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フラワーデザイナー落 大造のFlower Tips54「生花と造花、どう違うの?」

ブライダルフラワーはわからないことだらけ! わからないだけに「こんなこと聞いても大丈夫かな?」とひとりもんもんとしている花嫁さんもいるのでは……。そこで、花嫁さんから寄せられたさまざまな疑問や不安について、フラワーデザイナー落 大造がズバリお答えします。今回は、生花、プリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワーの違いについてご紹介します。

Q1 ブーケはやはり生花の方がいいの?(YSさん)

シュウメイギクのつぼみやバーゼリアなどを組み合わせた生花のブーケ

A 新郎が野に咲く花を束ねてプロポーズをしたというブーケの由来を考えると、やはり生花の方がふさわしいでしょう。

ただ、現在はブーケの意味合いも変わってきて、花嫁さんを輝かせるためのアクセサリーの一つと考えると、その役割を果たせるのであれば、生花でもアーティフィシャルフラワー(造花)でもよいと思います。現在のアーティフィシャルフラワーはとてもよくできていて、見た目は生花と遜色がありません。

とはいえ、生花には不思議な力があると感じることがあります。例えば、ブーケを制作しているとき、どうしても満足のいく仕上がりに至らず、悩みながら最後に加えたほんの小さなお花1輪で、全体が自分の想像を超えて輝き出すということがよくあるからです。

生花のブーケは朝と昼、そしてパーティが終わるまでの間で、その表情を刻々と変化させます。朝はまだ咲きかけだった花々は、花嫁さんが最も美しくありたいと思う瞬間にその美しさを最大限に誇り、不思議な魅力で花嫁さんを包みます。そして、1日の終わりには花嫁さんを祝福しながもいつの間にかその役目を終えている。そんなドラマチックな経験ができるのも、命ある生花の魅力といえるでしょう。

[写真]シュウメイギクのつぼみやバーゼリアなどを組み合わせた生花のブーケ。みずみずしく、生花の力を感じさせる

Q2 プリザーブドフラワー、生花と比べ見劣りしない?(あゆっくまさん)

プリザーブドフラワーとアーティフィシャルフラワーを組み合わせたブーケ

A 花嫁さんを輝かせるブーケとして完成されたものであれば、見劣りするということはありません。

プリザーブドフラワーは生花を特殊な液を使用して加工したものです。そのため、生花のような質感がある上、常温の室内で管理すれば数年間はほとんど変化なく美しい状態を楽しむことができます。また、例えば青いバラなど、自然界にはない色を自然な風合いでつくり出すこともでき、ブーケのデザインの幅も広がります。

ただ、花首の部分しかないので、そのままでは人工的な印象になってしまうことも。柔らかな動きのあるツタや、微妙な葉っぱのグラデーションなどが揃うアーティフィシャルフラワーと組み合わせることで、プリザーブドフラワーの欠点を補うことができ、生き生きとした仕上がりになります。

[写真]プリザーブドフラワーとアーティフィシャルフラワーを組み合わせたブーケ。鮮やかな発色が魅力

Q3 装花に造花を使うのは見栄えが悪いですか?(ゆきりかさん)

アーティフィシャルフラワーのテーブル装花

A そんなことはありません。

生花が本物で、アーティフィシャルフラワー(造花)は偽物と思っている方がいるかもしれませんが、そもそもアーティフィシャルフラワーはオリジナルの美しさを追求して発展したもので、生花の代用品ではないのです。

例えば、一流ホテルのロビーに飾られている華やかなアーティフィシャルフラワー。その完成されたアレンジメントを見て、「生花だったらさらに素敵だろう」と考える人はあまりいないでしょう。ブライダルのブーケや装花についても同じことが言えます。

ちなみに、費用を安くあげるためにアーティフィシャルフラワーを、というのも正しくありません。質の良いアーティフィシャルフラワーは非常に高価ですし、反対に生花でも工夫次第で費用を抑えることは可能です。

アーティフィシャルフラワーの魅力は耐久性があり、長く飾って楽しめること。ですから、披露宴の最後にテーブル装花をギフトとしてゲストにお持ち帰りいただき、自宅で長く楽しんでもらうことも可能です。また、チューリップやシャクヤク、スズランなど季節が限られたお花を季節外で使用したいときなどにも、アーティフィシャルフラワーが大いに役立つはずです。

[写真]パープルなど微妙な色合いも美しく表現できるアーティフィシャルフラワー。テーブル装花はゲストへギフトとして渡しても

落氏の顔写真
Profile

落 大造 フラワーデザイナー

おち だいぞう/大手フラワーショップで8年の経験を積んだ後、独立して自由が丘に花と雑貨を扱う「les Deux(レ・ドゥ)」を開店。ブライダルフラワーを中心に、誕生日や結婚記念日などお祝いのお花も手掛ける。『ゼクシィ』をはじめ、さまざまな雑誌で活躍し、繊細なセンスと個性的なアイデアで多くのファンを獲得している。
※2016年11月より「les Deux(レ・ドゥ)」は「こあん(co-an)」となり、新装オープンしました。

構成・文/粂 美奈子
※掲載されている情報は2016年10月時点のものです
※記事内のコメントは「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー111人が2016年6月に回答したアンケートによるものです

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