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結婚が決まったときのふたりの貯蓄額はどのくらい?

挙式・披露宴の平均費用は約327万円。さらに婚約や新婚旅行を含めると約416万円ものお金が必要に( 「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」全国推計値より)。そこで気になるのがみんなの貯蓄。結婚を決めた時点でいくら持っていて、あといくら必要だったのか、先輩花嫁に聞いてみました。

結婚が決まった時点のふたりの貯蓄は平均317万2000円

最初に持っていた貯蓄のグラフ

結婚が決まった時点で持っていた貯蓄(結婚の費用として使える額)は平均317万2000円。結婚式の費用が平均327万1000円ということを考えると、意外と貯蓄で結婚式費用の大部分を賄える人も多いということがわかります。

一方で、70名以上の大規模な結婚式になると、費用総額は400万円以上に。(「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」全国推計値より)「えええっ! それじゃあ結婚式なんて無理じゃないの?」と思った人、慌てなくても大丈夫ですよ。その秘密を今からサクサクッとご説明します。

「追加貯蓄は不要」と考えていた人が約半数

式まであとどのくらい必要だったかのグラフ

調査結果では「十分な資金を貯めていた人」は約3割のはずなのに、半数近くの人が「追加貯蓄なしでも大丈夫」と考えていました。この実感値との違いは一体何なのでしょう? 考えられることはいくつかあります。
(1)「月々の天引き貯蓄」が生活の一部になっているので、意識しなくても式までに自然と貯まると考えていた
(2)親からの援助金が見込めることが分かっていた
(3)ご祝儀で賄う予定にしていた

もちろん、圧倒的に足りない人もいるけれど、それでも楽観的な人がこんなに多いということは、この時期に入ってくるお金や、普通に働いていれば自然に貯まっていくお金が、結構見込めるということ。そう考えると少し気が楽になりますよね。

多くの人が不足分を「親援助」と「追加貯蓄」で賄っている

足りないお金の貯め方ランキング

親から何かしらの援助があった人は71.9%で、その金額は平均162.7万円。足りない費用を補ってくれる強い味方のようです。とはいえ頼れる親がすでにいない人や、親自身が経済的に厳しい場合もあり、決して「もらえて当たり前」というものではありません。まずは自分たちの追加貯蓄を第一に考えましょう。

目標を決めて確実に貯めたいなら、給与からの天引きがお勧めです。ボーナスは一気に貯蓄を増やすチャンスなので、足りない人は夏・冬合わせて2回以上入るように計算して式の日取りを決める方法も。

卒花voice

\私たち、足りないお金をこうやって貯めました/
308059さんの顔写真

【毎月の定額貯蓄+日々の節約】
目標額を決め、月々5万ずつ給与天引きにしてコツコツ貯蓄。その他、外食を控えてなるべく自炊するようにし、デートは入場料無料のレジャー施設や公園で。日々の生活の中でも節約を心掛け、貯蓄が減らないよう心掛けました。(れおんさん)

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【親援助+毎月の定額貯蓄+ボーナス+職場からのお祝い金】
一番大きかったのは、私の結婚資金として貯めてくれていた親からの援助金300万円。さらに、毎月ふたりで共通の口座に5万円(ボーナス時は10万円)ずつ入金し、90万円を自力で貯蓄。他にも職場からそれぞれ6万円ずつお祝い金を受け取りました。(いくちゃんさん)

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【同居して1人分の給料を貯蓄+親援助+日々の節約】
同居して彼の給料だけでやりくりし、私の給料をまるまる貯蓄へ。式までの1年間で200万円貯め、そのうち150万円を式の費用に回しました。準備中は節約のために0円デートがお約束。また、お車代などゲストの費用は両家の親が負担すると言ってくれたので、甘えさせてもらいました。(須澤恵梨さん)

どうしても足りない! そんな場合は支払い方を工夫してみて

結婚式に費用をカードで払う原始人カップル

ごく一部ですが、当初の貯蓄がゼロというカップルも。さらに親からの援助も見込めそうにない場合は諦めるしかなのでしょうか? 答えはもちろんNO! 「ゲストからのご祝儀」というありがたいお金があるんです。

ただし、ご祝儀をいただけるのは式当日。多くの会場では前払いのシステムを採っていますが、中には後払いやクレジットカード払いが可能なケースもあるので、会場を探す際に確認してみましょう。
また、支払いのために一時的に親に費用を借り、後日ご祝儀などで返済する人もいるようです。ご参考に。

卒花voice

\私たち、こんな方法で支払いを乗り切りました/
301978さんの顔写真

【後払いが可能な会場を選択】
追加貯蓄や親援助のほか、祖母や職場からのお祝い金もありましたが、結婚式の総額にはいま一歩及ばず。ただし「支払いは式の翌日でも大丈夫」と事前に聞いていたので、いただいたご祝儀で無事に賄うことができました。(和音モアさん)

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【カード払いOKの会場を選択】
式までに追加貯蓄を頑張るとしても、費用のすべてを賄うにはどうしてもご祝儀が必要だと思ったので、最初にカード払いが可能な会場を選択。安心して式に臨むことができてよかったです。(廣瀬佐季子さん)

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【一時的に親に借金を申し込む】
1年間で240万円の追加貯蓄を目標に掲げましたが、元々の貯蓄や私の親からの援助を加えても支払額には少し足りなさそう。返済を前提に、彼の親から200万円借りました。(かなさん)

From 編集部

結論! 当初の貯蓄が少なくても希望の結婚式はできる

当初の貯蓄額が少なくてもちゃんと理想の結婚式は叶うもの。万が一足りそうにない場合でも支払い方の工夫で何とかなるんです。勝負は今から! 結婚式までの時間を計算しつつ、自分たちの状況に応じた方法で、自信を持って進めてくださいね。

構成・文/南 慈子 イラスト/てぶくろ星人 D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2017年7月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは、2017年6月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー86人が回答したアンケートおよび既婚女性103人が回答したマクロミル調査、「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」(全国推計値)によるものです

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