ゼクシィ PRODUCED BY RECRUIT

 

ゼクシィ最新号をチェック!

  1. 結婚情報ゼクシィTOP
  2. ゼクシィ WEB MAGAZINE
  3. 結婚式・挙式全般
  4. パパママ婚、おめでた婚、3カ月以内挙式、マルニ婚ほか
  5. マタニティー花嫁が語る「それでも私が結婚式を挙げた理由」
結婚式スタイル
Share on>

マタニティー花嫁が語る「それでも私が結婚式を挙げた理由」

マタニティー花嫁

マタニティー花嫁と言っても、実は事情もタイミングも人それぞれなんです。式を挙げる前から妊娠がわかっている人だけではなく、準備の途中や式の直前になって妊娠が判明した人もいます。初めは不安を抱えつつも、多くのマタニティー花嫁は、予定を変えることなく式を挙げています。
先輩花嫁たちが、どんなことに不安を覚え、それをどのように克服したのかをご紹介しましょう。

妊娠中に結婚式を挙げた花嫁の割合は全体の約2割

ベビーブーティ

先輩花嫁309人に聞いたところ、式を挙げるタイミングで妊娠していた人は約2割でした。妊娠がわかってから式を決めた人と準備中に妊娠がわかった人の割合は約半々という結果に。

・妊娠がわかってから式を決めた……47%
・式の準備中に妊娠がわかった………48%
・上記のどちらでもない………………5%

また、式のタイミングが妊娠何カ月目だったかを聞いたところ、平均は約4.8カ月でした。

・1~3カ月……28%
・4~6カ月……45%
・7~8カ月……27%

まだつわりのある時期に式を挙げている人も多いようですが、皆どんな不安を抱えていたのでしょうか。

結婚式に「ためらい」「不安」があった花嫁は65.6%。その内訳は?

花嫁ドレス姿

妊娠中に結婚式を挙げることに少しでも「ためらい」や「不安」があったか聞いたところ、65.6%の人が「ためらいや不安があった」と答えました。その内訳は……

・当日の体調……53%
・体形の変化……28%
・式のための移動……9%
・その他(子どもへの影響や準備が不十分になる、など)

多くの人が、つわり等で当日体調が悪くなるのでは……と心配したという結果に。
また、妊娠後期になるとおなかが目立ち始めて、ドレスが着られなくなるのでは、という不安も。式をどちらかの地元や海外で挙げた人は、飛行機での移動にためらいを覚えたようです。

先輩花嫁はどんなことに「ためらい」や「不安」を感じた?

・つわりがひどく体調もすぐれない上、おなかが大きくなってドレスのサイズがあるのか心配だった(32歳/香川県 )
・式当日が安定期に入る前だったので、万全の体調で臨めるか不安だった(28歳/静岡県)
・準備期間が少なく満足な式が行えるかわからなかった(26歳/神奈川県)
・ドレスを着て、慣れないことをしたり緊張することで体に負担が掛かるのではと思った(26歳/宮城県)

「ためらい」「不安」があったけれど、結婚式を挙げた理由とは?

エンパイヤドレスの花嫁

ためらいや不安があっても、結婚式を挙げた理由を聞いてみました。

・親や親戚、友人などお世話になった人にふたりをお披露目したかった……35.7%
・結婚式をすることや花嫁になることにもともと憧れていた…… 28.6%
・結婚式をすることがふたりの人生にとってのけじめだと思ったので……21.4%
・準備中で妊娠が判明し、結婚式を行わざるを得なかったので……21.4%
・会場の設備やスタッフの配慮があり安心できると思ったから……19.0%

ほかにも、「妊娠中でも結婚式をした知人や有名人の例があり何とかなると思った」「結婚式のころには安定期に入っていて大丈夫だろうと思った」などの理由が上位にあがりました。
結婚式は憧れであり、けじめ。不安やためらいがあっても、式を挙げたい! という思いで挙げた人が多いようです。

先輩花嫁はなぜ不安があっても結婚式を挙げた?

・結婚式は子どものころからの憧れであり、一生に一度なのでどうしてもしたかった(24歳/大阪府)
・結婚式を挙げて新しくスタートを切りたかったから(30歳/栃木県)
・家族に改めて感謝の気持ちを伝える場所として式を挙げたかった(26歳/福岡県)
・想像以上にスタッフの方が手慣れていて、子持ちのスタッフが相談にのってくれたりアドバイスをくれたので(27歳/福岡県)
・妊婦でも安心して着られるエンパイアドレスが豊富だったので(31歳/高知県)

マタニティーウエディングで気を付けたいこと

花嫁ドレス姿

とにかく「無理をしない」ことが肝心! できるだけ周囲のサポートが得られるよう、事前に準備をしておくことが大切です。以下に、マタニティーウエディングで気を付けたいことをまとめてみました。

【準備編】
・妊娠中であることを会場スタッフに相談してサポートしてもらおう
・会場によってはお得なマタニティープランがある場合も。上手に活用しよう
・彼に体調のことを相談し、積極的に準備を手伝ってもらおう
・家族や親しい友人などの周囲に伝えてフォローしてもらおう
・ドレスの採寸はできるだけ遅めにするか、早めにするならショップに相談して少し大き目のサイズを押さえてもらおう
・手作りなどで無理は禁物、準備期間中もなるべく早めに寝るようにしよう

【当日編】
・ドレスはおなかを締め付けないデザインや、サイズ調整可能なマタニティー向けのドレスを選ぼう
・靴はできるだけヒールの低いものを。体調によって足がむくむので、フラットな靴がベター
・プランナーや会場スタッフに当日の体調を伝え、何かあればフォローしてもらえるようお願いしておこう
・食事はつわりがひどければ、手をつけなくてOK。控室に簡単に食べられるものなどを用意しておこう
・体調が悪くなったら無理をせず中座するなどして、臨機応変に対応しよう
・司会の人にお願いして、ダブルハッピーであることを紹介してもらい、ゲストにも祝福してもらおう

産婦人科の先生からのアドバイス

妊娠中はただでさえ、体に負担がかかるもの。“いつもどおり”ではなくいつも以上に「無理をしない」ことを心掛けましょう。月齢別には、初期(妊娠2~3カ月)はつわりが多い時期。切迫流産の危険性もあるので、特に注意が必要です。5~6カ月になると、安定期にはいりますが、やはり流産の危険があるため、準備のための夜ふかしや動き過ぎに気をつけてください。6~8カ月になると、おなかが目立ってきます。ドレスが少しでもキツく感じる場合は、遠慮せずスタッフに相談するようにしましょう。9カ月以降は、おなかのハリに注意が必要です。
無理をしないためにも、会場スタッフと細かく相談しながらプランを立てたり、家族や友人にサポートしてもらえるよう事前に話しておくことをおすすめします。
(はるねクリニック銀座 産婦人科医・山内先生)

先輩花嫁から、これから結婚式を迎えるマタニティー花嫁へ!

手をつなぐ花嫁と花婿

・ヒールが高かったり、ボリュームのあるドレスだとしんどいので、できるだけおなかに負担の掛からない衣裳にすると良いですよ(28歳/京都府)
・参加者に事前に妊娠中だと伝えておけば、体調が悪くなっても休憩しやすいと思います(26歳/三重県)
・結婚の準備はとても大変でしたが、式場の方々がとても細やかに気配りをしてくれたおかげで無事に式を挙げることができました(32歳/ 香川県)
・つわりがしんどかったので、彼やプランナーさんに任せられることはお任せしました(25歳/山口県)
・おなかが空いているとつわりがひどくなるので、あめやパンなど軽く口にできるものを持ち込みました。ドレスはおなかがキツくなってしまうことがあるので、式に少しでも近い日程でサイズ調整を(25歳/京都府)
・準備はなるべくメールを中心にして式場での打ち合わせ時間を短くしてもらうと体が楽(30歳/埼玉県)
・スタッフさんや周りの方々がサポートしてくださるので、ありがたく受けながらおなかの中の子も一緒に楽しむと良いですよ(26歳/大阪府)
・式場の方、ドレスショップの方は慣れていることもあり、気遣いがあり適切な対応をしてくださいます。小さいことでも相談してみて(26歳/宮城県)
・産後は自由に動けないので、妊娠中に結婚式をやって本当によかったです!(30歳/栃木県)

from編集部『式の内容にこだわり過ぎずに、とにかくリラックス!』

憧れだったウエディング。抱いていたイメージへのこだわりもあるし、これもやりたい、あれもやりたいと譲れない部分や意気込みもあるでしょう。でも、結婚式は家族の門出を祝うもの。一昔前と違い、親や世間もマタニティーウエディングを温かく見守ってくれています。ふたりだけでなく、赤ちゃんも含めた家族の結婚式であることを意識して、リラックスして臨めるといいですね。
それには、すべてをひとりで抱え込まず、周囲に支えてもらうことが肝心。会場スタッフやドレスショップの店員さんは、ある意味マタニティーウエディングのプロ。遠慮せずになんでも相談してみると、自分では思いつかない提案をしてくれることもあると思いますよ。

構成・文/平間 美樹
取材協力/はるねクリニック銀座
※掲載されている情報は2015年4月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは309人が回答したマクロミル調査によるものです

  • 挙式
  • 結婚準備全体
  • 常識・マナー
  • 悩み解決
  • 家族の絆
  • 安心したい
挙式・披露宴会場を探す
Share on>

pagetop