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今日も世界のどこかで誰かが誓う♪WORLD WEDDING vol.6

国籍や結婚式を挙げる地域ならではの風習があり、一つとして同じものはない世界の結婚式。外国の結婚式ってどんな感じ? 日本の結婚式と何が違うの? そんな興味に応えるWORLD WEDDING第6弾の今回は、スペイン人の新郎と日本人の新婦の、スペインでの結婚式をレポートします。女の子ならば誰もがキュンとするような風習など、日本の結婚式にもぜひ取り入れたい『スペインならでは』をご紹介します!

家族を何よりも大切にするスペインで結婚式を

新郎新婦

新郎アベルさんと新婦寛子さんの出会いは日本。共通の友人を通じて知り合い、SNSを使って仲を深めていった。スペインと日本の遠距離恋愛中は、毎日のようにSkypeで話をするなどして、距離を縮めたふたり。
「国際結婚ならではの結婚式を体験したい」「『家族』を何よりも大切にするスペイン人の新郎の家族や親族に、結婚式に参加してもらいたい」という理由から、結婚式はスペインで行うことに。日本では家族、親族だけで食事会を行った。

準備は別々の部屋で、家族や親族がサポート

新郎新婦

アベルさんの実家があるスペインのアンダルシア地方/セビリアでの結婚式。ゲストにリラックスして楽しんでほしいとの思いから、周りに建物がない、草原の中にある結婚式会場を選んだ。招待客は60人ほど。寛子さんの友人2人も日本から駆け付けてくれた。
スペインでは、式直前まで新郎新婦はお互いの姿を見ることはできない。アベルさんの実家の別々の部屋で準備を行い、アベルさんは先に会場へ。寛子さんのヘアメイクは、ヘアメイクの仕事をしているアベルさんの伯母が担当。日本ではヘアメイク専門のプロが行うことが多いが、スペインでは家族や友人、友人の知り合いなどがヘアメイクを引き受けることが一般的だという。

日本の結婚式でもオススメしたいこと=準備編=

スペインでの結婚式を終えた寛子さんに、日本の結婚式に取り入れてもらいたいことを聞きました。「式直前までお互いのウエディング姿を見られないというのは、ドキドキ感があってオススメです。お互い支度を終えて最初に姿を見たときに、ジーンとくるものがありました。私のドレス姿を見て、彼がぎゅーっと抱き締めてくれたこともいい思い出です」と寛子さん。日本の結婚式では、控室で挙式までの時間を新郎新婦一緒に過ごすことが多い。『花嫁姿で彼をドキッとさせたい』と思うなら、式直前まで別々の部屋で過ごすのも、ありかも!?

祭壇前で花嫁を待つのは新郎と義母

結婚式

いよいよ挙式。新郎は自分の母親と、新婦は自分の父親と会場に入るというスペイン。高齢のため参列できなかった寛子さんの父親に代わり、義父のエスコートで、祭壇前のアベルさんと義母の元へ。4人並んで着席し、会場スタッフの進行により、なれ初めの紹介、誓いの言葉、指輪交換が行われた。挙式後は、ライスシャワー! これもスペインの結婚式では欠かせない祝福の儀式の一つだ。外でタパス(スペインの小皿料理)を皆でつまみ、その後、食事会場へ移動。
スペインでは、クリスチャンでなければ教会での挙式ができないため、クリスチャンではないふたりは結婚式会場での挙式を選択した。

日本とスペインの結婚式はここが違う=挙式編=

日本の挙式の入場で一般的なのは、先に待つ新郎の元へ、父親のエスコートで新婦が向かうというもの。スペインでは、新郎は母親と一緒に入場をして新婦の到着を待つ。また、新郎新婦と親とが並んで着席するのも「家族」を何よりも大切にするスペインならではの風習なのかも。『家族に感謝の想いを伝えたい』と考えるふたりは、家族が祭壇前に揃って挙式に臨むスペインスタイルを検討してみては。

パーティは全員参加のダンスで大盛り上がり

ダンスをする新郎新婦

パーティでは、新郎新婦は親と一緒に長テーブルに座るのがスペイン流。テーブルには、肉料理や魚料理の他、生ハムやアヒージョといったスペインならではの料理が並んだ。ケーキカットは食事が終わった最後に。そして、ここからがまさにスペインウエディングの真骨頂! ダンスタイムがスタート! まずは皆が見守る中、アベルさんと寛子さんが踊り、2曲目からは、ゲストも参加。アンダルシア地方が発祥のフラメンコの曲が掛かると、パーティの盛り上がりは最高潮に。スペインの結婚式に欠かすことのできないダンス。若い世代のパーティでは、DJを呼び、ヒップホップを掛けることもあるそうだ。

日本とスペインの結婚式はここが違う=パーティ編=

「スペインの結婚パーティは、ゲストも新郎新婦側もお互いがそれほど気を使わず、オープンな明るい雰囲気でまさにスペインの国民性が感じられるものでした」と寛子さん。新郎新婦と親とがパーティで同じテーブルに着くのも「家族」を大切にするスペインらしい。招待客へのおもてなしを大切にする日本では、親の席次は、ふたりからもっとも遠い末席が基本。でも、ここ最近は『家族への感謝の気持ちを表したい』と、あえて会場中央に家族席を設けるケースが増えてきているという。日本のスタイルもスペインに近づいてきている!?

『スペインならでは』の結婚式を体験して

ライスシャワーを受ける新郎新婦

「現地で準備を進める中で『人のつながり、温かさ』を強く感じました。準備において進んで力になってくれる人が多かったです。ブーケは、知り合いの花屋さんがプレゼントしてくれました。また、スペインでは結婚式に『借り物』を身に着けると良いとされていますが、義母が広く声掛けをしてくれたおかげもあり、たくさんのものを借りることができました。移動手段の車は彼の友人から、ドレスは彼の伯母の友人からのお下がりを補整しました。私たちのお祝いに、と進んで貸してくれる方々の優しさに感動しました」(寛子さん)。

from編集部『家族と一体となった結婚式も素敵』

スペインの結婚式は、新郎新婦と家族との距離が近いのが印象的でした。日本の結婚式において、親は、ふたりに代わってゲストをおもてなしする側に回ることがほとんど。でも、ゲストが気持ちよく過ごせることに気を配ることさえ忘れなければ、風習にこだわりすぎなくてもいいのかもしれません。家族揃っての挙式や、家族と一つのテーブルを囲む披露宴があってもいいはずです。結婚式を通して、家族に感謝を伝えたいと思うなら、その想いに沿ってふたりらしいスタイルを探してみてはいかがでしょうか。

文/原口好美(ミューズ・コミュニティー) 構成/松隈草子(本誌)
※掲載されている情報は2015年6月時点のものです

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