結婚前に明らかにしておきたい ふたりの年収・貯蓄・保険
新婚生活早々にお金が原因でケンカしてしまうのは悲しいですよね。恋愛中は2人の愛があればなんとかなったかもしれませんが、結婚後はそうはいきません。
結婚前にこれだけは知っておきたい夫婦のお金のことを先輩花嫁から学びましょう。
恋愛中はおサイフが別々だから、相手のお金の使い方などはあまり気にならないし、気にしない花嫁さんも多いよう。でも、結婚したら生活をともにする上で、お金のことは避けては通れない、とても大切な問題。結婚をきっかけに、ふたりのお金を共同で家計管理するようになってから、「あれ?こんなはずでは…」とびっくりしたり悩んだりしないためにも、結婚前からふたりでお金のことについては話をしておくことをおすすめします。
日本の家庭は、妻が家計管理を行うケースが多いので、後々のやりくりで頭を悩ませないためにも、ふたりのお金のことをちゃんと知っておくことが大事!「収入」「貯蓄(負債=借金)」「保険」の3つについて、彼の状況もきちんと聞いておくことが大切です。次から具体的に説明していきます。
最近では、結婚後も共働きを続ける夫婦が増えていますが、妻の妊娠・出産、夫の転勤など、共働きを続けたくても続けられなくなる事態も考えられます。夫の手取り収入で家族の生活費がまかなえて、年収の1~2割を貯蓄に回せるのが理想的。この状態なら、妻の収入をそっくり貯蓄に回すことができます。週末に温泉旅行に出かけたり、おしゃれなレストランでゴージャスなディナーを食べたりと、気持ちもお金もゆとりある生活を送ることが可能に。
結婚を機に専業主婦になる方は、夫の年収の1~2割を貯蓄にまわすようにしましょう。夫の手取り収入のみで生活できることが最低条件となることをお忘れなく。そのためにも、収入額をしっかり知っておくことがポイントに。
結婚したら、子どもに関わるお金やマイホームを買うためのお金など、人生にはお金のかかるイベントがいっぱい!だからこそ、人生の夢を実現するために必要なお金を作る貯蓄は欠かせないこと。
独身時代から貯めてきて、結婚資金を引き出した後に残った貯蓄は、日本は夫婦別財産制ですから、夫・妻それぞれのもの。家計管理を預かることになる妻は、できれば結婚前に夫側の貯蓄額を把握することも大切。貯金額だけではなく、負債(借金)がないかもチェックを。奨学金や自動車ローンの返済が残っているのはいいとしても、キャッシングやカードローンの利用残高が多いのは困りもの。新婚早々、借金返済からのスタートは辛いですからね。
独身時代に万一のことがあった場合、両親は悲しみますが、生活に困ることはなく、また若いうちは入院することも少ないため、保険の必要性は感じないかもしれません。でも、結婚したら、お互いの生活に責任を持たなければならないことに。夫・妻どちらかに万一のことがあったときや入院したとき、パートナーのお金の負担を軽くしておくのも愛情のひとつ。その愛の証しが保険なのです。
独身時代に、保険に入らなかった方は結婚を機に加入を。すでに入っている方は、結婚後に必要な内容かどうか見直しを。もし、両親がかけてくれていたら、その保険の内容も含めた見直しが必要です。
保険は、生活にダイレクトに影響する収入や貯蓄とは違って、必要性を実感しにくにいもの。つい後回し、忘れがちになっても、保険は必要になってから、つまり健康を損なってからでは入りにくいので、ぜひ若い健康なうちに加入しておきたいもの。これは、夫だけでなく妻にも言えることです。
文:小川 千尋 / 監修:豊田 眞弓







