ゼクシィ夜の★相談室[32]今さら、女な部分を見せるのが恥ずかしい……
実は、夫婦の約4割がセックスレスといわれる日本(※)。新婚の時期は「私たちはまだ大丈夫」と予防策を取らない人が多いけれど、困ってからでは時すでに遅し! そこでこの連載では、夫婦の夜のお悩みを「ラブライフアドバイザーOliviA先生」が丁寧に解決していきます。
男と女の関係でいたいけど……
「彼からはこれからもずっと[女]として見てほしいと思っているけれど、結婚して一緒に住んでからは何だかダラけてしまって(汗)男と女って感じがしないんです。なんか今さらセクシーな雰囲気も出しづらいし……。あからさまじゃなく、自然にアピールして、彼に女を意識させちゃう方法を教えてください!」(ユカさん/契約社員・結婚1年目)
教えてOliviA先生!
夫婦間における[セクシー]って?
付き合いたての恋人同士なら、分かりやすいエロチックなものが効果的ですが、結婚して夫婦になると、エロではなく女性らしさや優しさに欲情しやすくなってきます。お色気系の作戦ではなく、女らしさを日常の延長線上で出していくことが、抱きたいにつながっていくんです。
POINT.1 日常でできる「女らしさ」見せ3パターン
触りたくなる肌感、見えそうで見えない露出感、不意に触れる肌etc. 日常の中にだって女らしさを感じさせるポイントがたくさん。ちょっとした行動の変化で、あなたの女性らしさを彼に意識させることができますよ。
[1]触りたくなる☆もっちりつるすべ肌に
女性ならではの魅力はやっぱり、滑らかできめ細やかな、もちもち肌。夫婦であっても、この女性らしいもっちり肌をキープしておくことは、女を感じさせるには不可欠。美しくプリッとした肌は、同じ女性であっても思わず触りたくなってしまいますから、男性ならなおさら! カサカサ肌や荒れた肌も、きちんとお手入れをすることで磨かれますから、ぜひ触られボディを目指して。ほっぺた、二の腕、太ももなど、ぷにぷにして触りたくなりそうな部分は特に念入りに。
[2]見せ過ぎず、パーツをチラ見せでドキっ♪
付き合っていた頃は、服を脱ぐことや裸に恥じらいを感じていたのに、今や平気で下着姿で家の中を歩いているなんてことはないですか? 心当たりのある人は要注意! 多くの男性はもろ見せされるより、見えそうで見えないちら見えが大好き。胸チラ、脚チラ、お尻チラできる服で女性らしく隙を見せるのが◎。
パーツだけでなく女性らしい体の曲線も、実はナチュラルに女をアピールするポイント。ぴったりしたニットを着て布を1枚挟むことで、そのまま見せるよりも、より女らしさがUP。外で着るのはちょっと恥ずかしくても、おうちなら抵抗なく着れるから、ダボダボの部屋着ばかり着ずに、たまにはぴったりしたタイトな部屋着で、女性らしいボディラインをアピールしてみて。
[3]直接体に触れる機会をつくる
直接、肌と肌に触れるのは少しどきっとして、女を感じるもの。とはいってもいきなり触ってというのも不自然ですから、彼が自然とあなたの肌に触れられるように誘導して。例えば、「塗りたいんだけど手が届かない~」と、オイルやボディクリームを彼に塗ってもらったり、ワンピースのファスナーを「ちょっと閉めるの手伝って~」とお願いして、背中に触れさせるのも一つの手。
逆にこちらから触れる場合は、寝る時にベッドでぎゅーっと手をつないでみる。いきなり彼の性器をまさぐるなどはやり過ぎですが、これくらいなら「あれ?今日どうしたのかな?」「ちょっといつもと違うな」と可愛らしさを感じさせることができると思いますよ。
POINT.2 彼のことをもっとよく知ろう
彼ってどんなセクシーが好きなんだろう……?どんなところに欲情するのかな……? これって意外と知らない人も多いのでは? 彼にいきなり聞くのが恥ずかしいなら、例えば「私のパーツでどこが好き?」とか「私の下着でどれが好き?」って聞いてみて。色は?肌触りは?デザインは? こっちよりもこっちなんだ、実はこれが好きだったんだ!と新たな発見があるはず。
大切なのはパートナーがどんなことに女らしさやセクシーを感じるかを知ること。それにはやっぱりコミュニケーションが不可欠です。
もちろん自分自身で、女性らしさが出ているかかかえりみるのも大事。結婚した後でもお互い異性として意識していきたいなら「男と女でありたいな」と思って意識して、行動することが、今後の夫婦生活がうまくいく秘訣(ひけつ)だと思います。
OliviA ラブライフアドバイザー/夫婦コミュニケーションアドバイザー/アロマセラピスト
「世の中をご機嫌な女性でいっぱいにする」をテーマに、2007年からラブライフアドバイザーとして全国各地で講座やイベントを開講。TV、ラジオ、書籍、雑誌、WEBメディアなどに多数出演し、男女・夫婦のラブライフに関わる情報を日々発信中。近年では台湾・マカオなどのアジアにも進出し、活動の拠点を広げている。
構成・文/滝 紀子 イラスト/mio.matsumoto
※掲載されている情報は2018年2月時点のものです
(※)データ出典:日本家族計画協会「男女の生活と意識に関する調査」2014、相模ゴム工業株式会社「ニッポンのセックス 」2013
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