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結婚式スタイル
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【実例】日本の魅力、再発見ウエディング in瀬戸内海

瀬戸内海の小さな島、大三島で挙げた結婚式。新婦が父と小型船で登場し、ゲストがビーチで迎えるシーン

自由な挙式スタイルを紹介するMOOK『ゼクシィSPARK!』メンバーの一人である花嫁が、自らの結婚式をプランニング。まずは「日本らしい結婚式を挙げたいけれど、それって神前式?」→「きっとそれだけじゃない……」→「日本は美しい島国」と発想。そして、日本の美しさが伝わるようなウエディングをイチからつくり上げることに挑戦した。どんなふうに準備し、どんな結婚式になったのか、そのドキュメンタリーをお届け。

瀬戸内海の小さな島、大三島・台(うてな)海水浴場で開かれたウエディング。新婦が父と一緒に小型船で登場すると、ゲストはフラッグを振って浜で迎えた。初夏の潮風が心地よいオープニングに

【準備】5W1Hから発想し〈理想を伝える〉から始めた

建築デザイナーを始め、パワフルな仲間たちと実行委員会を結成。写真はハンモックに座るふたりが、建築デザイナーの案内するパソコン画面を見ているところ
トラックに緑の木々がてんこ盛り。式前日、スタッフたちは装花用に島の木々を刈り取る作業を行った。手入れが行き届かない山奥の木を使わせてもらうことで、コストを抑えられた
式当日の午前中、ビーチに備え付けた柱に電飾などをセッティングするスタッフ。テーブルには農家から仕入れたレモンを飾って

「美しい島国である日本らしい結婚式とは?」。

まずふたりは、5W1H(なぜ、いつ、どこで、誰と、何を、どんなふうに)をキーワードに書き出してみた。思い浮かんだのは、新婦のふるさとでもある瀬戸内海の穏やかな海や、何度も訪れた大三島の景色、心地よい風を感じ、地元のおいしい食材でもてなしたいという気持ち。さらに「島の人たちと共につくる結婚式ができたら……」「式後もつながっていく何かが生まれるかも……」とイメージが膨らんだ。

これをどうやって表現するのか。準備期間は半年間。周囲に結婚式の理想を話すと、建築デザイナー、DIYウエディングをサポートするプランナー、フォトグラファー……と仲間が集まり、東京で実行委員会が結成! さらには、挙式会場となった大三島をたびたび訪問してビラも配った。大好きな島で式を挙げること、ゲストに瀬戸内ファンになってもらいたいこと、そして古材提供など力を貸してほしいことを訴えると、見ず知らずの島の人が手を挙げてくれた。こうして結婚式をサポートしてくれるスタッフが、東京と大三島で誕生した。

★写真1枚目:建築デザイナーをはじめ、パワフルな仲間たちと実行委員会を結成。中心メンバーの打ち合わせは、半年間で約10回 ★写真2枚目:式前日、スタッフたちは装花用に島の木々を刈り取る作業を行った。手入れが行き届かない山奥の木を使わせてもらうことで、コストも抑えられた ★写真3枚目:式前々日、傾斜のある砂浜に、安定感があり景観に溶け込む建築物をプロが完成させてくれた。当日朝には自分たちで電飾などセッティング。テーブルには農家から仕入れたレモンを飾った

【ゆらぐ】いよいよ当日! 瀬戸内の自然を感じる演出やおもてなし

船で登場する父と娘。ビーチで待つゲストに大きく手を振っている
プロによってしつらえたウエディング会場。複数の柱をケーブルで結び、電飾やファブリックを飾った。海側を中心に、陸に向かって放射状にテーブルをセッティング
長テーブルは、波のように揺らぐように設計

挙式当日、瀬戸内海に浮かぶ大三島に、北海道、東京、鹿児島、ミャンマーからゲスト89名がやってきた。初夏の爽やかな海も、吹き渡る風も、優しく“ゆらぐ”日本の景色。リラックスするみんなが大小の島々を眺めていると、小型船に乗り込んだ新婦と父が登場! 大きく手を振りながら浜に上陸し、全員に囲まれて人前式を執り行った。

続くパーティは、直線ではなく、まるで波のように“ゆらぐ”テーブルを囲んで。これは、対面の人と話をしつつ海を眺め、その隣の人にも目が届いて会話が生まれるという仕掛け。「式後は、島の皆さんや必要な人が使えるように」とテーブルを折り畳み式にして保管することに。

さらに一人一人が使った愛媛の伝統工芸・砥部焼のカップや卓上に飾ったレモンは引出物にし、その日限りで終わるのではなく、できる限り後々も使える配慮を。環境に優しいウエディングも実現できた。

★写真1枚目:船で登場する父と娘。浜で待つゲストに大きな笑顔で手を振って。船頭は、結婚式の計画から島の方への声掛け、当日の運営までサポートしてくれた、島でミカン農家などを営む林さん ★写真2枚目:プロによって海水浴場にしつらえた会場。ファブリックが揺れて風を感じる設計 ★写真3枚目:建築チームが考案した、海側から放射状に“ゆらぐ”長テーブル

【つながり】ウエディングが新しい出会いを生んだ

三角の柱を立てたスポットにふたりが立ち、周囲をゲストが囲んで乾杯。新郎新婦、ゲスト、スタッフ、地元の人たちが自由に交流できるよう、あえて高砂席は設けなかった
島の旅館が作ってくれた、島で捕れた天然ダイのタイ飯
お開き後、東京と大三島のスタッフ陣に感謝のあいさつ

準備中、東京でも大三島でも、ふたりをサポートするスタッフがどんどん増えていき、ウエディングという一つのものをみんなでつくり上げるうちに、スタッフたちはかけがえのない仲間になっていった。

挙式当日は、親も友人も入り交じって、島ウエディングを楽しんだ。島の住民が祝福に駆け付け「大三島で挙げてくれてありがとう!」と、畑から摘んだ花束をプレゼントしてくれたシーンも。

そして、ゲストのほとんどは大三島を初めて訪れた人ばかり。ウエディングをきっかけに瀬戸内の魅力に惹かれ、プライベートの旅で再訪する人もいるかもしれない。

こうしてふたりの島ウエディングは、新しいつながりも生んだ。

★写真1枚目:三角の柱を立てたスポットにふたりが立ち、ゲストが囲んで乾杯。新郎新婦、ゲスト、スタッフ、地元の人たちが自由に交流できるよう、高砂席は設けなかった ★写真2枚目:島の旅館が作ってくれた、島でとれた天然ダイのタイ飯。このほかにローストビーフなど、島の複数の飲食店より1から2品ずつ供されスペシャルなフルコースに ★写真3枚目:お開き後、東京と大三島のスタッフ陣に感謝のあいさつ

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From 編集部

『結婚式から始まる出会いもある。それってすごく楽しいことかも!』

今回のように自分でプランニングし、島の旅館や飲食店の方々の力を借り、すべてゼロからつくり上げるスタイルは、なかなか難しいかもしれない。けれど、例えば友人や周りの人にも協力してもらい結婚式をつくっていくことは、新しい絆が生まれるきっかけになるかも。「迷惑かな……」と躊躇せず、かけがえのない一日だからこそ、たくさんの人にサポートしてもらいながらふたりがやりたいことを思いっきり実現して! 結婚式の可能性ってまだまだあるはず!

構成・文/千谷文子 撮影/保田敬介、小野田 智(準備段階の写真2・3枚目)
※掲載されている情報は2017年7月のものです。

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