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2012/05

H・Nさん(30歳)、Y・Nさん(28歳)
福岡県在住。2011年5月挙式。住まいは新築の賃貸アパート(2LDK)。子どもは、ひとり目はすぐに、その後、妻が35歳になるまでにあとふたり、計3人ほしい。5、6年後までにマイホーム購入希望。年に一度は国内旅行、2、3年に一度は海外旅行へ行きたい。

カップルの悩み

新婚旅行、引っ越しで貯蓄が激減!
子どもは3人ほしいのですが、どうすれば貯金額が増えますか?

新婚旅行に行ったばかりで貯蓄を使ってしまい、4月には新築アパートに引っ越しました。引っ越し費用で30万円ほどの出費があり、家賃も1万6000円上がりました。結婚して1年たつので、そろそろ子どもがほしいです。子どもが小学校に上がるころにはマイホームも購入したいと思っています。でも貯蓄が減ってしまうのが不安で、毎月の貯金額を増やしたいのですが、節約できるところがあれば、ぜひアドバイスをお願いします。

収入
  彼の収入 190,000円
  彼女の収入 250,000円
  収入の合計 440,000円
支出
  食費(外食費を含む) 30,000円
  水道代 3,000円
  電気代 5,500円
  ガス代 6,200円
  新聞代 0円
  電話代 24,000円
  被服代 14,000円
  医療費 0円
  趣味・レジャー代 10,000円
  日用雑費 3,000円
  住居費 72,000円
  駐車場代 10,000円
  ローン 53,000円
  保険料 10,780円
  彼のおこづかい 20,000円
  彼女のおこづかい 20,000円
  貯金 100,000円
  その他 52,000円
  支出の合計 433,480円

6,520円の黒字

こんなトコロ工夫してます!
  • できるだけお弁当を作って持参
  • 定期的にかかる費用(車費やクリーニング、コンタクト、美容費等)は、毎月3000円~1万円ずつ袋分けにしてためている
そのほかの内訳
  • 現在の貯蓄:ふたりで約30万円(新婚旅行、引っ越しでかなり使ってしまった)。ほかに妻30万円(独身時代からの貯蓄)
  • 結婚前は、ふたりともひとり暮らし
  • ローン5万3000円は車の支払いで、平成25年1月に終了
  • その他5万2000円の内訳は、奨学金返済1万3950円、ガソリン費1万円、車費(車検や点検に備えて毎月積み立て)1万円、夫の出張費1万円、コンタクトや美容費など3000円ずつほか
  • 車費は、ボーナス時にも6万円ずつ積み立て
  • 妻は出産する場合、産休と育休をとり、仕事はずっと続けるつもり
  • 夫のボーナスがあまり出ないので、ボーナス時はふたりで20万円ずつ貯蓄したい

先生からのアドバイス

現在の貯蓄率に問題はないが、車のローン終了後は貯蓄額がアップ

 手取り月収に占める貯蓄の割合は約23%あるので、現在のやりくりに問題があるわけではありません。結婚前後の出費で手元の貯蓄が減ってしまったので、何となく不安に感じられているのでしょう。来年、車のローンが完済できれば、自動的に貯蓄額も増えますから、今以上に貯蓄額を増やそうと、頑張らなくてもいいと思います。
 強いて言えばですが、電話代の負担が少し多め。携帯電話は1人当たり月7000~8000円を限度にしたいものです。
 貯蓄よりも心配なのは、35歳までに3人のお子さんを持ちながら、仕事も続けるというプラン。もちろん、そのプランが不可能というわけではありませんが、産休や育休をうまく取れるか、保育園に何歳から入れるかなどを考えると、多少は計画的な出産が必要かもしれません。
 とはいえ、保育園はふたり同時在園ならふたり目の保育料が半額になり、3人同時在園なら、3人目の保育料は無料になります。N家は3人同時在園も可能かもしれませんね。

保育園の入園事情も考慮しながら出産計画を立てると、少しは安心!?

 保育園の入園手続きですが、お子さんの誕生月によっては、保育園のいっせい募集のとき(毎年12月ころ)に、「月数が足りないため」、申し込みができない可能性があります。
 いっせい募集で入園許可がおりないと、0歳児での途中入園は難しいのが現実。シングルでお子さんを育てている方の優先順位が、正社員の方よりも高いため、「育休明けで復帰するから、何としても保育園に入らないと困る!」と訴えたところで、「同じような方がたくさんいらっしゃいます」と言われるだけかもしれません。
 加えて、1歳児での入園はもっと大変。なぜなら、定員が10名だとしても、0歳児からの持ち上がりが7名いれば、入園できるお子さんはわずかに3名という狭き門になるからです。
 こうした「保活」を3人のお子さんで繰り返していくのは、かなり疲れると思います。ですが、知らないまま出産に臨むよりも、覚悟しておいた方が将来のためになるはず。出産時期と入園時期の関係についても、今のうちから考えてみてはいかがでしょうか。

アドバイザー畠中雅子先生

ファイナンシャルプランナー&経済ジャーナリストとして雑誌、新聞、インターネットなどで活躍中。家計管理、金融商品、保険に関する著書も多数。3人の子どもの母親でもあり、主婦の立場からのアドバイスが好評だ。 「子どもにかけるお金を考える会」も主宰。 (http://moneychild.cocolog-nifty.com/blog/)

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