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第16回 でしゃばりな彼

ただいま結婚準備中です。世の中の男性は、あまり結婚準備を手伝ってくれないという話を良く聞きますが、うちは逆です。彼が何にでも口を出します。私が着るドレスの色にまで口を出します。自分の思い通りじゃないと嫌だそうです…。
私だって、憧れの結婚式のイメージがあるのに!彼は彼で、結婚式を最高のものにしようと思ってくれているんだと思うんですけど。もう少し、私の意見も聞いてもらえるようになる方法はありませんか?


 ご相談本当にありがとうございました。

 実際に男性というものは、女性に比べて、脳の中の「脳梁」という部分が細いと言われています。脳梁というのは、左右の脳をつなぐ部分。そのため連絡がうまく行かず、とてつもなく「頭でっかち」な思考をしてしまうと考えられています。これは色々な面で見受けられます。

歯磨きをしているときに、水を止めることができない。
テレビを見ているときに、奥さんの話を聞けない。

女性は逆に脳の連絡がうまくいっているからか、色々なことを並行してうまく行うことができます。

 もちろん男性は悪い面ばかりではありません。「そのことだけを考える」分、何か一つの研究などにたいしては、恐ろしいほどの集中力を発揮します。偉大な科学者・芸術家などに男性が多いのも、それが一因なのですね。
 よって彼の今回の「自分の思い通りじゃないと嫌」というのは、それが原因ではないかと思われます。

 ただあえて彼をフォローするなら、それは、それだけ結婚式や結婚に対して真剣に取り組んでいるということ。
 「あーー?(上がり調子で) 式なんて、なんでもいいよぉ〜。任せる任せるー。適当に決めといてー」という男性よりは、ずっといいのではないでしょうか。まぁ、もちろん行きすぎは微妙ですけど。

 ではでは、実際にこんな彼に対して、どう対処すればいいのでしょうか?

 実際に彼が真剣なのはわかっても、あなたの意見ももっと聞いて欲しいですよね。こんなときに大切なのは、「半分はあきらめる」こと。いえ、裏を返せば、「半分は思い通りにできる」ということです。
 ほら、子供の時などに、たくさんのお菓子を二人で分けるときに、ジャンケンをしてから、順番に取っていったことはありませんか?

勝ったAくんがまず最初に選ぶ。
負けたBちゃんが、次にどれかを選ぶ。
今度はAくんがどれかを選び…

というように、交互に一つずつ取っていくような状態です。
…こういう経験が、僕だけだったらどうしよう。なんか僕だけが、すごく飢えた幼少時代を送っていたみたいでちょっぴり怖いです。

 いずれにしても、そんな考え方を取り入れることが重要。
 たとえば彼が「どうしても入場曲は○○がいい!」と言ったら、とにかくそれはあなたにとって妥協できるところかどうか判断。「それはまぁ妥協できる」と思うのなら、それは譲りましょう。
 この際も、とにかくすごく迷った顔をした上で、渋々OKすること。

「………………んーーーーーっ! 分かった! 仕方ないもんね。…ただ! 衣装に関しては、私が選びたいんだけど、いい?」

と言うことです。こう言えば、相手は受けてもらった手前、断りにくくなるはずです。

 もし相手が提案した案が、あなたにとって譲れないものであったら、それに関してはOKせずに、「じゃあ、会場の大きさについては?」というように、他の話題にシフトしていきましょう。あなたが妥協できることを言うまで聞いていくのです。

 いずれにしても、何かをまずいったん、受け入れてあげること。頭ごなしに否定されると、彼の機嫌も悪くなってしまいます。結婚式は確かに大切ですが、それだけで二人の結婚生活そのものがギスギスしてしまっては、元も子もありません。

2人で協力して、素敵な結婚式を送られることを、心より願っております。


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