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お父さんにシェア!「締めのスピーチ」完全バイブル

お父さんにシェア!「締めのスピーチ」完全

披露宴を締めくくる父親の謝辞。最近は新郎が引き受けるケースも増えてきましたが、それでも親は親の立場で、来てくださった方々にお礼を述べ、「ふたりをよろしくお願いします」と伝える必要があります。今回はスピーチのプロ、フリー司会者の兼子美佐さんに、父親向けのスピーチテクニックを伝授してもらいました。文章を考えるのが苦手なお父さん、これを読んでスマートな謝辞のコツをつかんでください。

【話し方のコツ1】まずは気構えから

【話し方のコツ1】まずは気構えから

「うまくしゃべろうとしなくても大丈夫。緊張の場面で流暢(りゅうちょう)に話すのが難しいことは誰でもよく分かっています。むしろちょっと言葉に詰まるくらいの方が人間味あふれて好印象だと思いませんか?」と兼子さん。それよりも、ゲストが求めているのは「気持ち」。リラックスして臨みましょう。

【話し方のコツ2】スピードと間

【話し方のコツ2】スピードと間

ただ原稿を読むだけのスピーでチは、一本調子になりがち。そこでプロのテクニックを聞いてみると、「スピードと間です」という答えが返ってきました。プロが常に意識しているのは「緩・急・強・弱」。一見難しそうだけど、例えば「おめでとうございます」の部分は心の底からおめでとうという気持ちでしゃべること。そうすれば自然と笑顔も出てくるし、おめでとうという言葉はゆっくり大きな発音になるんだとか。

★兼子さんからのひと言アドバイス

スピーチ=滑舌よくスラスラ、が良いしゃべりだと思うのは間違い。例えば心を込めて「おめでとうごさいます」と言った後、感極まってすぐに次の言葉が出てこないこともありますよね。でもそれでいいんです。そういう余韻や間も、スピーチを温かいものにしてくれます。

【話し方のコツ3】マイクを上手に使う

【話し方のコツ3】マイクを上手に使う

自分の顎の斜め下5~8センチにマイクの頭が来るように固定すると、声が聞き取りやすくなるそうです。さらにスピーチには見栄えも大切。しゃべっている口元が見えた方が表情もよく分かり、聞いている方の感動もアップ。

★兼子さんからのひと言アドバイス

マイクを手に持つ場合は、ひじをあまり開けずに構えたほうが格好よく見えますよ。家で練習する場合は鏡を見ながら。テレビのリモコンがちょうどマイクと同じようなサイズなので、持つ練習もしてみましょう。

【スピーチ原稿の構成1】起・承・転・結をベースに

父親の謝辞もほかのスピーチ同様、「起・承・転・結」が基本。もし謝辞の途中で頭が真っ白になってしまっても、「起・承・転・結」で何を話すのかを覚えておけば、多少言葉尻が変わっても、そんなに影響なさそうです。

★兼子さんからのひと言アドバイス

始まりの「起」と結びの「結」は極力シンプルな方がすっきりします。一文はなるべく短く、そしていつもの会話よりもゆっくり、を心掛けるといいですよ。

【スピーチ原稿の構成2】基本形はこれ!

・起→「本日はありがとうございました」とあらためてお礼を述べる。
・承→今日の感想。初めてお会いした方への感謝なども添える。
・転→新郎新婦への激励。「親としてこんな家庭をつくっていってほしい」というエール。
・結→あらためてお礼を述べ、「ふたりをよろしくお願いします」と結ぶ。

★兼子さんからのひと言アドバイス

「ご指導ご鞭撻(べんたつ)のほど……」は、ちょっと硬いかなと思ったら無理して使わなくても大丈夫。「これからも皆さまのお力添えをどうかよろしくお願いします」と、自分らしい言葉でOKです。所要時間は2~3分を目安に。

【スピーチ原稿の構成3】応用編(起承転結の「起」)

新郎の父、タナカハジメでございます。皆さま、本日は

★行楽日和の3連休初日に
★雪の舞う寒さが厳しい日に
★師走というお忙しい中

ユウスケ・カナコの結婚披露宴にご参集くださいまして、誠にありがとうございました。

(★マークはバリエーション)

【スピーチ原稿の構成4】応用編(起承転結の「承」)

そんな子どもがいつのまにか、学生になり社会人になり……
今日お越しくださった皆さまと出会って、たくさんの刺激と支えをいただきながら、ここまで来ることができました。
お祝いの言葉を聞いていて、親も知らない一面があったり、心配しなくても、案外仕事では頼られているんだなぁと、息子の成長を感じることができました。
そして、ご祝辞をくださった上司のイケダ様、ワタナベ様、乾杯のご発声を快く引き受けてくださった先輩のスズキ様、さらに華やかな余興で盛り上げてくださったカナコさんのチアリーディング部仲間の皆さま、本当にありがとうございました。

【スピーチ原稿の構成5】応用編(起承転結の「転」)

カナコさんと初めて会ったのは2年前です。
それまでは趣味のフットサルの話しかしなかった息子の口から「今度、紹介したい人がいる」と聞いたときには、驚きと同時にとてもうれしく、そして緊張したことを覚えています。家へ遊びに来てくれたカナコさんは

★よく笑う明るいお嬢さんで、話をしていても利発な人でした。
★本当にユウスケでいいの?と思いつつも上手くいってくれればなぁとずっと思っておりました。
★私たちも一瞬でファンになりました。
★何度目かに来てくれたときには、おいしい料理も作ってくれました。

ユウスケ・カナコのふたりは、今日から新たな道を歩んでいきます。
今は、新家庭への理想に胸ふくらませ、あれこれ思い描いていることでしょう。
でも、楽しいことばかりではありません。むしろしんどいことの方が多いのが人生です。夫婦になったふたりには、それを力を合わせて乗り越えてもらいたいと思っております。

(★マークはバリエーション)

【スピーチ原稿の構成6】応用編(起承転結の「転」)

今日ここにお集まりくださった皆さまには、どうかこれからも変わらぬお付き合いをお願いします。
ふたりが間違っているときには遠慮なく叱ってやってください。

本日は、お招きしておきながら十分なおもてなしができませんでしたが、和やかで、一生の記念になる披露宴となりました。
両家を代表しまして、厚く御礼申し上げます。
皆さまありがとうございました。

教えてくれたのはこの方!

兼子美佐さん(フリー司会者)

大学在学中からイベントMCやレポーターを経験し、その後、ブライダル専門の司会者事務所やフリーランスで1100件以上の司会を務めてきた「しゃべり」のプロ。現在、テレビの報道番組でニュースやコーナーナレーションを担当。自身のWEBサイトでスピーチ原稿の添削も行っている。

from編集部『最後にもうひとつ』

親世代ならご存知かもしれませんが、切れる・別れる・落ちる・冷める・戻るというような「忌み言葉」はなるべく使わないようにしましょう。最近は気にする人も少なくなりましたが、そこはやっぱりお祝いの席。締めの言葉も「最後に」ではなく、「結びに」とすると、「ああ、お祝いの席の言葉をご存じなんだな」と、お父さんもふたりの株も上がりそうです♪

取材・文/南 慈子
取材協力・監修/兼子美佐(フリー司会者)

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