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第21回 亭主関白な彼

私の彼は「俺様について来い!」タイプです。まさに「亭主関白」で、いつも偉そうな感じです。そんな彼のことを愛していますし、かわいいところもあるので結婚しようと思ったのですが、ふと、これからずっと一緒にいるのに、亭主関白で通されたらどうしようと思ってしまいました。しばらくは共働きのつもりなので、彼にも家事をしてもらいたいです。でもきっと彼は家事などしたことはありません。彼の自尊心を傷つけずに、家事をしてもらう良い方法はありませんか?


 こんばんは。ゆうきゆうです。
 ご相談ありがとうございます。

 「亭主関白」。素敵な響きです。微妙に憧れます。
 うん。でも僕の場合、「亭主淡泊」とかになるかと思います。すでに官位ですらない。

 一瞬で脱線しつつ本題に。

 さて、実際に女性にとってはあまり望ましくないと思われる亭主関白。しかし考えてみましょう。

 よく亭主関白といえば、頭に浮かぶのが、九州。

 どういうものだったかというと、食事も一番良いところ、お風呂も勿論1番風呂、洗濯物は女性は日陰にしか干さず、決してでしゃばることなく黙って男性に仕えるなどなど…。
 女性は男性を立て、常に後ろに控えていたのだそうです。

 が、しかし、それには恐ろしい陰謀が。そう、何事もなく、そんな美味しい話があるわけありません。
 例えば何事かあった場合、隣近所とトラブルが起こっただとか、強盗が押し入ってきたなど、緊急事態が起こった場合に、
 「亭主なんだから、あなたが何とかしなさい」
と奥さんにいやおうなしに矢面に立たされるんだそうです。
 それこそが、奥さんの真の狙いとか。

 この亭主関白の話をしてくれた人は、
「女はお釈迦様で男は孫悟空そのお釈迦様の手のひらで遊んでいるようなものなのよ」
と言いました。
 説得力ある言葉に、へなへなと僕の九州移住計画は潰えてしまいました。さんざんちやほや持ち上げておいて、突き落とす。男のユートピアは幻想なんでしょうか。僕は頑張ります。

 いずれにしても、亭主関白は、男性にばかり有利というわけではありません。ですのでまずは、そこまで悪いこととは考えないことです。

 「でもっ! それでもどうしても、家事をして欲しい!」と思うのであれば、その具体策をお教えしましょう。

 大切なのは、前置きを大きくすることです。

 まずは、思い詰めた表情で、「あなた…」と言いましょう。
そして十分に間を取った上で、
 「ごめん。どうしても、お願いしたいことがあるんだけど…」
と、重苦しく伝えてみてください。

 相手は「何事か!?」と思うはずです。病気!? 離婚!?不安でしかたなくなるはず。
ていうか僕ならビビります。

 ここでこう言いましょう。
「ごめんね…。週に2日だけ、家事を手伝って欲しいんだけど…」
 こうすれば、前置きのイメージが大きかった分、「なんだ、そんなことか…」と思うモノです。比較によって、相手に与える印象をソフトにするわけです。

 日にちは、とりあえず最初は少なく話した方がいいでしょう。ここでは2日としていますが、もちろん1日でも、3日でも構いません。「これくらいなら…」という見極めで伝えてみてください。
 そして少しずつでもそういう習慣をつけたら、あとは褒め殺しです。
「ありがとう! あなたいつもすごく色々とやってくれるから、助かるなぁ…」
 人にとって何よりも悲しいのは「当然のこと」と思われること。こうなってしまうと、相手はそれ以上何もしてくれなくなります。

 とにかく誉めて誉めて誉めること。こうすれば、彼の気持ちは、確実に変わっていくモノですよ。覚えておいてくださいね。

<まとめ>
○とにかく重い前置きをしてから、本題を切り出すこと。
○その上で、誉めて誉めて誉めまくること。

 あなたと彼の幸せを心より願っております。


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