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花嫁の手紙・謝辞の最終確認! 「NGワードは入ってない?」

結婚式では、使ってはいけない言葉があるのを知っていますか? 今回は花嫁の手紙と新郎の謝辞で使う言葉について、なぜNGなのか、その理由とともに結婚式ならではの「忌み言葉」をマナーデザイナー・岩下宣子先生に教えていただきました。

結婚式の「忌み言葉」とは?

使ってはいけないNGワードのこと

イラスト1

冠婚葬祭の場にはそれぞれ「忌み言葉」と呼ばれる使ってはいけない言葉があります。結婚式の場合は主に、おめでたい場にふさわしくない「不吉・不幸を連想させる言葉」、そして「結婚生活の終了を連想させる言葉」、さらに結婚は何度も繰り返すものではないことから、同じ言葉を2度繰り返す「重ね言葉」も避けるものとされています。

全部見つけられる? NGワードを探してみよう

花嫁の手紙編

花嫁の手紙の文例テスト
花嫁の手紙の文例テスト解答

岩下宣子先生からのアドバイス

「終わる」は別れを連想させる忌み言葉。ここは「部活に打ち込み毎日遅かった私を」と言い換えられます。「負けて」は不吉な言葉なので「試合に勝てず」として、結果を変えずに言い方だけを変えればOK。

「離れる」も別れを連想させるので「実家でずっと暮らしていた」に。「毎日毎日」の重ね言葉は「毎日」とするだけで十分伝わります。「冷める」も不穏な結婚生活を連想させるため「家族の心を温めてくれるような」などに言い換えましょう。

新郎の謝辞編

新郎謝辞文例クイズ
新郎謝辞文例クイズ解答

岩下宣子先生からのアドバイス

「切る」は縁を切る、別れを連想させる代表的な忌み言葉です。「スタートラインを踏み出す」と言い換えるとよいでしょう。「忘れる」も避けた方がよい表現です。「いつまでも心にとどめ」などの言い回しに。「ますます」は使ってしまいがちですが重ね言葉なので「さらに」「一層」などに言い換えを。

「短い」は不吉・不幸を連想させる言葉として避けるのが無難なので「つかの間の時間」とするのはいかがでしょうか。「重ねて」も重ね言葉と同様に避けるべき表現なので「あらためて」「心より」に。

結婚式のNGワードを一気にチェック!

ここでは、代表的な忌み言葉を3つのタイプ別にご紹介。

【タイプ1】別れを連想させるワード

終わる
別れる
切れる
去る
帰る
流れる
冷える
離れる
薄い
浅い
短い など

前向きな意味で使う場合も、避けておくのが安心。

【タイプ2】不吉・不幸を連想させるワード

終わる
壊れる
崩れる
負ける
捨てる
倒れる
滅びる
消える
忘れる
嫌い など

読み上げるときに口走ってしまわないよう気をつけて!

【タイプ3】重ね言葉

重ね重ね
重ねて
くれぐれも
いろいろ
近々
またまた
次々
たびたび
しばしば
いよいよ
ますます
毎日毎日 など

From 編集部

NGワードを避けてゲストへ気持ちを届けよう

もし、忌み言葉に該当するか判断に迷う言葉があれば、別の言い回しを探して使用を避けるのが無難。聞く人をモヤモヤさせることなく、新郎新婦が心を込めて紡いだ言葉がまっすぐゲストの心に届きますように。

岩下先生画像
Profile

岩下宣子さん マナーデザイナー

現代礼法研究所主宰。NPO法人マナー教育サポート協会理事長。企業をはじめ、学校、商工会議所、公共団体などへのマナー指導や講演を行う。執筆活動にも取り組み、マナーに関する多数の著書を持つ。

取材・文/田中英代 イラスト/高篠裕子 監修/岩下宣子(現代礼法研究所)
※掲載されている情報は2018年3月時点のものです

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