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再婚カップルの親あいさつ“親を安心させる”2大ポイント

再婚する人も増え、特別なことではなくなったとはいえ、初婚同士の結婚と違った問題があるのは確か。中には、いろんな心配が頭をよぎり、結婚を素直に受け入れられないという親もいるかもしれません。そこで今回は実際に自分の息子・娘の結婚相手が再婚だったという経験を持つ親の皆さんの本音を大調査。「こんなふうにあいさつしてもらうとスムーズかも」という2つのポイントをぜひ参考にしてみてください。

自分の子どもの結婚相手がバツイチと聞いた時、どう思いましたか?

自分の子どもの結婚相手がバツイチと聞いた時、どう思いましたか?

自分の娘・息子の結婚相手が離婚経験者であると知った時の親の本音で最も多かったのは「再度離婚をしないか不安だった」という意見。一方、「バツイチと初婚で変わりはない」という親も多い結果に。

親の本音1位:再度離婚しないか不安に思った

相手が「再度の離婚を繰り返さないか心配」と答えた親の本音がこちら。

私たちの胸の内

親の胸の内

【娘の相手が再婚】
前妻と別れて娘に巡り合ったわけだから、何かあった場合には「またいい人に巡り合うだろう」と離婚を安易に考えるのではないかと不安に思ったのが最初の正直な気持ちでした。(母親・58歳)

親の胸の内

【息子の相手が再婚】
前夫との離婚の理由をきちんと聞かされていなかったので、自分の息子とはうまくいくのかと漠然とした不安を抱きました。また相手に連れ子がいることで、自分たち(新しい祖父母)ともうまくやっていけるのか、少しの不安がありました。(母親・54歳)

親の本音2位:バツイチと初婚で感じることに変わりなかった

続いて、「バツイチと初婚に変わりない」と答えた親の心境がこちら。

私たちの胸の内

親の胸の内

【娘の相手が再婚】
自分の子どもが選んだ相手なので、親があれこれ介入する必要はないと思った。(父親・61歳)

親の胸の内

【息子の相手が再婚】
ふたりが幸せになるために結婚を決めたと思ったので、バツイチも初婚も関係ないと思った。(母親・56歳)

親の本音3位:相手の誠実さを少しだけ不安に思った

「相手の誠実さを少しだけ不安に思った」という親の心境がこちら。

私たちの胸の内

親の胸の内

【娘の相手が再婚】
娘から紹介されたのは娘よりもかなり年上で子持ちの方。こちらが結婚に対して少しの難を示すとものすごい勢いで反論してきたので、相手の性格に疑問を抱いた。(母親・56歳)

親の胸の内

【息子の相手が再婚】
前夫との離婚原因が何だったのか最初は分からず、相手の誠実さや人柄に少しだけ不安を抱きました。(父親・62歳)

こうすれば安心1:誠実さがしっかり伝わってくる

こうすれば安心1:誠実さがしっかり伝わってくる

再婚カップルの親あいさつ時に多くの親が求めていることは、その「誠実さ」。先に紹介したような少しの不安も、相手の誠実さを知ることで解消することができたと答えた親が多数。とにかく真摯(しんし)に、誠実に、丁寧に向き合う姿勢を示すことで、親を安心させることができるはず。

親が求めていること

母親

【娘の相手が再婚】
今回の結婚に関して、本気で結婚生活を持続させる気持ちがあるのか、結婚を簡単に捉えていないかなど、真剣に話をしてほしいです。私の娘の相手は、前妻との間に生まれた子どもたちとは今後どのように関わっていこうとしているのかに関しても明確に答えてくれたので、信用できる人だと思えました。(母親・46歳)

父親

【娘の相手が再婚】
娘に対して誠実さを要求したいです。表面を取り繕うのではなく、自分の(前妻との関係を含んだ)現在の状況を正直にこちらに伝えてほしいです。相手の誠実さがきちんとこちらに伝わってくれば、信用する第一歩を踏み出せると思います。(父親・63歳)

母親

【娘の相手が再婚】
娘の結婚相手と初めて会った時、今後娘とどのような生活をしようと思っているのかを話してくれました。娘が席を外している時には、娘のどういうところが良くて結婚しようと思ったかも話してくれました。その話し方や内容がとにかく丁寧で誠実さが伝わってきて、安心してお任せできる相手だと思いました。(母親・57歳)

母親

【息子の相手が再婚】
これから先、いろいろなもめ事や問題などが起きたとしても、ふたりで協力して解決していくという意気込みや、今回の結婚に対する強い思いを聞けると、親は安心できると思います。(母親・48歳)

こうすれば安心2:相手の人柄をきちんと紹介

こうすれば安心2:相手の人柄をきちんと紹介

誠実さももちろん大事ですが、これからは新しい家族になるもの。良好な人間関係やコミュニケーションを取るためにも、再婚・初婚にかかわらず、お互いの自己紹介はきちんと行っておきたいもの。親の中には「過去の離婚よりも、その人の人柄を重視する」という声も。趣味や職業、相手の家庭のことなど、結婚相手の人柄もきちんと説明できるようにしよう。

親が求めていること

母親

【娘の相手が再婚】
娘の結婚相手がどんな人なのか、その人柄についても知りたいので、趣味や職業など、とにかくたくさん話をしたかったです。性格に関するマイナス面も進んで話してもらいながら、娘とうまくやっていくための解決策というか妥協点を一緒に探せると良いなと思いました。(母親・58歳)

母親

【息子の相手が再婚】
離婚を含め、これまで経験してきたことをちゃんと話してくれたことと、その話しぶりから信頼できる人だということが伝わってきました。また、親や兄弟についても話をしてくれ、相手がどのような家庭で育ってきたのかもイメージできたので安心しました。(母親・62歳)

父親

【娘の相手が再婚】
結婚に対する強い意志と娘に関する真剣な気持ちを一通り話してくれた後、彼の趣味などについても話してもらえ、自分と共通の内容や共感できる部分を発見することができたことで、相手に対する親近感が増した。(父親・55歳)

【参考】前回の結婚がダメになった(離婚)理由、親は知りたいもの?

【参考】前回の結婚がダメになった(離婚)理由、親は知りたいもの?

最後に、前回の離婚原因について知りたいか知らなくてもよいのか、親の本音を参考までにご紹介。そしてその結果は、「知りたい」「知らなくてもよい」が半分半分というものに。

この回答は親によって意見が分かれるポイントとなるようなので、親あいさつを行う前に自分の親に直接確認をしておくと、より的確なコミュニケーション方法を探ることができるはず。知りたい派の親に対しては、親あいさつ時に離婚原因をしっかり説明する準備をしておこう。

知りたい? 知らなくてもよい?

母親

【知りたい】
相手のことを理解するためにも、前回の結婚の離婚理由は知っておきたいと思いました。理由を知っておけば、自分の子どもともうまくいかなくて「また離婚」という最悪の事態も防ぎやすくなるのではと思いました。(母親・49歳)

母親

【知りたい】
離婚の原因の半分は相手側にあるとはいえ、同じ過ちを繰り返す恐れはあると思います。どういう失敗傾向があるのかを知っておけば、あらかじめ打つ手もあるはずです。(母親・63歳)

父親

【知らなくてもよい】
離婚は過去のことであること、前の方とは縁がなかったのだと思うだけ。自分の子どもとのことに一生懸命になってくれたら、それでよいです。(父親・61歳)

母親

【知らなくてもよい】
過ぎてしまった過去のことは気にしてもしょうがないので。今現在目の前で起こっていることに集中し、仲良く夫婦円満に生活してほしいと願うのみです。(母親・58歳)

From 編集部

親あいさつ時は、誠実さと丁寧さを心掛けて

極論、ほとんどの親が自分の子どもに望んでいることは、幸せになってほしいということ。離婚を否定的なものではなく「経験」として捉え、反省すべきところは反省し、新しい結婚へ生かす準備ができている様子をしっかりとアピールしよう。また親から聞かれた質問へは誠意を持って答え、丁寧に向き合う姿勢で臨めば、きっと親も安心するはずです。

構成・文/島袋芙貴乃 イラスト/moeko
※掲載されている情報は2019年9月時点のものです
※記事内のコメントは2019年8月に40代~60代の男女を対象に行ったマクロミルのアンケートによります

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