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結婚する前に見ておきたい映画~泣ける編~

結婚する前に見ておきたい映画~泣ける編~

結婚準備に疲れて、溜まりがちなストレス。そんな皆さんに必要なのは心のデトックス!感動の涙と一緒にストレスを外に出すのが一番です。そこで、結婚する前に見ておきたい泣ける映画をご紹介します。選んでくれたのは映画ライターの長谷川町蔵さん。作品は2004年に全米初登場1位を記録したロマンティック・コメディー『50回目のファースト・キス』です。たまには息抜きする日をつくって、ガッツリ泣いてください!

『50回目のファースト・キス』/ストーリー

『50回目のファースト・キス』/ストーリ

舞台は常夏の島ハワイ。水族館で獣医として働くプレイボーイのヘンリー(アダム・サンドラー)は、ある日カフェでルーシー(ドリュー・バリモア)という女性に出会い、一目惚れ。ふたりは意気投合し、互いに惹かれ合います。ところが、翌日カフェで再会すると、ルーシーは冷たく他人行儀に……。

実は1年前の10月13日、ルーシーは交通事故に遭い、その後遺症から一晩で前日の記憶を全てなくしてしまう「短期記憶喪失障害」を抱えていたのです。彼女の家族はルーシーが翌日も自然に「10月13日」を迎えられるよう、深夜にこっそり家の状態を1日前に戻していました。周囲の努力によって、ルーシーは自身が障害を抱えたことに気づかず生活を送っていたのです。

ルーシーを諦められないヘンリーは、毎日あの手この手で彼女を口説き落とし、カップルとしての日々を過ごします。ヘンリーの努力が実り、ふたりの関係は順調に進歩しているように見えました。ところが、ある日ルーシーはヘンリーにふたりの過去をすべて消したいとお願いするのでした……。

毎日新鮮なアプローチでヒロインを口説くヒーローに注目!

毎日新鮮なアプローチでヒロインを口説くヒ

ラブコメディの鉄板の組み合わせになりつつある、アダム・サンドラーとドリュー・バリモアの名コンビ。

本作では「短期記憶喪失障害」が主人公の恋愛の障壁となります。けれども、シリアスさなんてまったくナシ! 映画ライターの長谷川町蔵さんも作品のトーンについて次のように語ります。

「いわゆる『難病モノ』ですが、カラッとした雰囲気に描かれている。ラストも深刻すぎずハッピーすぎずの絶妙なところに落とし込むなど、バランスの良さが印象的。こういうストーリーなのにあえてハワイを舞台にしているところが技アリです」

重くなりがちなテーマながら、作品全体に明るさが流れている理由として、主人公ヘンリーのひたむきさも見逃せません。作中では、ヘンリーがジュリアにアプローチするシーンが何十回と描かれています。二人が結ばれた後も、毎日イチから彼女との関係を作るために、時には全力で笑わせ、時には全力でロマンチックな言葉を投げかける。そのひたむきさにジュリアが心を開いていく姿には思わず目頭が熱くなります。

ふたりの日常をつづった即興の歌を披露するヘンリー

自分たちが重ねてきた努力は晴れ舞台で報われる!

自分たちが重ねてきた努力は晴れ舞台で報わ

「相手が翌日には全てを忘れてしまうのに、毎日趣向を凝らしたファースト・デートに持ち込む主人公の献身的な生き様は、一見すると“悲恋”に映ります。ただ、見方を変えれば、毎日新鮮な出会いをしているとも言えます。そういう意味では理想の男女関係を描いた映画ではないでしょうか」

長谷川町蔵さんは本作についてこんな視点も与えてくれます。物語の序盤、ヘンリーが一度成功したことのあるアプローチでジュリアに声をかけ、二度目は失敗するというシーンがあります。それは、同じ男女であっても、その時々で求めていることや感じ方が異なる、という男女関係の真理を象徴しているようにも受け取れるのです。

この経験をして以降、ヘンリーは常に新鮮なアプローチでジュリアにアタックするようになります。そこには、「同じアプローチでも毎回同じ反応を引き出せるわけではない」という学びもあるでしょうが、毎日記憶が失われるにもかかわらずさまざまな感動をジュリアの心に残すことで奇跡を起こしたい、という一途な願いが込められていたのかもしれません。

そして、そんなヘンリーの頑張りによって奇跡が少しだけ起こります。それは本作を見てのお楽しみですが、きっと祝福の涙が止まらなくなることでしょう。結婚準備で苦労している皆さんにとっては、「自分たちが重ねてきた努力は晴れ舞台で報われる」という福音にもなるはずです。

ジュリアがヘンリーに別れを切り出し、ふたりに関する日記は燃やしてしまう。そして最後のファーストキス……

from編集部『感動の涙を流して結婚準備のモチベーションを高めよう!』

「泣いてスッキリする」という行為は、結婚準備のようなストレスフルな状況にこそ有効です。ただ、どうせ流すなら、悲しい涙よりうれし涙の方がいいですよね。その意味で、この映画は見終わった後、結婚準備へのモチベーションが高まる良作! 自信をもってオススメします!

映画を紹介してくたのは・・・

長谷川町蔵(はせがわ・まちぞう)
ライター&コラムニスト。米国のコメディ映画の現在を語った新刊『21世紀アメリカの喜劇人』がスペースシャワーブックスより発売中。他の著書に『聴くシネマ×観るロック』(シンコーミュージック・エンタテイメント)、『文化系のためのヒップホップ入門』(大和田俊之との共著、アルテス・パブリッシング)。『ハイスクールU.S.A.』(山崎まどかとの共著、国書刊行会)。

『50回目のファースト・キス』
発売中 3057円(税込)
発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
(C)2004 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

取材・文/下元 陽(BLOCKBSUETR)
※掲載の価格は2014年11月時点のものです。

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