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[先輩花嫁発] 意味を込めてアレンジした「定番演出」実例

結婚式の「定番演出」が多くの花嫁さんに愛されるのには、それなりの理由があるんです。みんなに祝福してもらったり、HAPPYなおまじないを絡めたり、親に感謝の気持ちを伝えたり。
今回は、元々の意味を理解した上で、自分たちらしいアレンジを加えた素敵な「定番演出」をたっぷりご紹介。そこに込めたふたりの想いにも注目です。

1.幸せを誓う定番演出

まずは誰もが1つは取り入れる幸せいっぱいの定番演出! ここではゲストに祝福してもらう演出と、ふたりからゲストへ幸せのお裾分けをする演出の、2つのシチュエーションに分けてご紹介。ふたりなりのアレンジテクをぜひご参考に。

★ゲストに協力してもらう祝福演出

オリジナルの意味を込めた【ダーズンローズ】

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本来のダーズンローズを自分たちなりにアレンジ。「気遣い、優しさ、希望、切れない縁、出会い、信頼、努力、誠実、感謝(それぞれの母に)」という10の意味を考えて、それぞれに当てはまる人たち12人から1本ずつバラの花を受け取りました。写真の男性は新郎の幼稚園からの幼なじみ。今までもこれからもずっと大事な友人なので、彼からは「切れない縁」という意味を込めたバラを受け取りました。(木村陽香さん)

豆知識「ダーズンローズ」の本来の意味って?

ダーズンローズとは、「12本のバラを恋人に贈ると幸せになれる」という欧米の言い伝えが由来となった結婚式の演出です。
12本のバラは一つずつ意味を持ち、本来は「感謝、誠実、幸福、信頼、希望、愛情、情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠」の12の言葉を表します。

人前式の承認に取り入れた【キャンドルリレー】

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古来より「妖精が宿る」と言われているキャンドルの明かりを人前式の演出に。新郎新婦からスタートし、ゲスト一人一人にキャンドルの炎をリレー。また「炎を吹き消すことで願いを封じ込める」という言い伝えもあるキャンドル。最後はみんなで一斉に火を吹き消して、未来の幸せを願いながら、ふたりの結婚を承認してもらいました。(ゆーうさん)

フラワーシャワーの代わりに【折り鶴シャワー】

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神前式だったので、ゲストからの祝福演出はお色直し後の披露宴で行いました。フラワーシャワーならぬ「折り鶴シャワー」は、和の挙式に合わせたもの。「今後の人生が鶴のように大きく羽ばたきますように」という意味を込めました。(あたちゃんさん)

豆知識「フラワーシャワー」を行う意味って?

フラワーシャワーは元々、花の香りで新郎新婦の周囲を清めるという、魔よけの意味を持つ演出。今では祝福の意味合いが強く、花びらにこだわらず、フェザーやシャボン玉などふたりの想いを込めたものをまいてもOK!

★幸せのお裾分けをする演出

幸せのお裾分けを3倍に!【ブーケトス】

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花嫁が投げたブーケを受け取った人は、次に幸せになるという言い伝えがある「ブーケトス」。少しでも多くの人に幸せのお裾分けができるよう、ブーケが3つに分かれるようアレンジしてもらいました。(小林美沙さん)

テーブルラウンドを兼ねた【鏡開き】

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ゲスト卓を回りながら、各卓上に置いた小さな「こも樽」を鏡開き。中にはお酒ではなく、どんな年代のゲストにも喜んでもらえる菓子やおつまみをスタンバイ。「よいしょ! よいしょ! よいしょー!」というみんなの掛け声の中、会場中で盛り上がりました。(松本知美さん)

大好きないとこにプレゼント★【アーモンドドラジェ】

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子孫繁栄を願ったり、幸せのお裾分けとして手渡すドラジェ。私はいとこと一緒にお色直しの退場をする際に、手に持つ風船に「ラッピングしたドラジェ」を付けてプレゼントしました。見た目も華やかになったし、風船が飛んでいかないよう重石の役目も果たしてくれました。(まるさん)

他にこんな定番演出アレンジも

他にもゲストに幸せのお裾分けをする定番演出はいろいろ。多くの人が取り入れる「ケーキ入刀」のケーキを、ふたりにゆかりのある食べ物に変えてみたり、ガータートス(男性版のブーケトス)の代わりに、趣味のサッカーボールをキックした新郎もいました。

2.親の愛や両家の絆を感じる定番演出

親に感謝を伝えたり、両家の絆を深める定番演出も、自分たちならではのエッセンスを加えるだけで、さらに感動的なものに。「今まで大事に育ててくれてありがとう」「これから家族としてよろしくお願いします」という想いが親にちゃんと伝わる、そんな素敵なシーンをご紹介!

★親の子育て卒業演出

父母と私と3人で行った【挙式入場】

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普通は父親と一緒に行う挙式入場ですが、私は母も交えて3人で。ベールダウンを済ませて父とバージンロードを歩き始める直前に、親子3人で扉の前に立ちました。ふたりともとても喜んでくれ、いい親孝行ができたと思います。(南雲未宇さん)

両家の親がお手本! 【ファーストバイト】

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彼とのファーストバイトの前に、まずお互いの両親に「お手本バイト」として見本を示してもらいました。仲の良い父母たちの姿を見て、こんな夫婦になれたらいいなと改めて思えた瞬間です。(由衣さん)

母へ想いを伝えながらの【紅差しの儀式】

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和装での神前式だったので、ベールダウンの代わりに、お支度の仕上げとして母から紅を差してもらいました。控室で両親と私のみで行いましたが、「今まで大事に育ててくれてありがとう」と素直な気持ちを伝えると、母が涙を流して喜んでくれました。さらに白無垢姿を誰よりも先に見せることができて良かったと思います。(甲田皐月さん)

他にもあり! 親にスポットを当てた定番演出

母親が最後のごはんをわが子に食べさせる、という意味を持つ「ラストバイト」。逆にふたりから親へ、これまでの感謝を込めて「サンクスバイト」という形でケーキを食べさせてあげるアレンジも。
ちなみにベールダウンは魔よけの意味も持ちますが、母が娘にしてあげる最後の身支度という意味合いもあるので、母から譲られたネックレスを着けてもらったり、和装なら上で紹介したような「紅差しの儀」に変えるというようなアレンジもありです。

★両家の絆を結ぶ演出

父親も一緒に点火した【ユニティキャンドル】

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2つの家族が1つになる「ユニティキャンドル」の儀式。一般的には両家の母親から火をもらいますが、私たちは「3家族の絆を結ぶ」という意味も加え、父親も一緒に参加してもらい、みんなでメインキャンドルに点火しました。(梛 淑恵さん)

水合わせの儀ならぬ【お酒合わせの儀】

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実はふたりとも日本酒が大好き。共通の友人と一緒に飲みに行った先で彼と出会ったこともあり、私たちにとって日本酒はとても意味のあるアイテム。式当日は両家の地元である京都と大阪のお気に入りの銘酒を使い、水合わせの儀ならぬ「お酒合わせの儀」を行いました。(O.I.さん)

これから来そうな新定番はこれ!

両家の新たな絆を誓う【ファミリーオース】

「ファミリーオース」とは、結婚によってふたりがそれぞれの家族の新しい一員になることを喜ぶ挙式演出です。
まずは新郎新婦がそれぞれ相手の親の前に立ってあいさつを。その後、司式者から親たちに向けて「これからふたりを実の娘、息子として迎え入れてください」という言葉がかけられます。自分の親にもあいさつをしたり、言葉だけでなく手を取り合ったりと、さまざまなバリエーションがあり、キリスト教式・人前式、どちらのスタイルでもOK。
両家の絆を結ぶ演出として、ぜひ取り入れてみてはいかがですか?

From 編集部

意味を理解した上で、ふたりの演出に生かそう

定番演出のアレンジ実例、いかがでしたか? 「人と違うことがしたい」というカップルも多く、さまざまな演出が次から次へと出てくる中、意味のある定番ならではの良さも見直したいものです。ぜひ演出を考える際のヒントにしてみてくださいね。

構成・文/南 慈子
※掲載されている情報は2017年5月時点のものです
※記事内のコメントは2017年3月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー111人が回答したアンケートによるものです

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