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今日も世界のどこかで誰かが誓う♪WORLD WEDDING vol.8

街角の新郎新婦

外国の結婚式ってどんな感じ? 日本の結婚式と何が違うの? そんな興味に応えるWORLD WEDDING第8弾の今回は、デンマーク・コペンハーゲンでの、新郎新婦ふたりきりのシンプルな結婚式をレポートします。結婚する日をどう思い出に残る一日にするか、その1点だけを考えた結果、ふたりだけで一日をお祝いした新郎新婦。でも、ドレスを着た花嫁の行く先々には、人々の笑顔と祝福が溢れていました。

出会いから15年。長い友人関係から恋人に、そして迎えたこの日

壁の前に立つ新郎新婦

スウェーデン国籍の新郎フレドリックさんと日本国籍の新婦ジュンコさんの出会いは1999年のイギリス。同じ大学で学び、卒業後もメールを年1回ほどやりとりしたり、旅行でジュンコさんがイギリスを訪れた際に食事をしたりと10年ほどは友人の関係だったという。
それが2010年にフレドリックさんが日本に観光に訪れたことをきっかけに関係が変化。その夏からフランスに行くことが決まっていたジュンコさんとの交際が始まった。その1年後、偶然にもジュンコさんにコペンハーゲンでの仕事のオファーがあり、一緒に暮らすことに。およそ5年間の交際を経て、結婚の日を迎えた。

結婚観が大きく異なるデンマークと日本。挙式は街の教会で

広場に立つ花嫁

ほとんどの第1子は両親が結婚する前に生まれるといわれるほど、妊娠、出産と結婚の順番は重要視されることがないというデンマーク。法律上婚姻に必要な書類は提出せずに、一緒に住み生活をする事実婚というスタイルも一般的なよう。
挙式を行う場合は、市庁舎か教会のどちらかで行われる。教会で挙式ができるかどうかは新郎新婦のどちらかが教会のメンバーであることと、その教会の牧師の判断による。どちらで行うか迷ったフレドリックさんとジュンコさんは、牧師さんに話を聞きに行くことに。「愛は宗教を超える」という言葉に、教会での結婚式を決めた。

結婚式そのものによりふたりの結婚が成立

結婚式前に書類を準備し、申請、結婚する許可を得て結婚式に臨んだふたり。結婚の許可を得るために必要なのは、お互いが独身であることを証明する書類や日本でいう戸籍謄本など。牧師がふたりの結婚を認めないと成立しないため、なれそめなども事前に牧師に話をする必要がある。このような事前準備を経て、当日、結婚式で証明書が手渡される。

デンマークでの結婚式、一日のタイムスケジュールを紹介

街角の新郎新婦

10:00 近くのレストランでブランチ
12:00 近くの花屋で、ジュンコさんが「これとこれとこれ」と注文してその場でブーケを製作
12:30 着替えと準備(ヘアメイクはジュンコさん自身で)
13:00 友人にお願いして近所で写真撮影
13:40 新郎が教会に出発(徒歩で)
13:50 新婦が教会に出発(徒歩で)
14:00~20 挙式
14:30 徒歩で帰宅。自宅でシャンパンで乾杯
15:30 人力自転車タクシーで街を走る(ドレスのまま)
16:30 ホテルでシャンパンで乾杯
    徒歩で帰宅。着替え
20:00 レストランで記念のディナー
22:00 チボリ公園で野外コンサート

行き当たりばったり。でもだからこそ全てが特別

スケジュールの中で事前に決めていたのは、挙式と人力自転車タクシーと夜のレストランでのディナーのみ。その人力自転車タクシーも前日、天気予報を見てから決めたという。「予約なしで当日行き当たりばったりでしたが、スケジュールに振り回されない、リラックスした一日になり、より思い出に残りました」とジュンコさん。

ふたりだけの結婚式。教会の職員が証人に

挙式

みんなでわいわいとお祝いする場は別に予定していたこともあり、この日はふたりだけでロマンチックにやりたいと、結婚式にはゲストは呼ばずふたりきりで行うことに。証人が必要だったが、教会の職員が引き受けてくれたという。
また、思い出を残し、家族や友人にもこの姿を見せられるよう、友人に撮影を依頼した。
「キリスト教式の式次第は、牧師さんと相談して決めました。入場時と退場時のパイプオルガンの演奏曲も私たちがオーダーしたものです。
ひとりで長い通路をパイプオルガンの音色とともに、フレデリックに向かって歩いていくと気持ちが高まりました。結婚式を挙げて本当によかったです」。

教会での挙式には、シンプルなウエディングドレスを

シンプルなデザインで清楚な雰囲気のジュンコさんにぴったりのウエディングドレス。これは、不要になったものを寄付し、販売するチャリティショップで購入し、裾の長さだけ調整したものだ。
デンマークでは、レンタルドレスは一般的ではなく、自分用のドレスを購入することがほとんど。市庁舎での結婚式の場合はドレスなどを着用せず、軽装で行われることも多い。

ドレスを着て街に出たら……祝福に包まれる一日に

自転車タクシーに乗る新郎新婦

挙式後、人力自転車タクシーで街を走ったフレドリックさんとジュンコさん。ふたりの思い出に残る特別な日にしたい、との想いから前日に予約したものが結果的には多くの人からの祝福を贈られる時間に。
「追い越していく自転車から『おめでとう』と叫んでくれることも。ドレスのまま教会に行ったり、徒歩で帰宅したりしたので、その時々で街行く人に祝福を受け、街全体から祝福されているようでした。多くの人に幸せを分けてもらう一日になりました」。

後日、特別な時間を共有するパーティも

結婚式はふたりだけで行ったフレドリックさんとジュンコさん。この特別な時間を家族や友人とも共有したいと、スウェーデンで簡単なガーデンパーティを、日本では家族とごく親しい友人を集め、挙式とパーティを行った。

挙式を終えて、ジュンコさんが今思うこと

教会前で抱き合う新郎新婦

「自分たちのための結婚式なので、自分たちがやりたい、思い出に残る式を挙げるのが一番だと思います。日本の結婚式でも、役所に婚姻届を出す際、ドレスやとびっきりのおしゃれをして行ってその日一日、ディナーやイベントなど思い出に残ることをするのはどうでしょうか? 写真を撮っておいて、その写真を見せる夕食会やバーベキューなどをするのも楽しいと思います」。

from編集部『大人のウエディングは、自分たちはもちろん周りも幸せに』

フレドリックさんとジュンコさんの結婚式は、シンプルにふたりの幸せを考えたものでした。その日のお天気で、その日の気分で自分たちが最もいいと思うものを選ぶ。少し大人なふたりにこそ、こんなシンプルで贅沢な結婚式がぴったりくるのかもしれません。そして、後日、その特別な時間を共有することも忘れずにいたおふたり。ふたりにとって大切な日は、ふたりを大切に思う人たちにとっても大切な日ですよね。

文/原口好美(ミューズ・コミュニティー) 構成/松隈草子(編集部)
※掲載されている情報は2015年10月時点のものです

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