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第14回 彼のお姉さまが怖い

彼には3つ上(私よりは5つ上)のお姉さまがいます。
結婚も決まって、彼の家には良く遊びに行くのですが、彼のご両親とは話せるのですけど、お姉さまが苦手です…。
向こうから特に話しかけてくれる事もなく、私も無口な方なので、彼がちょっと席を外したりしてお姉さまと二人きりなったりすると気まずいです。
もっとお姉さまに近づく良い方法はありませんか?


ご相談ありがとうございました。

 実際に雰囲気というものは、確実に相手に伝わるもの。
「この人のことを苦手!」と思うと、相手も無意識にそれを感じて、つい同じような気持ちになってしまうもの。

 おそらくあなた自身、初対面でそのお姉さんのことを、
「なんか怖い! もしかして私のことを、嫌ってる…? 話しかけてもくれないし…」
と感じたりしませんでしたか?

 たぶんですね。そのお姉さんも、同じように感じています。
「なんなのこのコ…。私にたいして、なんか怖い感じがあるかも…! だって全然話しかけてくれないし…」
そして実際に相手から漂う雰囲気が悪いため、さらにお互いに気持ちをより固くして…。そんな可能性があります。

 ハッキリ言いましょう。おそらく二人は、心の中で、すごく似た面があるのではないでしょうか。
 実際に、男性も女性も、異性の親と似た人と結婚することは多いもの。特に「お父さんなんか嫌い!」という女性が、結局はお父さんとよく似た男性と結婚することだってあります。

 いずれにしても、「人は、自分の家族と、よく似た人に恋をしてしまう」という心理があるのです。
 彼自身、自分のお姉さんに慣れ親しんだため、同じような面があるあなたと結婚したとしても不思議ではありません。いずれにしても、「根っこは同じ可能性がある」ということを心にとめておいてください。

 さて、ではさらに親しくなって、気まずい気持ちを減らしていくには、どうしたらいいのでしょうか?

 その答えは、とにかく「一点だけでもいいので、いいところを見つけること」。
どんな人間にも、必ず良い所があるはず。まったく0なんて、ありえません。

「目はかわいい」
「腰はキュート」
「声は優しい」
「ときどきお菓子をくれる」

などなど…。
最後の方はちょっと微妙ですが、いずれにしても、とにかく美点を見つけることです。

 そしてくわえて、あなたの中で「あだ名」をつけてみてください。
目がカワイイなら「キョロリン」でも。腰がキュートなら「キューちゃん」でも、何でも構いません。
 僕のセンスは最悪ですが、あなたならもっといい名前がつけられるはずです。

 そしてそのことを心の中で念じること。さらに話しかけられたときに、
「なぁに? キューちゃん」
というように心の中で思ってみてください。
それだけで、相手に与える雰囲気は、確実に柔らかくなるものです。

 またもし可能であれば、その美点を、相手に伝えても、もちろんOKです。とはいっても、これは勇気がいりますので、とりあえず「あだ名を繰り返す」ことだけでも構いません。
 これを続けているだけで、相手だって、確実にあなたに歩み寄ってくれるはずです。

 これを心理学では好意の返報性と言います。どうか気持ちをラクにして、過ごされてみてください。

 あなたと、お姉さんと、あなたの彼が、みんなで幸せに過ごされることを、心より願っております。


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