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両家のお付き合い 花嫁の「細か過ぎる悩み」とは?

大好きな彼との結婚が決まり、バラ色生活~♪と思いきや、直面するのが彼の家族とのお付き合い問題。実家にお邪魔したときにお手伝いすべきか・・・・・・などのよく聞かれる悩みからコミュニケーションの取り方まで、結婚が決まったばかりだからこそ戸惑う悩みをピックアップ! 「どう対応すれば正解なのか!?」マナーの先生がズバリ解決しちゃいます。

【悩み1】「結婚が決まった途端、彼ママが一変!?」

先手必勝が肝心。口を挟まれる前に相談を持ちかけて

義母が自分好みのドレスを花嫁にすすめているイラスト

「お付き合いしている間は優しかった彼のお母さん。でも結婚式や今後の生活について急に強めに口を出すように変わって戸惑いました。信頼している少し前に結婚した会社の先輩に相談にのってもらいました」(K.Kさん)

【ズバリ、解決!】
岩下先生より
「お友達や自身のお母さまに話をされてスッキリしているのであれば、よいと思います。ただ、彼のお母さまとのお付き合いはこれからずっと続くのでそれなりの覚悟は必要。できれば先手必勝したいところです。何か大きなイベントがあるときには、こちらから相談する形で積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう!」

【悩み2】「彼が実家に帰るとなかなか帰らない」

最初のうちは帰る時間の目安を決めておく

彼の実家で盛り上がり帰れない新米花嫁のイラスト

「彼の家族は仲が良く、結婚が決まる前から実家に行く機会も頻繁。お邪魔するたび、彼がくつろいで寝てしまい、帰宅が深夜遅くとなり、早寝早起きの家庭で育った私は眠かった。いつも早めに帰るように彼に言っているのですが、慣れるまで気まずかったです」(komomamaさん)

【ズバリ、解決!】
岩下先生より
「彼がご家族と仲が良いのはいいことです。ですが、最初のうちは慣れずに長居をするのはつらいですよね。慣れるまで、できればある程度時間を決めたいと彼に相談してみてはいかがでしょうか。何時には帰るという目安を決めて、その時間が来れば、彼を起こしやすくなると思いますよ」

【悩み3】「風習はステキだけど、お風呂は入りたい!」

愚痴っぽい口調ではなく、あくまで相談する形で話して

お風呂に入る図。ピラミッドで花嫁は一番下。

「彼の実家でお正月を初めて過ごしたときのこと。地域の言い伝えで、1月1日の夜は“福を流さないように”という話からお風呂に入らないと言われました。私自身は毎日、お風呂に入りたい人なのですが、我慢。またお風呂に入る順番も決まっているので、次男の嫁である私の番が回ってくるまで待たないといけません。『風習の違いに戸惑っている』と彼に相談したら、いつもより私のことを気に掛けてくれるようになりました」(haluさん)

【ズバリ、解決!】
岩下先生より
「優しい彼ですね。できれば、愚痴っぽい口調で相手を責めるのではなく、戸惑っているという気持ちだけを話すとよいですね」

【悩み4】「仏滅は避けてほしい、と言ってほしかった」

迷ったときには彼のお母さんにも直接、相談を

義母から仏滅について嫌味を言われた花嫁。

「仕事の都合で、結婚式ができる日程が限られていた私たち。ちょうどいい日が仏滅だったので、彼経由で日柄について問題がないかどうかを確認して、大丈夫とお返事をいただきました。でも顔合わせのときに彼のお母さんから『仏滅だもんね』とちょっと引っ掛かったような表情で言われて戸惑いました」(ろーるぱんさん)

【ズバリ、解決!】
岩下先生より
「迷ったときには、ご自身のお母さまや彼にご相談するのはよいことです。そこに彼のお母さまも入れてあげると喜ばれると思います。お電話でいいので『○○さんにお話しくださるようにお願いしたことで、お義母さまからもアドバイスをいただきたいと思い、ご連絡しました』などと相手の意向を伺う言葉を添えるとよいでしょう。また六輝(六曜)は鎌倉時代に中国から日本に入ってきた占いで、江戸時代に一日の時間の吉凶を占うものに使われていたものだと、うまく伝えられるといいかもしれません」

【悩み5】「呼び方やお歳暮、お誕生のお祝いはどうすればいい?」

“センスが磨かれる”と思えば、考えるのも楽しくなるはず

義母をどう呼べばいいのか戸惑う新米花嫁。

「彼の親をどう呼べばいいのかや、お歳暮などの季節の贈り物やお誕生日にお祝いの品を贈るのかなど、彼家のルールが分からなかったので、自分の親にまずは相談。親目線でアドバイスをもらったうえで、彼経由でどうすべきか要望を聞いてもらいました。わが家では適度な値段でおいしそうなものを贈るのが通例でしたが、彼の実家はブランドものであることが重要だったのでちょっと面倒だなと思いました」(ゆんさん)

【ズバリ、解決!】
岩下先生より
「彼経由で要望を聞くのはいいことですね。ただし彼のお母さまからアドバイスをもらう場合、注意していただきたいのは『私の母がこう言っていました』と引き合いに出して、決して言わないことです。引き合いに出されたほうとしては、アドバイスがしづらくなるからです。確かに面倒だという気持ちは分かりますが、いろいろな角度で贈り物を考えられるようになり、自分のセンスが磨かれる!とプラスの発想で考えてもよいかもしれません」

【悩み6】「実家にお邪魔したときに手伝いをするか迷った」

声を掛け、どうすべきか?を聞くのが最善の方法

忙しく動き回る義母に圧倒されてオロオロする花嫁。

「彼の家にお邪魔した際、どこまでお手伝いすればいいのか悩みました。私たちが到着したころには全てが完璧に出来上がっていて、台所に入るのもためらわれました。彼の家が駅から遠いので、車で送迎してくださるうえ、ビールを勧められても私たちだけ飲むのは申し訳なくて飲めませんでした。ときには遠慮してビールをいただいて持ち帰ることもありました」(吉田樹里さん)

【ズバリ、解決!】
岩下先生より
「一応、『お手伝いしましょうか』と声を掛け、ビールもその場でいただくのではなく、遠慮して持ち帰ったり、時にはいただいたりなど、場の雰囲気を考えられたとのこと。パーフェクトな対応だと思います。相手への気遣いが感じられて、彼の親御さんにとっても気持ちが良い対応なのではないでしょうか」

【悩み7】「年末年始、お盆など、どこまで参加すれば?」

無理は禁物。ただ親の立場になって考えて

年間行事が目白押しで、落ち込む新米花嫁。

「彼の家では年に数回、年末年始やお盆、ゴールデンウィークなどには集まるようで戸惑いました。友人に相談したら、『最初から全部行っていたら、全て参加しなくてはならなくなるので、行けるときだけ行けば?』とアドバイスをされました」(SAKUさん)

【ズバリ、解決!】
岩下先生より
「もちろん、無理は禁物です。でも行けるときには行って、自分も楽しんでみてはいかがでしょうか。いつかご自身にお子さんが生まれて、成長した後、親になったときに子どもたちやその連れ合いが来て楽しむ姿を見ることは幸せだと想像できるのではないでしょうか」

【悩み8】LINEのやりとりが激し過ぎ!

彼の家族を大切にすると、心に決めて付き合って

LINEのメッセージが山盛り届き、無理という花嫁。

「彼の実家は遠方だったため、LINEでやりとりをしようと彼のお母さまと妹さんから提案されました。そのやりとりがかなり頻繁で・・・・・・。メールやSNSなどで文章を送るときには、私の場合、文面にかなり気を遣うので最初は嫌でした。でも今では生活の一部、と考え方を切り替えて頑張っています」(さなちゃんさん)

【ズバリ、解決!】
岩下先生より
「相手の家族のことを思いやっての対応、素晴らしいと思います。彼のことを考えれば、彼の家族とうまくいくのは結婚生活を円満に続けるために必要なことだと思いますので、頑張って対応されているのはステキだと思います。ただ、あまり無理をしないことが重要です。例えば『仕事をしているときにはすぐにお返事ができないこともあります』などと先にお断りをしておき、すぐにレスポンスを送らなくても精神的に負担にならないような形でコミュニケーションを図るようにしましょう」

From 編集部

ムリをせずに思いやりのある対応がベスト

大事な彼の家族とうまく関係を築きたい。でもあまりムリをし過ぎると疲れてしまいます。特に結婚が決まったばかりで相手家族のルールが分からないのは当然のこと。もちろん、相手家族の文化などに戸惑う新米花嫁さんは多いでしょう。信頼できる友人や自分に家族に相談するのはOK。ただし、何か行動を起こしたり、発言をしたりする時には、相手のことを思いやったうえで行いましょう。時には彼に間に立ってもらって、要望を聞いてもらったり、伝えたりするのもいいでしょう。とにかく、これから長~いお付き合いになるのですから、それを前提にムリをせずに思いやりの対応を心掛けて。

マナーの先生のお写真。
Profile

岩下宣子さん 現代礼法研究所・所長。企業、学校、公共団体などでのマナーの指導や研修、講演で活躍中のマナーデザイナー。

取材・文/松葉紀子(スパイラルワークス) イラスト/すぎやまえみこ 監修/岩下宣子(現代礼法研究所)

※掲載をされている情報は2017年3月時点のものです
※記事内のコメントは2017年2月に「ゼクシイ花嫁1000人委員会」のメンバーが回答したアンケートによるものです

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