「結婚の意志を確認し合う」という、重大な意味を持つプロポーズ。その起源は日本では古墳時代、海外では古代ローマ帝国の時代と言われ、国や時代によって変遷はあるものの、一貫して「男性が女性に申し込む」のが主流となっている。現代ではなんとなく結婚に至るカップルも少なくないが、「男性から女性に、正式に」の文化は、いまだに根強いのが実情。うやむやにスルーされた女性の無念は、想像以上に大きいこともお忘れなく。ケジメをつけるためにも、大切な彼女に素敵な思い出を贈るためにも、自分の想いをきちんと言葉で伝えよう。

エンゲージメントリング（婚約指輪）は、結婚の約束の証。起源は古代ローマ帝国の風習に遡り、女性が身につけることは婚約履行の意思表示とみなされた。以来、その風習は世界各地に広まり、今では日本でもプロポーズのマストアイテムに。口約束だけとは違って婚約の重みがグッと増し、結婚するまでの間、彼女を安心させる効果は絶大。彼女の家族からの信頼度もアップする。実際、調査では婚約時に記念品を購入したカップルは約7割、そのうち約9割が指輪を購入。結婚後も知人の結婚式やパーティなどで重宝し、一生モノのジュエリーとしての利用価値も高い。