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ゼクシィ夜の★相談室[13]オーガズムが分からないんです

ゼクシィ夜の★相談室[13]オーガズムが分からないんです。

実は、夫婦の約4割がセックスレスといわれる日本。新婚でラブラブの時期は、特に困ってないから「私たちはまだ大丈夫!」と予防策を取らない人が多いけれど、困ってからでは時すでに遅し! そこでこの連載では、夫婦の夜のお悩みを「ラブライフアドバイザーOLIVIA先生」が丁寧に解決していきます。今のうちに対応策を知っておけば、これからふたりはずーっとラブラブな夜の生活が過ごせるはず♪

今回のお悩みは??

オーガズムが分からないんです。

いまだにオーガズムというか、イクという感覚がいまいち分かりません。彼から聞かれたときは「イッたかも……。」とはぐらかしているので、今さらイケないとも言えず。うまくイクためのヒケツってあるんでしょうか? (hitomiさん/会社員・28歳・結婚3カ月)

相談者Profile
元々同じ地元同士だったふたり。歳が違うため、学生時代は関わりがなかったが、先輩の開催したイベントで知り合い意気投合。家も近所だったため、お互いの家を行き来するデートを重ね4年の交際を経て結婚。新居に引っ越してからは、新しく購入したベッドにテンションが上がり週2、3回とH頻度が増加中。

教えて! OLIVIA先生!

オーガズムがなくてもSEXは成立するので悩まなくてもOK。ただ、より深い快感を求めるなら彼任せにしないで自分も努力が必要です。

POINT.1 オーガズムだけにこだわらなくても大丈夫

まず初めに言っておきたいのは、イケないSEXがだめというわけでは決してないということ。イカなきゃイカなきゃと思ってしまうと逆にプレッシャーになり、せっかくのふたりの時間を楽しめなくなってしまいます。
男性と違い、女性がイカなくてもSEXが成立してしまうので、実は膣(ちつ)で感じたことのある女性って少ないのではと感じますし、多くの女性がまだまだ本当のオーガズムを経験していないのも事実です。
ただ、より深い快感を知れば、今後のSEXがもっと楽しくなりますから、もっと良いSEXがしたいなら、少しだけ改善をしてみて。

POINT.2 彼任せにしないこと

イッたことがないという女性がよく私のところにも相談にいらっしゃるのですが、オーガズムを得やすい体は自分でつくれるということに気付いていない方が多いですね。
「SEXの気持ちよさは、彼から与えられるもの」という考え方は女性の怠慢で、あまりにも受け身過ぎます。SEXはふたりでする体のコミュニケーションですから、女性側でもオーガズムを得やすい体になるように、準備をしておくことも大切なことなんですよ。

POINT.3 自分で自分の体を知ろう

POINT.3 自分で自分の体を知ろう

オーガズムが分からない、イッたことがないという女性は、自分の性器を見たり触ったりしたことが、ほとんどない方が多いのでは?
基本的な話なのですが、自分で自分の体を知ること。それには、まず自分で触ってみること、自分で自分の体を愛でることが大事。実際に触れることで構造を知ることができ、どんなふうに触られるのが好きか? 力加減や動かし方が感覚として分かるようになります。無理にとは言いませんが、自分の体ですから、まずは自分で触れて、自分の体のつくりを知るところからスタートしてみて。

POINT.4 膣トレでセルフトレーニング

膣内でイキやすくするポイントは、膣周りの筋肉の強化です。オーガズムに深く関係している骨盤底筋を鍛えることで、イキやすい体になるだけでなく、膣の締まりが良くなることで彼の感度もアップ。便秘の解消やスタイルアップにもつながり、いいことずくめなんですよ。

骨盤底筋のトレーニング(膣トレ)方法

【1】3つの穴(肛門・膣・尿道口)をそれぞれ順番に締めていく。

【2】背骨を伸ばして、坐骨(太ももとお尻の境目)をくっつけて座り、息を吸い込むのと同時に、坐骨を真ん中に寄せて、息を吐きながら緩めるを繰り返す。

【3】下腹部に手を当て、腹式呼吸をプラス。膣を緩めたまま息を吸い込み、吸い込み切ったら膣を締めあげます。膣を締めたまま、息をゆっくりと吐き、最後にふわっと膣を緩めていきます。

【1】【2】【3】を5分くらいかけて行って。道具を一切使わないので、通学途中や仕事の合間にも気軽にできますよ。

From 編集部

自分の体を知りもっと深く感じることで、ふたりのSEXがもっと豊かに

SEXに必ずしもオーガズムは必要ないとはいっても、より深く快感を得られれば、ふたりのSEXは確実によりよいものになるはず。そのためには、彼に気持ちよくしてもらおうという受け身の気持ちではなく、女性側でも自分の体の構造や感覚を理解して、快感の引き出しをふたりで増やしていくことが大事なのではないかなと思います。
でもあんまり深刻に考えすぎるのは× 「今日はイッてはないけれど気持ち良かったからOK」というおおらかな気持ちを持っていることも大事です。

OLIVIA
Profile

OLIVIA ラブライフアドバイザー/夫婦コミュニケーションアドバイザー/アロマセラピスト

「世の中をご機嫌な女性でいっぱいにする」をテーマに、2007年からラブライフアドバイザーとして全国各地で講座やイベントを開講。TV、ラジオ、書籍、雑誌、WEBメディアなど多数出演し、男女・夫婦のラブライフに関わる情報を日々発信中。近年では台湾・マカオなどのアジアにも進出し、活動の拠点を広げている。

構成・文/滝 紀子 イラスト/mio.matsumoto
※掲載されている情報は2017年4月時点のものです
※データ出典:日本家族計画協会「男女の生活と意識に関する調査」2014
相模ゴム工業株式会社「ニッポンのセックス 」2013

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