike
Profile

池本洋一さん SUUMO編集長

不動産・住宅サイト『SUUMO』の編集長。メディアを通じて、住まい領域のトレンド発信を行う。

取材・文/前川ミチコ 取材協力/リクルート住まいカンパニー
*記事内のデータならびにコメントは2018年2月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー95人が回答したアンケートおよび、妊娠・子育て中の既婚女性103人が回答したマクロミル調査によるものです。
*掲載されている情報は2018年4月現在のものです

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