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お金・常識
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【結婚式の見積り】総額確定までの4STEP

結婚式の総額はゲスト数や料理、衣裳などのアイテム、やることなどが決まらないとはっきりしない。そこで、どんな時に見積りをもらい、どこが変わっていくか、4つのステップに分けて図解説明。これを見れば見積りの仕組みや上手な見積りのもらい方も分かります。

【見積りSTEP1】会場見学時

1回目の見積りは会場を決めるためのたたき台

見積り表の一例

ブライダルフェアや会場見学に行って、ゲスト数や挙式希望日、挙式スタイルなどを伝えると、それに合わせた見積りを作ってもらえます。この段階では決まっていることが少ないため、見積りに含まれる項目は必要最低限。衣裳が1着だったり、料理や飲物などがベーシックなランクだったりすることも多く、演出はほとんど含まれません。そのため、総額も実際にかかる金額より低くなりがち。もちろん、希望を細かく伝えることもできます。見積りの内容や金額は会場によって異なるので、見学時にもらう見積りはたたき台と思い、会場を決めるための材料の1つに。

先輩花嫁は何回見積りをもらった?

平均は4.4回だけれど、4回26%、5回22%、6回以上20%、3回19%‥‥と、人によってかなり違います。この記事で紹介する4段階以外のタイミングで多いのは「招待状の返信はがきが届いて人数が確定した時」「成約者向けのフェアで料理や引出物などを選んだ時」。見積りをもらうのは無料なこともあって、何か決めるたび、変更があるたびにもらった人もいます。

【見積りSTEP2】衣裳決定時~初回打ち合わせの頃

グレードアップやお色直し追加で衣裳代がアップ

見積り表、変化した部分をクローズアップ

2回目は衣裳が決まり、打ち合わせが始まる挙式3~4カ月前にもらう人が多い。ここで金額がアップしがちなのは衣裳代。とりわけ基本プラン外の衣裳を選んだり、衣裳の数を増やしたりすると追加費用が発生します。
この段階で決めたことがあったら、それも反映してもらいましょう。衣裳などを会場と提携していない外部ショップで選んだら、見積りから外してもらう代わりに、会場見積りと外部ショップで手配したものを合わせた総額を自分たちで把握しておいて。

【見積りSTEP3】アイテム決定時

主要アイテムを選び、ゲスト数も大体分かって先が見えてくる

見積り表、変化した部分をクローズアップ

3回目の見積りは料理や引出物、装花、演出などを決める打ち合わせをした時にもらう人が多い。実際決める段階になると、よりよいものにしたいと思って、料理や装花などをランクアップしたり、今まで見積りになかったアイテムの追加したり。ゲスト数が増えると、料理や引出物など人数計算するアイテムの金額も上がります。
このように大きく変化しがちだけれど、この段階で式の内容が大体決まり、実際の総額も見えてくるのです。予算を大幅に超えたら、削りどころを探して調整を。

みんなどのくらい最終見積りがアップした?

会場見学時から上がった金額の平均は102万円。ただし、その分布を見てみると、100万~120万円未満24%、40~60万円未満16%、20万~40万円未満13%、140万~160万円未満9%と、人によってかなり違います。金額が上がったアイテムのトップ5は料理、衣裳、写真・ビデオ、装花、演出・引出物。

【見積りSTEP4】最終打ち合わせ時

ゲスト人数も式の内容もすべて決まって総額が確定

見積り表、変化した部分をクローズアップ

返信はがきが届いてようやくゲスト人数が確定。最終打ち合わせでは、その人数に加え、未定だったことや変更したいことも伝えて、最終見積りを作ってもらいます。こうして、結婚式の内容がすべて決まり、総額も確定!
ただし、プラン外の飲物をゲストが頼んだり、披露宴が延びて延長料が発生したりで、式当日発生する追加費用も。それらを加えたものが会場で本当にかかった費用の総額になります。

実は見学時から見積りがアップしなかった人も!

今回のアンケートで見積りの総額が見学時からあまり変わらなかった人は29%。その人たちに工夫したことを聞いたところ……

●金額がアップしそうな料理や衣裳などを最初から高い金額にした(60%)
●見学前に希望することを細かく決め、その通りにしてもらった(43%)
●最初に必要なアイテムを網羅したMAXの見積りを作ってもらった(37%)
●見学時に予算を伝え、その範囲で収まるように工夫してもらった(17%)
(複数回答可)

このように見積りの仕組みを理解して、ふたりに合った項目を組み込んだ見積り出しを頼めば、会場見学時など早い段階から実際の総額に近い見積りをもらうことができます。

From 編集部

自分たちでもしっかり総額の管理を

見積りの総額が確定するのは最終打ち合わせの後。「そんな先では心配」と思ったら、プランナーに「この先どのくらい増える可能性があるか」「他の平均的なカップルはどのくらいかかっているか」聞いてみては? 総額が上がると見越して最初から予算を多くとっておけば、後で慌てません。
準備を進めていくと、会場以外で手配したものや、お礼、お車代など見積りには最後まで含まれないものも出てくるので、自分たちで費用の管理をしっかりすることも大切です。

取材・文/渡邊博美 イラスト/寺澤ゆりえ
※掲載されている情報は2017年4月時点のものです
※記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」(全国推計値)または2017年3月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー122人が回答したアンケート内容によるものです

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