
見積りって何回もらうか知っている?

結婚式の見積りは、少なくとも3回はもらう人が多いって、知っている? なぜ3回必要なのか、どのタイミングでもらうのか、それぞれの見積りにどんな違いがあるのか。見積りの基礎の基礎をまずは確認してみよう!
1回目の見積りは下見やブライダルフェアで
最初の見積りは、会場の下見時やブライダルフェアなどでもらう。ふたりの希望もまだざっくりとしか決まっていないこの段階では、必要最低限の項目しか入っていなかったり、プランも最低ランクで作成される見積りが多い。どんなアイテムが含まれていて、料理や衣裳のランクはどうなのかも聞いておきたいところ。またパックプランといっても、全ての費用が入っているわけではないことも心に留めておいて。
2回目は候補会場を決めた後の打ち合わせで
会場が決まったら(もしくは最終候補を2~3会場決めたら)、ふたりがしたいことや条件を全て伝えて、2回目の見積りを出してもらう。ブライダルフェアやパンフレット、ホームページなどを見て、料理・飲物、衣裳、ブーケや装花、演出、ギフト、写真やビデオなどをチェックし、これがいい!と選んだもので希望を出そう。値段を気にせずに思い切り理想で見積もってもらうのもいいけれど、大幅な見積りアップになることもあるので、ある程度は現実路線で。
3回目からは決定会場で予算も見据えて
2回目をベースに、予算と照らし合わせながらより現実的なものに調整したのが3回目の見積り。アイテムを追加したり、削ったり、ランクを変更したりという作業になるが、2回目の見積りが予算オーバーしている場合は、ふたりが何にこだわるのか、どこが一番譲れないのかなど、優先順位を考えておくことも大切。ギリギリまで決まりにくいゲストの人数、ギフトや演出の内容などもこの時には確定を。
もちろん3回目で最後ということではなく、人数が決まらなかったり、迷っているアイテムがあれば、3回目以降も見積りを出してもらえる。ふたりのこだわりを実現しつつ、納得のいく金額になれば大成功!
from編集部『他の会場と比較しやすいようこだわりを反映させて』
希望が固まっていない段階でもらう見積りはあくまでも参考程度。数十万円単位でアップすると思っておいたほうがベター。だからなるべく早いうちに、ふたりのやりたいことをきちんと詰め込んだ見積りを出してもらおう。また、会場を比較しやすいように同じ条件で見積りを出してもらうのがおすすめ。
取材・文/清水真保(ノーション)
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