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おつきあい・マナー
  [すぐ使える!手紙の書き方&文例集]
  お見舞い・お悔やみ編
入院している人にとっては、どんな贈り物よりも心のこもった手紙がうれしいはず。お悔やみの場合は「御香料」に手紙を添えて郵送するのが、葬儀に参列できない時のマナー。

お見舞い
身体を案ずる気持ちを伝え、相手を元気づける内容の手紙を書こう。間違っても、病人を不安がらせるような言葉や、憶測めいた言葉は書かないように(特に病気によっては、当人に病名が知らされていない場合もあるので注意)。また、相手をうらやましがらせるような自慢話や、元気な自分のことには触れないようにするほうが無難。 事故で入院している場合は、仮に原因が当人にあっても、責めるような言葉は禁物だ。結びの言葉には、一日も早い全快を祈る言葉を添えよう。死、衰える、枯れる、倒れる、朽ちるや重ね言葉などは忌み嫌われるので注意。また「床に根づく」という意味で、贈り物に鉢花はタブーだということも覚えておきたい。
急に入院した義父へ
  本日、お母さまからのお電話で、お父さまが入院なされたとの知らせを受け、○○さん(夫の名)ともども驚いております。仕事に趣味にと、元気でいらっしゃったのに、ご容態はいかがかと、案じられてなりません。このところ、ぐずついたお天気が続いておりましたから、それがお体に障ったのでしょうか?
お母さまは心配ないとおっしゃっておりましたが、離れていては何もわかりませんので、来週の日曜日に○○さんと一緒にお見舞いに伺わせていただきます。
どうぞ、完全に治るまではご無理をなさらず、くれぐれもお大事になさってくださいませ。
夫の上司の入院に対して、上司夫人へ
  前略ごめんくださいませ。ご主人様には先月より市立病院に入院なさっておられます由、少しも存じませんで、お見舞いにも伺わず、誠に失礼いたしました。
その後のご容態はいかがでいらっしゃいますか。病院へは毎日いらしているそうですが、ご心労で今度は奥様のお身体にお障りがあってはと、ご案じ申しあげております。
いずれお見舞いにお伺いさせていただきますが、何かお手伝いできることがございましたら、どうぞご遠慮なくお申しつけくださいませ。ご主人様には日頃、主人が何かとお心をかけていただき、感謝しております。こんなときこそ少しでもお役に立てればと存じあげます。
末筆ながら、ご主人様のご本復を心よりお祈り申しあげます。
お悔やみ
お悔やみの手紙は、相手の不幸を知ったら、すぐに出すこと。葬儀に参列できない場合は、香料(香典)を同封して送るとよい。故人の死を悲しみ、遺族を慰めるのが目的の手紙なので、時候の挨拶などの頭語や前文は抜きにして、すぐに本文に入り、長々と書かず、一字一句誠意を込めて簡潔にまとめたほうが良い。 また、悲しみの中にある遺族の健康を気遣うひと言を添える心配りを。ハガキは用いず、白い封筒・便箋に、墨の場合は墨の色を薄くするのがマナーだ。たびたび、返す返すなどの重ね言葉は「不幸が再び繰り返される」と言われ、忌み嫌われる。結びの言葉には「敬具」あるいは「合掌」がふさわしい。
亡くなった恩師の夫人へ
  ○○先生のご永眠の知らせに接し、驚きそして悲しみに沈んでおります。
学生の頃、先生にはずいぶんかわいがっていただき、進学の時も、就職の時も、親身になって相談にのってくださったのは先生でした。半年ほど前、私の結婚式にご出席くださいました折は、とてもお元気そうでしたのに。今、在りし日のひとこまが、まるで走馬灯のように私の頭を駆けめぐり、いつかご恩返しをと思いながら、何もできなかったことが悔やまれてなりません。今はただ、先生の眠りが安らかでありますようにと、お祈り申しあげるのみでございます。
奥様には、お嘆きのあまりお体に障ることがございませんよう、お祈り申しあげております。
同封のものはまことに失礼ながら、心ばかりの御香料でございます。お納めくださいますなら幸いに存じます。
家族ぐるみでお付き合いしている、妻を亡くした知人へ
  思いもよらぬ奥様のご急逝、夢かとばかり驚きました。まだ、本当にお若い身で、可愛いお子様を残して旅立たれた奥様のお心残りは、いかばかりでありましたでしょう。お嬢様を抱いて途方にくれる貴兄のご心中を察すれば察するほど、胸がつまり、お慰めすべき言葉も見つかりません。
もし、私どもでお役に立てることがありましたら、どうぞご遠慮なくお申しつけください。貴兄のことをいつも見守っている者がいることを、どうぞお忘れにならないで。
さぞかしお力落としのことと存じますが、お子様のためにも、そして亡き奥様への供養のためにも、一日も早く心を取り直されて、強く生き抜かれることを切望いたします。
奥様がご無事に旅を続けられますよう、手を合わせてお祈りいたします。
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