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ドレス
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黒留め袖でなくてもOK! 人気スタイリスト提案のシーン映え母ドレス

まま

お母さんの衣裳は、ドレスだっていいんです! 会場がゲストハウスやレストランだったり、カジュアルなパーティではとくに、洋装が映えて動きやすさも文句なし。会場やロケーション、挙式シーンにマッチする衣裳を選べば写真映えも叶うのです。そこで今回は、母世代に人気のスタイリスト川田亜貴子さんが、シーン別に3タイプの洋スタイルをご提案。コーディネートのポイントも紹介するので、お母さんと一緒にCheckして!

今回スタイリングをしてくれた川田亜貴子さんとゼクシィのマナー記事でおなじみの岩下宣子先生から、まずはひと言!
川田さん

子どもの結婚式はお母さんにとっても晴れ舞台。おしゃれを楽しまないのはもったいないです。選び方や着こなしで分からないことがあったらショップのスタッフに聞くなどして臆せず洋装にチャレンジ! ゲストの目を引く「素敵なお母さん」で、結婚式に花を添えましょう

岩下先生

着席スタイルの結婚式ですと、黒留め袖は腰上の黒地の部分しか見えないため、こだわって選んだ柄行きを皆さんに見ていただく機会は少なくなってしまいます。今回提案しているような洋装で、お母さんにも晴れの日を思い切り楽しんでほしいです

シーン1 緑豊かなガーデンがある開放的な会場

ガーデンイラスト

緑に囲まれた爽やかな会場に似合うのは、飾り過ぎずナチュラルな雰囲気の装い。ベージュ系や淡いピンクなどの優しい色合いを取り入れて、品のある女性らしさを演出。「かわいいお母さん」を目指しましょう。

ガーデン衣装

ほんのりピンクがかったニュアンスベージュは、大人が着ても肌なじみが良く女性らしさを引き立てられるきれい色。裾のカットがアシンメトリーなロングワンピースに、ノーカラーのジャケットを合わせたアンサンブル風のスタイルなら、締め付けがないので着心地の良さも抜群です。

全身
イメージ
あ

POINT:小物をアクセントに華やかさ、上品さをUP!

●Scarf
スカーフは上品なつやと程よい透け感をもたらすピンクベージュ。ワンサイドに流して縦のラインを強調すると、質感はふんわりでもすっきりした印象に。首元にピンクのグラデーションをつけることで、顔周りの華やかさもグッと増します。

●Bangle
ナチュラルな雰囲気を目指すなら、目を引くアクセサリーはワンポイントに絞るのがおしゃれ。スカーフをするならネックレスはなし。ワンピースと同系色のローズゴールドやゴールドのバングルを重ね付けして、手元をリッチに彩って。

●Shoes
細やかなラメを配したゴールド系のパンプスで、足元にも控えめな輝きをプラス。母の礼装マナーとして基本的に素足はNG。ストッキングを繊細な柄やラメ入りにして、靴とコーディネートも楽しみましょう。

取り入れ方のコツ!

かわださん

普段のお出掛けに着られそうなデザインでも、ふんわり巻いたスカーフで顔周りに華やかさを添えたり、ポイントでシャイニーな要素を加えると、高級感をプラスできても飾り過ぎず好印象。アクセサリーや小物使いでシンプルな衣裳を華やかにアレンジできるのも洋装ならでは!

ストーンベージュジャケット2万9000円、ストーンベージュスリットドレス(共ベルト付き)4万8000円 共にソブ(フィルム)、レースプリントストール2万8080円 オットトレディッチ×akiko kawada(シー・エイ・ピー) ピアス1万1600円、バングル(上から)1万7900円、(下2つ共に)2万3700円 全てスワロフスキー・ジュエリー(スワロフスキー・ジャパン)、チェーンビジュークラッチ3万3000円 セルプイ(ティースクエア プレスルーム)、ストッキング1300円 フランティカ(福助)、グリッターパンプス2万4000円 ブティックオーサキ(ブティックオーサキ インターナショナル)

シーン2 海が見えるリゾート感たっぷりの会場

海

海を望むチャペルやリゾート感のある会場におすすめなのは、軽やかに動けるリラックスした装い。例えば、トレンドのオールインワンでボトムはパンツに。色は深みのあるブルーグリーンを選ぶなど、海らしさを感じさせる品よくカジュアルなスタイルなら、お母さんも結婚式をアクティブに楽しめるはず。

衣装

今らしさを強調できるオールインワンは、落ち感がきれいで柔らかいジョーゼット調の素材を選ぶとドレッシー。パンツのシルエットがワイドめなら、はき心地は楽。足さばきも良いのでさっそうと動けます。オールインワンの色みで海をイメージさせたら、ジャケットもダブルボタンのショート丈をチョイスするなど、マリンテイストでリンク。

イラスト
写真
リ

●POINT:海映えを狙うならキーワードは「マリン」!

・Accessory
自然光できらめく水面を連想させる、クリスタル×シルバーのジュエリーでキラキラ感をプラス。また、ネックレスはロングやドロップタイプなどで重心が下がると老けて見えることもあるので、首にフィットするチョーカータイプやブローチで視線を高い位置に集めるのがおすすめ。
さらに、どんな装いにも欠かせないハンドバッグも、アクセと色調を合わせたシルバー系のクラッチなら手元のアクセントにもなり、おしゃれ度が格段に上がります。

・Belt
引き締め効果もある黒のサッシュベルトでウエストマークをすれば、全身のメリハリがアップ。黒を選ぶことでフォーマル感が高まり、リボン風のデザインが女性らしさも印象付けます。

取り入れかたのコツ!

川田さん

ジャケットはデザインにきちんと感があっても、伸縮性の高いジャージー素材などを選べばシワにもなりにくいため、挙式前後やリゾート地での羽織りものとしても重宝します。

黒ジャケット3万8000円、ブルーオールインワン3万3000円、リボンカマーベルト8500円 全てランバン オン ブルー(ラメール)、ピアス1万6800円、2連ネックレス3万3600円、ブローチ(3点セット)3万300円、バングル2万2600円 全てスワロフスキー・ジュエリー(スワロフスキー・ジャパン)、ラインストーンクラッチ2万6000円 セルプイ(ティースクエア プレスルーム)、ストッキング1300円 フランティカ(福助)、パテントバックストラップパンプス2万3000円 ブティックオーサキ(ブティックオーサキ インターナショナル)

シーン3 都会的で大人っぽいスタイリッシュな会場

ナイト

モダンなインテリアで彩られたスタイリッシュな会場に映えるのは、かっこよさと女性らしさを持ち合わせたシックなスタイル。例えば、フォーマル度が高くりんとしたモノトーンに透け感のあるひら揺れスカートを合わせて優しさをプラスするなど、デザインや素材選びで「辛さ」をコントロールすれば、おしゃれ上手なお母さんをアピールできそう。

写真

レースやパールはフォーマルの定番なだけに、取り入れ方がベーシック過ぎると無難だったり、古く見えてしまうことも。今っぽく洗練させるには、上品なレースはマニッシュなジャケットに利かすことで辛口に。その分スカートは、とろみのあるオーガンジーのロング丈にして女性らしさを強調すると、甘さと辛さのさじ加減は絶妙!

ドレス
さ
あ

POINT:洗練された会場に負けない辛口アクセントのシックな小物使い

・Accessory
きりっと辛口のホワイトシャツにあえてカジュアルなデザインのパールを合わせ、抜け感を演出するのも今らしく見せるひと技です。

・Head
ヘアはサイドを耳に掛けるなどしてすっきりまとめ、フェザーのヘッドドレスでボリュームを出すと、表情まで凛としてかっこよく!

・Skirt&Shoes
深いネイビーのロングスカートは、歩みに合わせてひらりと揺れる素材感がエレガント。母としての気品や存在感を伝えられます。また、シューズはソールに厚みがあるプラットホームやつま先が丸みを帯びたタイプを選ぶと、ロングスカートでも巻き込みを防げて歩きやすくなります。

取り入れかたのコツ!

川田さん

ポイントで辛口の要素を盛り込むことが、スタイリッシュな会場映えの鍵を握ります。大ぶりヘッドドレスやコサージュを添えるなどスパイシーな味付けも、新しさの決め手になります。

レースジャケット10万5000円、ネイビーマキシスカート5万9000円、シャツ2万2000円 全てエルザ ウィンクラー(デペシュ・モード恵比寿本店)、パールピアス7000円、パールネックレス2万4000円 共にラ・キアーヴェ(デペシュ・モード恵比寿本店)、ヘッドドレス1万2000円 グレコ(デペシュ・モード恵比寿本店)、チェーンミニバッグ2万3000円 モダルー(ティースクエア プレスルーム)、ストッキング3600円 フェモツィオーネ(福助)、プラットフォームパンプス2万4000円 ブティックオーサキ(ブティックオーサキ インターナショナル)

最後に

岩下宣子先生から、衣裳に迷うお母さんたちへ
岩下先生

今回のスタイリングは昼の準礼装ですが、昼の正礼装の条件“なるべく肌を見せない”ことを踏まえて正礼装にも近いです。自信を持って着こなして、新郎や新婦のご友人たちにも「お母さん素敵!」と言ってもらえたらうれしいですよね。一つ、心したいのは主役はあくまでも新郎新婦なので、それを忘れないように。

岩下宣子さん/現代礼法研究所代表
マナーの研究家としてマナーの指導、研修、講演、執筆活動を行っている。

From 編集部

今らしいフォーマル感を心掛けたコーデで、一段とシーン映えする素敵な母に

定番の黒留め袖じゃなくても、母らしさとフォーマル感を兼ね揃えたスタイリングなら会場シーンにも映えるし、違和感もないし、素敵に見えていいことだらけ。結婚式という厳かな場ということを前提に、精いっぱいの華やぎで子どもたちの門出を祝福しよう。

かわださん
Profile

川田亜貴子さん スタイリスト

『STORY』誌では「川田師匠」と慕われ、モデル・読者からも信頼度の高いトップスタイリスト。大人の女性ならではの着こなしテクニックや、エッジを効かせたスタイリングが人気を集める。著書にコーディネートブック『大人のパンツスタイル塾』。

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取材・文/大平美和 撮影/石田祥平 スタイリング/川田亜貴子 ヘア&メイク/梅沢優子 イラスト/そで山かほ子 デザイン/高安晶子 構成/真坂千稔(編集部)
※掲載されている商品および情報は2017年2月時点のものです

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