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結婚式前日にやっちゃダメ!花嫁ビューティを脅かす「7つのNG行動」

もうすぐ結婚式本番!美肌作りなど自分を磨き続けた日々もいよいよ最後を迎えますが、前日はどのように過ごせばいいのでしょう。この記事ではビューティセラピストの三島宏美さんを監修に迎え、花嫁ビューティの観点から結婚式前日に気を付けたいNG行動とその回避策やアドバイスを紹介します。

【式前日のNG行動1】
花嫁の手紙を書くことは避けて!

泣くと、式当日のまぶたの腫れの原因に

花嫁の手紙をしたためながら、父母やペットなど家族との思い出が浮かんできてついつい泣いてしまう、式前日の花嫁さん

ブライダルエステも多く受け持つという三島さん。施術を受けるプレ花嫁さんにとにかく伝えるのが「結婚式前日に花嫁の手紙は書かないで!」ということだそう。理由はもちろん、感極まって泣いてしまうケースが考えられるからです。

「泣いてしまうと目は充血し顔はむくみ、腫れぼったい印象に。それらが引くのにも時間がかかります」(三島さん)

書くことを後回しにしがちな花嫁の手紙ですが、式前日の作業は避けましょう。夜に書くのはもっての外です!

レスキューアドバイス

監修者プロフィール写真

【Q.それでも泣いてしまったら?】
A.とにかく冷やしましょう。冷たい水で冷やしたタオルでまぶたをおさえて、応急処置を!(三島さん)

花嫁の手紙を書くなら、結婚式の2日前までに!

なるべく結婚式前日の手紙書きは避けること。式2日前といっても思うように書けず長引いては意味がないので、内容は式の1週間前から固めましょう。また泣いてしまう原因は、花嫁の手紙だけとは限りません。今までを振り返って涙しそう、という事態にも気を付けて!思い出に浸る一方で冷静さもお忘れなく。

【式前日のNG行動2】
脂っぽいものやお酒etc.体に負担をかける飲食

肌荒れやむくみといったトラブルの原因に

胃腸に負担をかける食べ物、飲物には気を付けましょう。思わぬ肌トラブルの原因になりかねません。普段なら問題がなくても、結婚式前日は緊張や疲れから無自覚のうちに体力が落ちている可能性もあるはず。以下を参考に式前日の飲食を考えて。

<食べ物、飲物で気を付けたいこと>
●塩分
むくみを招く原因に。忙しいと外食が多くなりがちなので、注意が必要です。

●刺激のあるもの
“辛いもの”“甘いもの”“脂っぽいもの”。これら刺激のある食べ物は胃腸に負担がかかりがち。突発的な肌荒れやむくみなどのトラブルが出ることも。

●アルコール
むくみを引き起こしやすく不調時には肌荒れにつながることも。また食事に含まれる塩分も取り込みやすくなる可能性があるので、式前日は摂取を避ける方が無難。

●水分不足
むくみが心配にもなりますが、水分不足は避けるべきだと三島さんは言います。その日の食事やお茶から取れる水分も含め、計1.5Lの摂取量を目安に。冷たいものは控え、お水なら常温のものを。さゆはさらに理想的だそう。

結婚式前日に会食があるなら、食事内容のコントロールを!

親族や友人が集まるため、結婚式の前日に会食を行うケースもあるはず。その席では、口にするものに気を付けましょう。お酒を断りにくい場合、乾杯の際はノンアルコール飲料にするか、飲み慣れているならグラス1杯程度にとどめて。食べる量も腹八分目に抑えましょう。

【式前日のNG行動3】
体を冷やすこと

肌ツヤの低下やクマを引き起こす、血行不良の原因に

アイスラテを飲もうとして、ハッとする女性。「そういえば式前日は体は冷やさない方が良かったんだっけ、、、」飲むのを踏みとどまって、セーフ!

体の内側からも外側からも、冷えを招く原因を取り除いて過ごしましょう。

内側からのケアとしては、冷たい飲物を避けることが大切。結婚式前日だけは氷入りのドリンクは我慢する方が良さそうです。「内臓の冷えは体の巡りにも影響があり、肌ツヤや血行不良、クマなどの原因に」(三島さん)。また温かくてもカフェイン飲料は冷えにつながると考えられるので、控えめに。

そして外側のケアとは、温めること。入浴はシャワーで済まさずに。「アロマオイルや入浴剤の利用によって循環が高まり、老廃物排出の促進に。20~25分程度は湯船に浸かってしっかり体を温めてください」(三島さん)

体を温めて、コンディションアップと緊張緩和を!

体を冷やさないことは、体調や肌コンディションの向上に加え緊張の緩和にもつながります。「体を温めると副交感神経が優位になるため、リラックス効果が望めます。結婚式直前の緊張にはとにかく体を温めてあげてくださいね」(三島さん)

【式前日のNG行動4】
シェービングを行うこと

肌荒れしやすいので要注意!

シェービングは刺激が強く、肌荒れを起こしてしまう可能性も。結婚式前日の施術は避けましょう。一方でエステは施術がダメとは限らないそう。「普段から受け慣れているのであれば、式前日のケアもNGではありません。ですが、余裕を持って前々日までには済ませることを目安に考えると良いと思います」(三島さん)

シェービングは、結婚式の1週間前完了を目安に

式当日のトラブルを避けるためにも、シェービングの施術日は余裕を持って設定しましょう。それには、ビューティケアに関するスケジュールをしっかり立てて早めに予約を入れておくことが重要です。春や秋など結婚式が多いシーズンでは予約が集中して取りにくい可能性があるので、特に注意を。

【式前日のNG行動5】
寝不足はダメ!

むくみ、クマ、血色もいまひとつ。脳の疲労も抜けにくい!

仕事や結婚式準備などで式の前日は忙しくなりがちです。ですが、寝不足による影響はあまりにも大き過ぎます!「クマのほか、顔色はさえず、顔も体もむくみやすくなります。結婚式前日は22時台には就寝することをおすすめします」(三島さん)

レスキューアドバイス

監修者プロフィール画像

【Q.もし、眠れなかったら?】
A.おなかを温めると眠りやすくなります。湯たんぽやホットピローを使うほか、畳んで厚くしたバスタオルをおなかの周りに巻いても温まります。蜂蜜入りのジンジャーティーや、カモミールティーなどのハーブティーも試してみてください(三島さん)

7~8時間の睡眠を確保できるように、結婚式準備には余裕を持って

日常的な仕事のほか、ゲストへのメッセージ、ムービー制作にDIYなど、結婚式が近くなると寝不足を招く要因はたくさん!就寝は優先順位の高いスケジュールであることをしっかり意識して、さまざまな作業は式の2日前までに終わらせるように計画を立てて進めましょう。

【式前日のNG行動6】
長時間のデジタル機器使用

疲れ目や睡眠の質の低下につながる可能性大

結婚式の前夜の夜更けまでスマホでSNSのやり取りを続ける女性。目がギラギラしてしまって辛そう!

「PCやスマホの画面を長時間見続けると、目の疲れや充血を引き起こしやすくなります。また眠りが浅くなり睡眠の質を下げてしまうと、寝ても疲れが取れにくくなることも」(三島さん)。結婚式前日はデジタル機器の使用をなるべく控えられると理想的です。

テレビも含め、デジタル機器をなるべく見ない状態を目指そう

目と心身を休ませるためにも、使用時間の長さに注意を。式前日はゲストとのやりとりや関係各所との連絡、SNSチェックなどでスマホやPCの使用が欠かせないかもしれません。それらの使用は式前日の昼過ぎまでにはひと段落つけられるようにスケジューリングが出来れば理想的。とはいえ、現実的には難しい場合も。そんな時は、可能な範囲で頑張ってみて。

【式前日のNG行動7】
スペシャルケアにご用心!

使い慣れないコスメやケアは、肌荒れを起こす可能性あり

ついやってしまうのが、特別な日だからこそのスペシャルケア。いつもよりランクが高い化粧品やパックなどを使おうとしているなら、ちょっと待った!栄養過剰で肌荒れを引き起こす可能性があるそうです。「『ここぞ!』のパックなどは肌に合わないことも。コンディションを崩す原因になりかねませんので、注意が必要です」(三島さん)

いつもと違うことは避ける!

「もっとキレイに」という気持ちが湧くのは当然です。けれど結婚式前日はいつも通りのケアを。さらなる美肌やコンディションアップを図るのではなく、ここまでにつくり上げてきた良い調子をキープすることを心がけて。

式前日の理想的な過ごし方

理想的なタイムスケジュール

結婚式当日の美しさの土台づくりはその前から始まっていて、必要なのはリラックスと心身への優しさ。以下のスケジュールに沿って過ごしてみてください。可能であれば仕事はお休みしたいところですが、難しい場合はせめて残業は控えて。

●6時~7時……起床
いつも通りに起きるのがベター!

●12時~13時……昼食

●18時~19時……夕食
理想の食べ始めは18時。20時までには食べ終えて。

●20時~21時……入浴スタート
湯船に20~25分程度は浸かりましょう。21時半にはお風呂から上がれるように。

●21時半……可能な範囲で、デジタル機器の電源オフ
これよりも前の時間で出来たら、理想的!

●22時台……就寝
22時台には布団に入ることを心がけて!

「式当日はメイク開始の3~4時間前には起床を。就寝時のむくみが引くのに3時間程度かかりますし、寝過ぎても目が腫れてしまいます」(三島さん)。午後挙式だったとしても、余裕を持って早く起きて動き始めましょう!

理想的な食事

食事は減らさずに。回数は2~3食で、普段2食なら2食で良いそうです。メニューは体を温めながら消化しやすく、血行を促すものを意識して。

「例えば、白菜としょうがのスープなど。野菜を多めに取るように心がけてください。また油分の過剰摂取を防ぐため、使用量には注意を。蒸す、焼くほか、お鍋も良いですね」(三島さん)

注意点が普段より多く感じられますが、制限はストレスになるとも三島さんは言います。

「緊張から甘いものが欲しくなったら蜂蜜入りのジンジャーティーや、食べ物ならフルーツ、砂糖をまぶしていないデーツなどから甘味を取りましょう」(三島さん)

このようにストレスを和らげ、体を冷やさないように意識を。「体が温まることで心身のリラックス効果が望めます」(三島さん)

寝る前のマッサージで、質の良い眠りと美肌作りを!

耳の下から首筋~肩に向かい、4本の指を使って5回程度さすって流す。
鎖骨中央~脇までを、4本の指で押して軽くもむ(5回程度)。最後に、脇の横を10回転程度ほぐす。

ゆっくり過ごすとしても結婚式に向けて体を動かすなど何かしたくなるもの。とはいえ、やり慣れないことは避けた方が無難かも。そんな日におすすめなのが寝る前のマッサージだそう。

「ボディオイルやボディクリームを使って、首肩周りを流しましょう。タイミングとしてはお風呂上がりの寝る前が理想的です。二重顎のケアや透明感アップほか全身のむくみケアにも有効です。さらに余裕があれば足裏のマッサージを。こちらも全身や顔周りのスッキリ感アップにつながります」(三島さん)

これらの所要時間は合計で10分間程度。リラックスできてコンディションも整えられるとのことなので、ぜひやってみてくださいね。

●首肩周りのマッサージ……所要時間5分程度

1:首筋~肩、鎖骨中央~脇に向かってボディオイルを塗布。(ボディクリームやボディミルクも可)

2:(イラスト1枚目参照)耳の下から首筋~肩に向かい、4本の指を使って5回程度さすって流す。

3:耳の下から首筋~肩に向かって、手全体でもみほぐす。(5往復程度)

4:肩上部をもみほぐす。(10~15回程度)

5:鎖骨の下を中央から脇に向かって4本の指で押し流す。(10回程度)

6:(イラスト2枚目参照)鎖骨中央~脇までを、4本の指で押して軽くもむ(5回程度)。最後に、脇の横を10回転程度ほぐす。


●足裏のマッサージ……所要時間2~3分ずつ

足裏にボディオイルやボディミルク、ボディクリームを塗布し、土踏まず~足裏の真ん中辺りを親指で満遍なくグーッと押して流す。(10~20回程度)

From 編集部

計画性を持って、結婚式前日はとびきりの“ご自愛”の日に。

紹介したNG行動とは、自分への負担がかかることでした。つまり式前日に目指すべきはいつも以上に自分に優しく過ごすことであり、それが叶う時間を確保することが必要です。そのためには事前のスケジューリングは不可欠。結婚式前日にやることを詰め込み過ぎないように予定を組むことも、花嫁美容に欠くことができない重要事項だと心得て!

監修者プロフィール画像
Profile

三島宏美さん ビューティセラピスト

東京・表参道にあるトータルビューティサロン「リバイタライズサロン クリーム」(http://www.creamcream.jp/)のチーフセラピスト兼メイキャップアーティスト。確かな技術と知識から、サロンでの施術ほか美容媒体メディアにも多数登場。

取材・文/弘中栄美 イラスト/ayaka illustrator
※掲載されている情報は2023年4月時点のものです

  • 挙式1ヶ月前
  • 式直前1カ月前
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