「着たい」だけで選んでない？ ドレス選びは会場との相性も大切！
会場の広さや雰囲気、パーティ内容とマッチしたドレスを選べば、空間との一体感で花嫁姿がより美しく見えるはず。そこで今回は会場のタイプ別に合うドレスをご紹介。先輩花嫁の実例も要チェック！
ホテルや専門式場の華やかなバンケットの場合
会場のスケールに負けない存在感
【こんな会場の場合】
天井が高く広さもある大規模な会場。
シャンデリアや大階段などがあり、じゅうたんや照明器具も華やか。
【合うドレスのポイント】
□シルエット…Aラインやベルラインなど、遠くにいるゲストにも主役感が伝わる大きなシルエット。長いトレーンも映える
□柄やモチーフ…大きめでインパクトのあるデザインだとより映える
□素材…シルクやサテン系のツヤのあるタイプが好相性。大胆なカットレースも素敵
先輩花嫁が着た会場映えドレス
【1枚目】“王道のホテル”といった雰囲気だったので、ナチュラルな感じは違うかなと思い、遠目でも刺しゅうやレース模様がわかる華やかなものにした。（久米路子さん）
【2枚目】100名以上着席可能な会場に対して、ゲストが90名と若干少なかったので、華やかさを意識。ボリュームとハリのある素材のAラインのドレスに。（KAORIさん）
【3枚目】豪華なシャンデリアがある天井の高い会場だったので、Aラインの広がるドレスに刺しゅうのトレーンが映える一着をセレクト。（さちこさん）
ゲストと距離感が近いこぢんまりした空間
近くで見られたとき威力を発揮するデザイン
【こんな会場の場合】
十数名～50名前後の少人数向け会場。
食事会やゲストとの会話がメインのパーティ向き。
【合うドレスのポイント】
□シルエット…多少狭くてもスイスイ歩けそうな控えめなAラインやスレンダー、マーメイドなど
□柄やモチーフ…間近でゲストと接することも多いので、至近距離で見たときに本領を発揮する繊細な刺しゅうやモチーフ。全身よりはトップスにポイントがあるもの
□素材…重た過ぎず、動きやすい滑らかなもの。シルクなど上質な素材にこだわるのも素敵
先輩花嫁が着た会場映えドレス
【1枚目】最大40名収容の広さも高さもない会場だったので、ドレスで場所を取りたくなかったが、ホテルなので地味すぎないものをと、裾がふんわり広がるマーメイドラインに。高層階で二面の窓から自然光が差し込むので、光を受けてスワロフスキーのビジューが輝くのもポイント。（亜須さん）
【2枚目】古き良き伝統を受け継いだ格式ある専門式場の雰囲気に合わせて、ヴィンテージドレスをセレクト。会場自体はこじんまりしていたので、広がらないエンパイアドレスに。（mamiさん）
【3枚目】小さめの会場で、ゲスト席をラウンドする演出を考えていたので、動きやすいように、長いトレーンは取り外し、7センチヒールのシューズでちょうどよい長さのAラインにした。 （Leoさん）
自然光が入る貸し切りゲストハウス
アットホームな雰囲気に合うナチュラル感
【こんな会場の場合】
ガーデンを併設し、大きな窓から光が差し込む邸宅風。
貸切でプライベート感があるので、アットホームな雰囲気。
【合うドレスのポイント】
□シルエット…会場のスケール感によってタイプは分かれる
□柄やモチーフ…自然光の似合う親しみやすい空間に合わせて、カジュアルさやナチュラル感を取り入れても素敵
□素材…併設のガーデンや自然光の中で映えるヘルシーなタイプ
先輩花嫁が着た会場映えドレス
【1枚目】会場は白が基調のかわいらしい雰囲気。ドレスも同じようにレースやふわふわな感じにすると甘過ぎるかなと思い、質感もデザインもあえて大人っぽい印象のものに。（佐藤あゆみさん）
【2着目】広いガーデンやプール付きのリゾート感のある会場で、装花にもこだわっていたので、雰囲気を邪魔しないように、シンプルなデザインをセレクト。（ゆりさん）
【3着目】アットホームな雰囲気を出したかったので、格式張らない雰囲気の一着を希望。ウエストに黒いリボン付きのドレスを選び、カジュアル感を出した。（三浦葉子さん）
海外リゾート
自然の中で映えて、動きやすいドレス
【こんな会場の場合】
ビーチやガーデンを間近に望むリゾートの会場。
少人数なので、こぢんまりとした規模感。
【合うドレスのポイント】
□シルエット…ビーチや自然の中でも動きやすい、控えめのラインや、引きずらないタイプがお勧め
□柄やモチーフ…リゾートならではの景色や自然光の中で浮かない、ナチュラルなモチーフがお勧め。光と相性のいいビジューも素敵
□素材…光や風をはらんで、軽やかな質感を感じさせるタイプ。動きやすさも重視
先輩花嫁が着た会場映えドレス
【1枚目】大きな木の下のレストランで、オーシャンビューの開放感や自然豊かな感じを大切にしたかったので、ナチュラルな一着をセレクト。そこに自分の好みでもあり華やかさも出したいと、総レースのエンパイアドレスに。（きみさん）
【2枚目】リゾートホテルの、窓からガーデンを望む南国ムード溢れる小規模会場。座っている時間が多いので、テーブルの装飾は控えめにして、胸元に切り替えやフリルのあるデザインをセレクトした。（八柳円香さん）
【3枚目】大きな窓からビーチを望み、スワロフスキーのシャンデリアがある会場。胸元にビジューが付いていてシェルっぽいイメージの1着に。 （A.Yさん）
From 編集部
ウエディングドレスにもTPOはある！
普段のファッションもTPOが大事であるように、空間やシチュエーションとの相性はおしゃれ花嫁になるためのマストな条件。ドレス選びの際は、好みだけでなく、会場の広さや雰囲気を踏まえて、後悔のないようにセレクトしましょう。
構成・文／小松七恵 イラスト／itabamoe
※記事内のデータならびにコメントは、2017年11月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー128人が回答したアンケートよるものです
※掲載されている情報は2017年12月現在のものです
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