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パティシエ本澤 聡 a tale of cake41「作品例:フレッシュな思いを積み重ねて」

スイーツショップ「アニバーサリー」のパティシエがお届けする、おしゃれでおいしくて感動しちゃうウエディングケーキの話。第41回は、実際にオーダーを受けて作ったウエディングケーキをピックアップ。そこに込められた新郎新婦の希望や思いも併せてご紹介します。今回は、タワー形の爽やかなケーキ。ウエディングケーキの原点を再確認した作品となりました。

華やかな5段重ねは全て生ケーキで作成

フレッシュ1

計5段のタワー形ケーキ。白とグリーンで上品にまとめたデコレーションは、ゴージャスでありながら爽やか、初夏のパーティにぴったりのフレッシュさが漂います。

子どもの頃から段重ねのウエディングケーキに憧れていたという花嫁の希望で生まれたこの大きなケーキ。もちろん全て生ケーキです。柱を効果的に入れて下1段、中2段、上2段の高さを実現しました。

デコレーションは生クリームとシュガーペーストを使い分け、フリルやボール、ストライプで立体感を生み出しました。
そこに飾ったのは生花。しかしフラワーだけだと大人っぽくなりすぎるので、生ケーキの上にはマスカットやアップル、ブラックベリーをミックスし、みずみずしさを演出しています。

ウエディングケーキの役割の原点を大切に

フレッシュ2

このケーキをオーダーした新郎、実はアニバーサリーのスタッフなんです。
日々たくさんのケーキに触れている彼ですが、自分たちのケーキのオーダーはというと意外なほどシンプルなものでした。テーマカラーや雰囲気のイメージはもちつつも、決して華美過ぎない。それは、結婚式におけるウエディングケーキの役割を熟知しているからかもしれません。

ウエディングケーキは、目と舌でゲストを楽しませる演出のひとつ。
「ふたりでカットしたおいしいケーキをゲストと分かち合いたい」「食べ物として清潔感のある自然なデコレーションにしたい」「結婚式のシンボルとして華やかな存在にしたい」
彼らのケーキからは、その基本の思いが十二分に伝わってきました。

製作側もその思いに応えるよう、ラフスケッチ以上に美しく、とびきりおいしいケーキを作ろうという気持ちがいっそう高まったのを覚えています。

引菓子の箱にもケーキのラフスケッチを入れて

フレッシュ3
フレッシュ4

アニバーサリーの引菓子のボックスには、レーザー加工で好きな文字や絵を入れられます。イニシャルやメッセージを組み合わせるのが一般的ですが、今回はスタッフからのサプライズプレゼントとして、ケーキのラフスケッチを入れてみました。

1段ごとの直径やデコレーションが丁寧に書き添えられたラフスケッチは、ふたりと製作陣が積み重ねてきた準備の証し。ケーキ屋ならではのこだわりが詰まった贈り物として、ゲストの皆さんも引菓子を味わいながら楽しんでくれたことでしょう。
式後、ゲストから送られてきた写真の中には、ウエディングケーキの画像もたくさん含まれていたそうですよ。

ウエディングケーキは、ふたりとゲストをつなぐ大切な存在である、そのことを改めて感じることができました。

本澤 聡
Profile

本澤 聡 ウエディングケーキを主体としたスイーツショップ「アニバーサリー」早稲田店パティシエ。

2005年に入店。ケーキ、引菓子、プチギフトなどの製作を手掛けるほか、青山店で開催するお菓子教室の講師も担当。デザイン性豊かな同店のケーキは、たびたびゼクシィ誌面のイメージビジュアルに登場し話題となっている。
http://www.anniversary-web.co.jp/

構成・文/伊藤佳代子
※掲載されている情報は2016年9月時点のものです

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