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ホメ言葉「3つのS」で、デキる夫を育てよう!

一緒に暮らし始めたら、彼の生活習慣や家事スキルなど、思いもしなかったことが目に付くように。彼に注意したら逆に機嫌を損ねてしまって、関係がぎくしゃくなんてことない? そんな新妻のお悩みを解決する魔法の言葉を、「日本ほめる達人協会」の松本秀男さんに教えてもらいました。ずっと仲良しでいられるように、今日から実践してみて!

妻が【3つのS】を言い続けると、夫は成長する!

すごい

人は誰でもダメ出しばかりされると、相手に拒否感を持つように。逆にできていることをほめられると、ダメなところを改善しようとします。「ほめる」とは、「相手の価値を見つけ、それを伝えること」。夫婦でも、家事や仕事など日々当たり前にしていることに感謝して、相手に伝えるコミュニケーションが大切です。

「実は妻が夫に言うと、必ず夫が変わってくる言葉があります。それは『すごい』『さすが』『すばらしい』の【3つのS】。妻が『応援してるよ!』という姿勢で夫に接していると、『妻の期待に応えたい』という気持ちが夫に芽生えてきます。」(松本さん)

そこで今回は、アンケートで判明した「夫に対するお悩み」TOP5を紹介して、夫への接し方をレクチャーします!

「彼の生活習慣を直したい」なら、できているときが肝心!

少ないね

妻が夫に改善してほしいこと第1位は、「生活習慣(飲酒、喫煙、運動不足など)」(45人/93人中)。

「たばこ、パチンコ、夜お風呂に入らない。注意してもまた元通り」(つむぎさん)
「飲み過ぎを直してほしい! でも責めてると言われていつもケンカに」(ゆいさん)
「夜更かしや暴飲暴食を注意すると機嫌が悪くなるので、『それ〇〇だと思うんだけど~』と穏やかに何度も言ったのですが、彼から後で意味が分からなかったと言われました」(智穂さん)

ほめる達人的には、こんなときどうする??

【ほめ達テク1】ダメ出しせず、肯定する言葉を掛けてみる

「たばこは体に悪いからやめて!」「飲み過ぎはよくない」など、妻の言うことは正論。間違っていないからこそ夫は素直に聞けないのです。こんなときは、発想の転換が大事。「今日たばこの本数少ないね、すごいじゃん!」「あ、今日はビール2缶?」と、できたときにすかさずほめましょう。そうすると、夫は気持ちが上向きに。
できていないときはダメ出しをグッと我慢。そのうちにほめる回数が増えてきます。(松本さん)

「ふたりの時間をつくってほしい」なら「楽しい!」を伝えて

うれしい

第2位は「ふたりの時間をもっと多くつくってほしい」(21人/93人中)。

「仕事が忙しい彼。せめて日曜日くらいは一日休んで一緒にいる時間をつくってほしい」(azusaさん)
「休日に家にいるとずっとネットやゲーム。少しはこっちを向いて話してほしいけど、伝えられていません」(かなさん)

結婚するとふたりでいることが日常とはいえ、これじゃ寂しい! 解決方法はある?

【ほめ達テク2】まず自分が恋愛モードに戻ってみる!

ふたりの時間をつくることに彼が積極的でないときは、ふたりでいるときのあなたのリアクションがポイントに。「ふたりで出掛けられてうれしい!」「ふたりで話すのって楽しいね~」と、自ら恋愛モードに戻って彼と一緒にいられる喜びをしっかりと伝えてみましょう。人は大切な人に貢献したいという欲求があるので、「俺といるのそんなに楽しいんだ」と気付くと「またふたりの時間をつくろう」と思ってくれます。(松本さん)

「家事を積極的にやってほしい」ときは「おしい~」が効果的

おしい

第3位は「家事を積極的にやってほしい」(17人/93人中)。

「夫は家事を『たくさんやってる』と思い込んでいる。『これもやって』と言っても、やるのはそのときだけ。彼はゴミが散乱していても気にならないみたい……」(ふじさんさん)
「『やらない方がいいよね』と忙しそうな私を見てヒヨるのはやめてほしい」(ゆんさん)

家事スキルは低いけど言うと険悪になるし、ちょっと面倒~。達人助けて~!

【ほめ達テク3】まずは小さな頼み事をしてステップアップを

まずは「ゴミ拾ってくれる?」など小さな頼み事から始めましょう。できたらすかさずに「ありがとう!」と伝えて。そうすると夫は自分が役立っていると気付き、やってくれるように。その次は食器洗いなどハイレベルな家事に挑戦。できたら必ず「助かる~」「さすが」とほめます。改善点があるなら「おしい~! ここができたら完璧なの」と明るく笑顔で言ってみて。やり方が雑なら「やるのが早い」、時間がかかるなら「丁寧にやってくれた」とほめ言葉に変換すると、相手のやる気もアップします。(松本さん)

「不機嫌な態度を直してほしい」ときは、平常心と共感がカギ

おかえり

第4位は「すぐに不機嫌な態度になるのはやめてほしい」(12人/93人中)。

「不機嫌になる回数が多過ぎて、機嫌を取ったり伺ったりするのが疲れる」(むぅさん)
「何が引き金になって不機嫌になるのか分からず、面倒。不機嫌になるのが嫌と言ったら余計に不機嫌になってしまい、それからは言わないようにしている」(Y.I.さん)

不機嫌な人に注意しても火に油。これって対処法はあるの?

【ほめ達テク4】自分は自分、夫への対峙(たいじ)の仕方を決めておく

夫の機嫌がよくても悪くても、いつものテンションを保って相手に左右されないようにしましょう。「人間関係は鏡、鏡は先に笑わない」という格言の通り、感情は連鎖しやすいもの。平常心で接することで、相手も落ち着いてきます。
自分に余裕があるときは、不機嫌の理由を探してあげて。心身が疲れているなら共感してあげる、いつもと違う様子なら「何かあったの?」と声掛けを。男性は自分から「聞いて」とは言えない性分。妻だからこそ話せることがあります。(松本さん)

「身なりに気を配ってほしい」ときこそ、ほめるが大正解!

似合う

第5位は「もう少しファッションや身だしなみに気を配ってほしい」(11人/93人中)。

「もう少しオシャレにしてほしい。彼に言ったら『欲しいのがあったら買う』とはぐらかされた」(miyukiさん)
「平日はスーツ、休日も同じ服ばかり。いろんな服を着て普段と違う姿を見たい」(いくちゃんさん)

「彼にはいつまでもステキな姿でいてほしい」という女心、なかなか伝わりません……。

【ほめ達テク5】「その服似合う!」と声を掛けて、夫のセンスを育てよう

男性同士は身なりについてほめ合うという習慣がないので、女性に比べセンスを磨く機会に恵まれていません。「今日のネクタイ似合うね」「そのTシャツ、センスいいじゃん!」「髪の長さそのくらいがいい!」と、夫の身なりをほめ続けてください。夫は「これが似合うんだ」「オシャレに見えるんだ」とだんだんセンスを身に付けてきます。数年立つとスタイリッシュな夫が完成してるかも?! これぞ、妻の腕の見せどころです。(松本さん)

From 編集部

言われるとうれしい言葉を見つけて、ほめ上手に!

「すごい」「さすが」「すばらしい」の【3つのS】以外にも、ほめ言葉はたくさん。あなたの夫が言われるとうれしい言葉を見つけて、それを口に出して伝えてみて。夫婦は日々の幸せを目指す最小単位のチーム。お互いをほめる習慣を身に付けて、いつまでも仲良し夫婦に!

理事
Profile

松本秀男さん 一般社団法人 日本ほめる達人協会
専務理事

有名歌手マネージャー、外資系損保会社のトップ営業、社内トレーナー、企画マネージャーなどを経験。一人一人の心に火を灯し、組織を動かして業績を上げ、家庭まで元気にする「ほめる達人」として、リーダーシップ研修やチームビルディング、ほめる営業力強化など数々の企業研修で活躍中。著書に「ほめる人ほど、なぜ、出世が早い?」(三笠書房)。

日本ほめる達人協会 http://www.hometatsu.jp/

構成・文/稲垣幸子 イラスト/泰間敬視
※掲載されている情報は2017年10月時点のものです
※記事内のデータ並びにコメントは、2017年9月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー93人が回答したアンケートによるものです

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