ゼクシィ PRODUCED BY RECRUIT

 

ゼクシィ最新号をチェック!

  1. 結婚情報ゼクシィTOP
  2. ゼクシィ WEB MAGAZINE
  3. 結婚準備
  4. 結婚準備全般
  5. 彼親に「イラッ」とした瞬間、どう向き合う?
お金・常識
Share on>

彼親に「イラッ」とした瞬間、どう向き合う?

彼親との付き合い方で、「ちょっと合わないかも…」と一抹の不安を抱えているのはあなただけではありません。アンケートに回答した先輩花嫁221人の中で「彼親にイラッとしたことがある」人は48%。「イラッ」とした発言や態度TOP5について、それぞれの感情への対処法を、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会理事の戸田久実さんに伺いました。怒りをコントロールして、心穏やかな新生活を始めよう!

彼親への「イラッ」の理由に気付けば、自分の心が落ち着く

イラスト1

結婚したての嫁と彼親との関係は、言いたいことをハッキリ言えないために、イライラがたまりがち。ストレスを抱えないためにはどうしたらいいか、戸田さんに教えてもらいました。

――アンガ―マネジメントとは?

怒らなければよかった、怒っておけばよかったと後悔しないようになることを目指す心理トレーニングです。怒る必要があるときには、伝え方を工夫することが大切。怒りは第二次感情と言われ、第一次感情と言われる「不安」「つらい」「寂しい」「苦しい」「困った」「痛い」「悲しい」「疲れた」「嫌だ」という本来わかってほしい気持ちが裏側にあり、それが許容範囲を超えたときに怒りになります。
怒りの裏にある感情に気付くことが、心を静める第一歩です。

――イライラはどうしたらいい?

イライラの原因を二段階で仕分けしてみましょう。
まず「それは自分の力でコントロールできるかどうか」を見極めます。コントロールできない場合は「自分の力ではどうにもできないことがある」と受け止め、「なんで?」という気持ちを引きずらないように。
次に「それは自分にとって重要か重要ではないか」を決めます。どうしても譲れないことであれば、彼親への伝え方を考えます。自問してみると、そこまでこだわることではないと気付くことも。

次からは、彼親にイラッとした言動や態度でTOP5に入ったシチュエーションについて、心の持ち様を伝授します!

【第1位】自分のやり方を押し付ける細かい口出しや態度にイラッ

イラスト2

「夫の実家で洗い物を手伝っていたら、洗い方を訂正された」(静岡県 31歳)
「料理を作っているときに後ろでずっと見られて口出しされる」(長野県 26歳)
「引っ越しや婚姻届の提出の日取りに口出しされてイラッとしました」(栃木県 31歳)

と、一番多かったのが彼親の押し付けがましい態度。自分のやり方を否定されても、面と向かって言い返せないがためにイライラが蓄積。結婚式の準備も、家事も、育児も、仕事も、ホントにいちいち口出ししないでほしい!

――こんなときはどうすればいい?

まずは「どっちが正しいのか」を考えないことです。今までの人生で培ってきた価値観が違うのは当たり前。自分の「こうするべき」と彼親の「こうするべき」を対立させるとトラブルになりかねません。
口出しを攻撃と受け取らずに「価値観が違うんだな~」と認識しましょう。発言に悪意があるのかを見極めて、どうしても譲れないなら「アドバイスありがとうございます。でも○○という理由があって、私はこうしたいと思ってます」と相手を責めないように伝えて。
洗い物は「洗い終わればいいだけ」と割り切って、許容範囲と捉えることも人間関係をうまく保つコツです。

【第2位】連絡が頻繁に来る、突然家に来るなどプライバシーの侵害にイラッ

イラスト3

「頻繁に電話がかかってきて毎回どうでもいい話を数時間話し込まれる」(埼玉県 33歳)
「突然『上がるよー』と言いながら家に入ってくる」(北海道 23歳)
「週一で夕飯に誘ってくれるが、気を使って疲れる」(大阪府 27歳)

自分が理想とする彼親との距離感と、彼親が求めてくる付き合い方にはズレがあることもしばしば。これから長い付き合いになることを考えると、彼親には距離感を分かってもらいたい……。

――イライラしないためには?

この場合は現状が変えられないと思い込むことでイライラを増幅してしまっているので、「どうしたら問題解決できるか?」を考えましょう。
「夕飯時は炊事があるから電話されると困る」「片付いていない部屋を見られたくない」など、イライラの原因を夫に率直に相談してみるのも手。
家族間では「察してほしい」と相手に甘えてしまいがちですが、彼親にうまく伝えていくことで、お互いにちょうどよい距離感を模索して。

【第3位】息子は私のものというような発言や態度にイラッ

イラスト4

「息子のことは何でも知っているという感じ」(群馬県 33歳)
「私が長女と知って『息子を取られちゃう』と言われた」(東京都 26歳)
「夫婦げんかしたとき、『やっぱり息子がかわいいんだな』と感じる発言をされた」(愛知県 29歳)

母親にとって息子がかわいいのは自明の理。でも度を越した発言を耳にすると、嫁としてはドン引き。「彼と結婚したのは私です!」って言いたくなるけどそこは我慢。

――こんな彼親にはどう接すれば?

母親世代には、専業主婦として子育て自体を生きがいとしてきた人も。息子が結婚したことで、心に大きな喪失感を抱えています。喪失感は「誰かに必要とされている」と感じることで、和らげることができます。
義理の娘から料理や家事の仕方を教えてほしいと言われたり、息子の幼いころの話を聞かれたりすると嬉しいもの。ただ、友達のように「仲良くなる」必要はありません。OK、NGをお互いに伝えられる「良い関係」になることを目指して。

【第4位】嫁がやって当たり前と上下関係を強要する態度にイラッ

イラスト5

「料理は手伝わせてもらえないのに、後片付けは私一人でやるのが暗黙の了解」(神奈川県 27歳)
「家事全般、嫁がやって当たり前という感じ」(東京都 34歳)
「義実家での洗い物は私に回ってきます。義母は『ありがとう』も言ってくれません」(北海道 29歳)

夫婦の間ではお互い何でも言える対等な関係なのに、義実家に行くと嫁という立場を押し付けられる……。表面上は文句言わずにこなしているけど、イマドキこんな扱いってどうなの?

――心が楽になる考え方って?

世代間の価値観の違いと捉えて、過剰反応しないように気を付けましょう。義母は自身が嫁の立場として長年我慢してきたかもしれません。自分がしゅうとめになって、今度はあなたに嫁の役割を求めているのでしょう。嫁の立場を押し付けられたからといって、自分の全人格を否定されたと受け取らないことが大切です。ただ全てを我慢せずに、自分の気持ちを夫に話したり義母に小出しにしたりして、周囲とコミュニケーションを図りましょう。

【第5位】お土産や手作り料理などを持ってくる善意の押し付けにイラッ

イラスト6

「息子が好きだから作ってきたと、頼んでもないのに料理を持ってくる」(大阪府 25歳)
「手作りの巾着袋をもらったが、使い道がないし捨てるわけにもいかず困っている」(東京都 27歳)
「宅配便でペアルックや趣味じゃない洋服を送ってくる。皮付きのタケノコが届いて、休日がつぶれた」(長野県 23歳)

悪気はないんだろうけど、それゆえにむげに断れないというのがイライラの原因。つい「あ、ありがとうございます」と取り繕ってしまったがために、また同じ物をもらって悪循環。

――打開策はある?

「自分が迷惑に感じていることを口に出すと、彼親に嫌がられる」というのは、自分が作り出したネガティブな思い込みです。相手を責めることなく、自分の気持ちをリクエストするという感覚で伝えてみましょう。「いつもお気遣いいただいてありがとうございます。ただ、次からは~してもらえますか?」と落ち着いて口に出してみて。
ただし伝えたからといって、相手を自分の思い通りに動かせないことも理解を。それでも伝えたという事実が、心のイライラを軽減してくれます。

良いことメモ=「ハッピーログ」で心のバランスを取ろう

彼親へのイライラは、心の中で処理できずに強い怒りになると、相手の全てを嫌いになったり、突然感情が爆発して家族の危機になってしまう懸念も。そうならないためは、彼親に良くしてもらった出来事やうれしかったと感じたことを具体的に書き出してみるのがお勧め。「ハッピーログ」をつけて相手の良い面を意識すると、イラッとしても心のバランスを取ることができます。(戸田さん)

From 編集部

いずれ「良い関係」になれたらOKと心得て

「大切な彼の親だから、仲良くしたい! きっと優しくしてもらえるはず!」と期待が大きいと、ちょっとしたズレを感じたときの落胆やイライラも激しいものに。数年たってお互いに意見を伝えられる関係になれば、満点。彼親の価値観と自分の価値観の違いを認めながら、良い距離を模索していこう。

講師
Profile

戸田 久実さん 一般社団法人日本アンガーマネジメント協会理事

「伝わるコミュニケーション」をテーマに25年にわたって、民間企業や官公庁で「アンガーマネジメント」をはじめ「クレーム対応」や「女性リーダー育成」など多岐にわたる研修や講演を実施。自分の怒りや他人の怒りに振り回されることなく、自己信頼度を上げ、よりよい関係形成ができるようになる「アンガーマネジメント」をより多くの人に知ってもらいたいと願い活動している。

構成・文/稲垣幸子 イラスト/沼田光太郎 
取材協力/一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
※掲載されている情報は2016年7月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは2016年6月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー118人が回答したアンケートおよび、結婚2年以内の女性103人が回答したマクロミル調査によるものです

  • 結婚準備全体
  • 結婚準備全体
  • 人間関係
  • タイプ別
  • 悩み解決
  • 家族の絆
Share on>

pagetop