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結婚式スタイル
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人生の旅立ちを自宅から。「家婚式」って知ってる?

自宅で行う結婚式「家婚式(かこんしき)」。自宅で花嫁支度・結婚式をすることが一般的だった昔ながらのこのスタイルは、家族や親族はもちろん、近所の方々からも温かな祝福を受ける感動的なもの。ここでは「家婚式」を実際に叶えた2組のカップルや、花嫁支度を自宅で行った3組のカップルのエピソードをご紹介! 「家婚式」の魅力、ぜひ感じてみて。

家婚式Case1~祖父の住む日本家屋で叶えた両家の絆を深める結婚式~

新郎新婦

「実家からも近く、幼いころよりよく行き来をするなど、慣れ親しんできた古き良き祖父の家に思い入れがあった」という新郎・敦史さん。結婚によって「家族」という形を引き継いでいくことを考えた時に、「お正月やお盆など何かあるたびに親族が集まる場所であり、自分にとって『家族の象徴』であるこの家をこれからも大切に守っていきたい」という思いに行き当たると同時に、「両家の縁を結んだ大切な場所としての思い出を、この家を残したい」という思いが湧き、祖父宅である情緒漂う日本家屋で結婚式を挙げることを決意した。
準備期間は3カ月、ゲストは家族・親族の計13人。この期間に家族やプロデュース会社などの協力を得ながら式の準備を進めた。どの部屋を待合い室や着付室にするかを決めたり、ケータリング会社と料理を運び入れる経路や当日の調理スペースを確認したり、知り合いの生花店に自宅を下見してもらった上で装花デザインの打ち合わせをしたり。会場は祖父が日常生活を送る場でもあるため、最小限の会場設営を前日に行い、当日を迎えた。

敦史さん&若奈さんカップル

慣れ親しんだ大切な場所で新たな思い出を刻むひととき

入場する花嫁

玄関や会場となる部屋がきれいな装花で飾られた自宅は、見慣れた風景ながらも特別な雰囲気に。尺八の生演奏が響く中、母親に手を引かれた若奈さんが入場。三三九度、新郎挨拶、指輪の交換、両親へ新郎・新婦それぞれからの手紙&記念品贈呈、結びの挨拶と挙式を執り行った。
「尺八の奏者さんを手配したのは大正解でした。生演奏の中での挙式は自宅ながらも一味違うものになりました」と若奈さん。ふたりの指輪は、敦史さんの親の結婚指輪を譲り受けたもの。そのため、指輪交換の時は敦史さんの父親と母親がふたりのもとへ指輪を運んでくれた。
挙式後は、集合写真を撮ったり、縁側などでアルバム用の撮影をしたり。その後、双方の家族紹介をしながら和やかに食事を楽しんだ。

「『結婚という節目を自宅で』という選択はオススメです」

披露宴

「自分たちで準備を行う『家婚式』に家族は心配もしていたようですが、皆『とてもよかった』と言ってくれました。慣れ親しんだ祖父の家に『両家の縁を結んだ大切な場所』としても思い出を残すことができ、うれしいですね。終始和やかでほんわかとした雰囲気で過ごせるので、大切な節目を祝う場所に、思い切って自宅を選ぶのもいいと思います」(敦史さん&若奈さん)

家婚式Case2~200坪の実家の庭で手作り人前式&パーティ~

庭に立つ新郎新婦とゲスト

北海道の実家の庭が200坪もあるという由美子さん。「母に喜んでほしい」「お世話になった近所の人たちにも気軽に結婚式に参加してほしい」という理由から、思い出の詰まった実家の庭を舞台に「家婚式」をすることに。
着付けやヘアメイクは友人、装花は華道の師範でもある由美子さんの母が担当。料理は近所の人たちや由美子さんの兄がサポートしてくれたほか、当日ゲストに配布するパンフレットを作ったり、テーブルや椅子は近くの小学校から借りて飾り付けて使用するなど、すべて手作りの結婚式を叶えた。

太介さん&由美子さんカップル

育ててくれた家族や近所の人たちに囲まれて過ごす幸せな時間

りんごの植樹風景

庭での人前式は、芝生に敷いたバージンロードを歩み、スタート。ゲストは、チュールや花で飾り付けた椅子に座ってふたりの誓いを見守った。式には、1歳になったふたりの愛娘も参加。結婚証明書に娘さんが手形を付けて承認するというほほえましい一幕も。式後は、全員で集合写真を撮ったり、リンゴの記念植樹やバルーンリリースをしたりと庭を最大限に生かした演出を満喫。パーティでは、ふたりが出会った沖縄の郷土料理、そして近所の方と新婦兄が作った北海道の郷土料理、知り合いの漁師さんからの毛ガニ、お酒を楽しみながらワイワイと盛り上がった。
「ご祝儀はいただかず、会費制にしました。準備を手伝ってくれた人は無料でご招待し、みんな一緒に楽しく過ごしました」と由美子さん。

「型にはまらないオリジナルの結婚式は本当に楽しかったです」

新郎新婦

「本当に大切な人を心を込めておもてなしできた結婚式だったと思います。『家婚式』は、自分が本当に大切にしたいコンセプトに沿って企画することができるのでオススメです! 料理やヘアメイクは出張サービスを利用する方法もありますし、『家婚式』をすると周りに伝えると意外とたくさんの協力者が現れるかもしれませんよ」(由美子さん)

2組のカップルのエピソードから分かった、「家婚式」の魅力とは?

たくさんの思い出がつまった家で、さらに特別な思い出を作ることができるのが「家婚式」の魅力の一つ。ゼロから計画する分、大変だけど自由度も高く、「ふたりらしさ」「ふたりの人柄」がゲストに深く伝わる結婚式が叶う。幼いころから見守ってくれていた家族や近所の人など、大切な人との結びつきがいっそう強くなるのも素敵!

「家婚式」は難しくても「自宅で花嫁支度をする」という選択肢も!

「自宅で結婚式をするのに興味はあるけど、スペース的に難しくて……」なんて花嫁は、花嫁支度だけでも自宅で行ってみては? 自宅から花嫁として旅立つのは、花嫁本人だけでなく見送る家族にとってもかけがえのない時間に。ここからは、そんな素敵な花嫁支度を叶えた3組のカップルのエピソードもご紹介します!

自宅で花嫁支度Case1~親や近所の人たちに感謝の気持ちを込めて~

母と話す花嫁

「『娘の花嫁支度を自分の手で整えたい』という母の希望を叶えてあげたいなと思ったことが自宅で花嫁支度をすることに決めたきっかけです」と話す綾香さん。「地域の方々にも育ててもらったという思いがあったので、みんなに花嫁姿を見てもらえるという点も魅力でした」。
当日は、支度が整った後、父母に「今までありがとうございました」とあいさつをしたり、仏壇に手を合わせて祖父母に結婚報告をしたり、結婚式前の大切な時間を慣れ親しんだわが家でゆっくり過ごした。
田園風景の中で行われた花嫁行列では、「いい花嫁だ」「かわいいの」と近所の人たちの明るい声が沿道に溢れ、綾香さんの笑顔が輝いた。

猛さん&綾香さんカップル

「家族や、他界した祖父母、集まってくれた近所の人への思いが溢れました」

「仏前に結婚の報告ができたことで、かわいがってくれた祖父母にも花嫁姿を見てもらえたような気がしました。やる前は少し恥ずかしいなという気持ちもありましたが、母や近所の人たちにも喜んでもらえたので、やってよかったと思っています」(綾香さん)

自宅で花嫁支度Case2~旅立ちは、ふたりが生まれ育った同じ町内から~

玄関の前に立つ花嫁

同じ町内で生まれ育ち、出会った唯司さんと史恵さん。地元では自宅で身支度をすることは珍しかったが、史恵さんの希望で着付け師さんとヘアメイクさんに出張してもらい、自宅での花嫁支度を実現させた。
門出にふさわしい秋晴れとなった当日は、ふたりを幼いころから知っている近所の人たちがお祝いに駆けつけた。「史恵ちゃん、唯司くん、本当におめでとう!」と温かな声が住宅街の一角に響き、祝福に包まれるひとときとなった。

唯司さん&史恵さんカップル

「『お嫁に行く』実感や覚悟が生まれました」

「親と一緒に過ごし、思い出のつまった実家で花嫁支度をしたことで、嫁ぐということを改めて実感。家族も喜んでくれました」(史恵さん)

自宅で花嫁支度Case3~大好きな故郷で大好きな人達に見守られる門出~

庭に立つ新郎新婦と人々

自然豊かな小さな町で育った香澄さんにとって、幼いころ、父と川で遊んだり、弟と山を走り回ったりした故郷はかけがえのない場所。「大好きな景色と近所の人たちに見守られて、実家からお嫁に行くのが夢でした。実家の地域では、以前は自宅で花嫁支度をする人も多く、私もよく見に行ってきれいな花嫁さんに憧れていたんです」と香澄さん。
当日、香澄さんの実家には近所の人や同級生、教員であるふたりの教え子など、多くの人が駆けつけた。中には、香澄さんの花嫁姿に「あんなにちいちゃかったのに」と感激の涙を流す人も。
出発前、香澄さんが感謝の言葉とともに「子どもたちや近所の人に見送ってもらって幸せです」とあいさつすると、親だけでなく弟の目からも大粒の涙が流れた。

宗海さん&香澄さんカップル

「家族と過ごした感動的な時間も大切な思い出です」

「家から式場に向かう車までの道のりは、母と手をつなぎながら家族一緒に歩きました。幼いころから毎日歩いていた道なので、とても感慨深かったです。このままずっと母と手をつないでいたいと思いました。家族のように成長を見守ってきてくれた近所の人たちに花嫁姿を見てもらえたのもうれしかったです。彼もたくさんの人に祝福してもらえて喜んでいました」(香澄さん)

from編集部『身近な人との仲を深め、今後のつながりを築く「家婚式」』

古くから続く「家婚式」は「祝言(しゅうげん)」とも呼ばれ、両家を結ぶ格式高いスタイルでしたが、現在の「家婚式」は「家族を大切にしたい」「地域の人たちにも花嫁姿で感謝を伝えたい」という、身近な人たちとのこれまでの絆や今後のお付き合いを大事にする花嫁に支持されるアットホームなスタイルが多いようです。また、自宅で花嫁支度をするだけでも、送り出す家族との心温まる感動的なシーンがたくさん! あなたも「家婚式」や自宅での花嫁支度を検討してみてはいかが?

文/木村結(ミューズ・コミュニティー) 構成/松隈草子(本誌) 取材協力/[敦史さん&若奈さんカップル]Wedding 絆 TEL06-6121-6930、[太介さん&由美子さんカップル]Hitomi Produce TEL03-5623-4807
※掲載されている情報は2015年6月時点のものです

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