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フラワーデザイナー落 大造のFlower Tips8 「限られた予算でもステキなお花!」

フラワーデザイナーの落大造がブライダルフラワーにまつわるお役立ち情報をお届けします! 意外に費用がかさむブーケ&装花。お金をかければ華やかに仕上がりますが、予算の関係でそうもいかない……とお悩みのあなた。限られた予算でもステキなブーケ&装花に仕上げるアイデアをお教えします。

【アイデア1】季節の花材を使う

トルコギキョウとアナベルを使った初夏のブーケ
白のクルクマにグリーンを添えた夏のブーケ
アネモネをメインにした冬のブーケ

旬の花材は比較的安く手に入り、供給も安定していることが多いので、こうした花々をメインにすれば、リーズナブルに仕上がります。また、季節感が出せるのもうれしいところ。ただし、注意をしたいのは、生花は季節を先取りして旬を迎えるということ。例えば、春のお花の代表であるチューリップは冬が旬。関東では4月ごろに咲いている姿を見かけますが、実は春本番のウエディングでは使うことができないのです。季節のお花に囲まれたウエディングをイメージするなら、希望の花材の時期を事前にお花屋さんに確認することをお勧めします。

[写真1枚目]初夏の花であるトルコギキョウとアナベルを使った柔らかな印象のブーケ

[写真2枚目]上に向かってすっと伸びる花が特徴のクルクマは夏の花。色みを抑えて清々しい印象のブーケに

[写真3枚目]冬に旬を迎えるアネモネをメインにしたブーケ。深いパープルがノーブルな雰囲気

【アイデア2】葉や実物でボリュームを添える

枝物を多用して、森のイメージを表現した大胆な会場装花
アナベルをメインにした爽やかな装花。緑のブドウを散らしてアクセントに
シルバーグリーンを多用した装花

葉や実物はボリューム感を出すのに有効な素材です。ナチュラルなテイストの装花に仕上げたい場合など特にお勧めで、上手に使えば費用削減につながります。ただし、単にボリュームアップのためだけに使うとやぼったくなってしまうので注意が必要。費用を安く上げたいから葉や実物を多用するのは本末転倒で、よい結果を生むとはいえません。あくまでも仕上げたいイメージありきで、葉や実物を使うのがふさわしいと判断した場合に利用するのがいいでしょう。信頼の置けるお花屋さんとじっくり相談することをお勧めします。

[写真1枚目]枝物を多用して、森のイメージを表現した大胆な会場装花

[写真2枚目]アナベルをメインにした爽やかな装花。緑のブドウを散らしてアクセントに

[写真3枚目]シルバーグリーンを多用した装花。葉物でも使う素材によって柔らかな印象に仕上がる

【アイデア3】リボンなど小物を組み合わせてボリュームアップ

ラウンドブーケにフェルトの飾りをたらしてアクセントに
リボンを垂らしてよりドラマチックな印象に仕上げたメインテーブル装花

リボンなどの小物もボリュームアップの素材としては有効です。選ぶ小物やあしらい方によって、キュートにもエレガントにもイメージを操作できます。だからといってむやみやたらに使うのはあまりお勧めしません。使い過ぎはやはりやぼったくなってしまうからです。この場合も、先に仕上げたいイメージをしっかりと作り上げ、それを表現するのに小物が有効であれば、使用するようにしましょう。

[写真1枚目]バラを主体にした愛らしい雰囲気のラウンドブーケにはフェルトの飾りを垂らしてアクセントに

[写真2枚目]リボンを垂らしてよりドラマチックな印象に仕上げたメインテーブル装花

【アイデア4】デザインや見せ方で工夫する

ふたりのイニシャルをお花で作ったエントランス装飾
カラーを主体にした爽やかなナチュラルブーケ
アジサイとタニワタリで構成した大胆なチャペル装飾

ブーケは使用花材はもちろんのこと、作る手間や必要な技術によっても価格は異なります。たくさんのパーツを作り、それを組み立てるにも技術が必要となるキャスケードブーケやデザインブーケは、一般的に価格が高くなりがちです。ですから、安く仕上げたいのであれば、あまり手間のかからないブーケを選ぶというのは、一つの方法だと思います。

装花に関しては、少ない花材でインパクトを狙うデザインにすれば、花材費を抑えることができます。また、エントランスなど印象に残る場所を厳選して効果的に飾れば、ゲストにより深い印象を残すことができ、費用の節約につながります。

[写真1枚目]会場のエントランスのドアノブにふたりのイニシャルをかたどったフラワーモチーフを飾るのもインパクトあるお花の演出に

[写真2枚目]ワイヤーなどを使用せず、ナチュラルに仕上げたブーケは、見た目のステキさに比して意外にリーズナブル

[写真3枚目]アジサイとスクッと伸びるタニワタリを使い、少ない花材で印象的に仕上げたチャペルの装飾

お金を掛けずにステキな装花を作るために大切なこと

限られた予算内でステキな装花にしようと工夫をすることと、お金を単にけちることは意味が違います。とにかく安ければいいという姿勢だとお花屋さんのやる気もそがれ、良い結果には結び付きにくいでしょう。

大切なのは、信頼できるお花屋さんと一緒に、限られた予算の中でなんとか工夫して素敵な装花を作り上げるんだという気持ち。お花屋さんと考え方をしっかり共有しておけば、後は信頼して任せてしまってOK。それが結果として、「お金を掛けなくてもステキな装花」につながるのだと思います。

フラワーデザイナー/落 大造(おち だいぞう)

大手フラワーショップで8年の経験を積んだ後、独立して自由が丘に花と雑貨を扱う「les Deux(レ・ドゥ)」を開店。ブライダルフラワーを中心に、誕生日や結婚などお祝いのお花も手掛ける。『ゼクシィ』をはじめ、さまざまな雑誌で活躍し、繊細なセンスと個性的なアイデアで多くのファンを獲得している。

構成・文/粂 美奈子
※掲載されている情報は2015年7月現在のものです。

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