カップルのホンネ通信
結婚式・披露宴の主役でありながらプロデューサーでもある新郎新婦。
当日は、スポットライトを浴びて感動の嵐にかこまれながらも、一方で
式の運びや細部の状況にも気を配らなければならない忙しい一日だっ
たはず。今回はそんな、結婚式・披露宴当日に起こった思わぬ失敗や
ハプニング、対処法など、貴重な体験談を聞いてみました。
どんなカップルも、結婚式に向けての準備には労を惜しまず相当に気を入れて取り組んだはず。それなのに、なんと91%もの人が結婚式・披露宴当日、「想定外!」「困った、どうしよう?!」「失敗した!!」という体験をしていることがわかりました。起こった場面については、「挙式の最中」という人が多かったものの、それ以外はバラつきがあるようです。失敗はいつ起こるかわからないというのが実態のようです。
具体的な失敗内容で目立ったのが、「忘れ物」「ドレス」「つけ爪」に関する失敗。「貴重品だから」「シワにしたくないから」などの理由で別にしておいた物を当日の朝忘れてしまったり、「歩きづらいドレスだった」「ダイエットに成功しすぎてゆるゆる」、「つけ爪が取れてなくなった」などは、よくある失敗にもなっているので、特に注意して。
焦った!困った!私の失敗体験
【挙式前】
- 前日ベールをしわにならないように掛けておいたら、すっかり忘れた(25歳女性)
- 結婚式前日、最後の悪あがきで二の腕マッサージをしたところ指跡くっきりの痣が! (31歳女性)
- 当日親族に、こういう時くらいタクシーでと言われて乗ったら渋滞。他の親族と同じ時間の式場入りに(29歳女性)
- ホテルで朝食中「出席1名のはずの親戚が夫婦そろって貸切バスに乗っている!」と義父から連絡が入った(31歳女性)
- ケーキをお気に入りの洋菓子店からの持ち込みにしたが、ケーキカットナイフを一緒に頼むのを忘れた(30歳女性)
- 会社重役からのお祝い電報。司会者に読み仮名を聞かれたが、下の名前まではわからず困り果てた(27歳女性)
【ヘアメイク・着付け中】
- 撮影直前、急に蕁麻疹。いつも食後数時間で出るエビアレルギーが緊張のせいか翌日になって出た(29歳女性)
- 痩せたので、当日ドレスが落ちないようきつく締めていたら、記念撮影中、気持ち悪くなってしまった(27歳女性)
- 持ち込んだ衣装の着せ方を式場スタッフがわからず、何度も着直しに。写真撮影時間が減った(29才女性)
- 挙式中ベールがつけまつげにひっかかり、目が相当痛く、そっちばっかり気になってしまった(33歳女性)
- お車代の渡し方が受付の人にうまく伝わっておらず、違う金額の袋が渡ってしまった(28歳女性)
【挙式中】
- ドレスを着て歩く練習をあまりしなかったため、本番中に何度も転びそうに(27歳女性)
- 前日サイズ合わせをしたのに緊張から一晩で痩せ、お辞儀をすると胸元が開いてしまう事態に(27歳女性)
- ネイルチップが挙式始まってすぐ紛失。左手だけでドレスとブーケ両方を持つため重さに耐えられなかった(39歳女性)
- 斜めに流した前髪、バリバリに固めるのを断ったら、挙式中ベールの中で垂れてきて前が見えなくなった(27歳女性)
- 指輪交換で新郎が指輪間違え。ゆるいな?とは思ったが、新郎にはめるときは第二関節までしか入らず。やり直すわけにもいかずそのまま最後まで行った(33歳女性)
【披露宴中】
- ハンカチを忘れ、ライトと和装で流れる汗を手で必死に拭いた。あまりの暑さに祝辞も覚えていない(28歳女性)
- 花嫁の手紙のとき、会場の端でピンスポットを浴びている両親に気づかず、明後日を向いて読んでしまった(27歳女性)
- 新郎の1人退場を、お母さんと手をつないで退場に変更。ところがBGMを替えるのを忘れており、当日、新郎とお母さん2人の退場BGMが「我こそは海賊~パイレーツオブカリビアンより」というかっこよすぎる音楽に(25歳女性)
- 親族の子どもの年齢が、聞いていたのと違い、中学生にお子様メニューを出してしまった(29歳女性)
- プロフィール・エンディングDVDが、会場のパソコンで上映できず。テスト後に、旦那が保存形式を高画質に変えてしまったため(29歳女性)
- 入場扉から新郎新婦席までの通路側に笑顔の少ないゲストが多く、笑顔での楽しい入場にならず残念(25歳女性)
- スナップ写真についてよく打ち合わせしなかったため、友人との歓談や集合写真が殆どなく、後悔(27歳女性)
- 祝辞で感動。ハンカチで涙を拭いたらつけまつげがとれてしまった。仕方なくそのままケーキ入刀(33歳女性)
- 「泣いたらハンカチ渡して」と言っておいたのに、一向にハンカチを渡してくれない新郎。横目で睨んだら新郎も泣いてて、自分でハンカチを使ってた(30歳女性)
そうした状況に対処できたかどうかという質問には、「対処できた」人が1割強、「何とか対処できた」人が半数と6割にのぼりました。反対に「対処できなかった」人も4割弱いました。そのダメージ度を聞いてみると、「結婚式・披露宴全体にやや悪い影響を与えた」(2%)、「結婚式・披露宴そのものをぶち壊した」(1%)、「人間関係を損ねた」(1%)といった深刻なケースはごくわずか。ダメージの度合いは、「笑い話で済んだ」(31%)、「残念ではあったが、大事には至らなかった」(24%)、「大事には至らなかったが、自分としては不満」(40%)など、その人自身のこだわりや考え方による面が大きいようです。
ハプニング対処に一番頼りになった人については、「式場スタッフ」さんが最多となりました。寄せられたコメントからは、ノウハウや経験値による対処だけでなく、精神面でも大きな支えになっていることがわかります。ピンチのときは、慌てる前にまずは式場スタッフさんに相談してみるのがよさそうです。
式場スタッフさんの「ナイスフォロー」に感謝
- 突然出た蕁麻疹。氷で冷やしたり時間ギリギリまで延ばしたり、大勢のスタッフが親身に対応してくれた(29歳女性)
- 結婚指輪を忘れあたふたしている自分たちに、『大丈夫です。式場にサンプルの指輪もあります。仮の指輪になりますが大切なおふたりがいらっしゃるのだから指輪は後からでもいいんですよ』と言って安心させてくれた(26歳女性)
- もともとしていたペアリングが抜けないという事態に、他のスタッフにいろいろ聞いて回って、消防署のレスキューを呼んだり、到着までに氷で冷やしてくれたり、ハンドクリームを持ってきてくれたり対応してくれた(31歳女性)
- ゲストが披露宴会場へ移動する間に、介添人がネイルチップを探し出してくれ、再度つけられた(39歳女性)
- トイレが近いので不安と言っておいたら、行けるタイミングを何度も教えてくれた(31歳女性)
- 新郎があまり飲まされないようタイミングよく仲介に入ったり、ウーロン茶などを大量に持ってきてくれたりした(28歳女性)
- ひどい暑さだったが、日傘をさしてくれたり、目立たないところに保冷剤を入れてくれたりした(28歳女性)
そうした失敗について、先輩たちはあらかじめどう予想しどう対策していたのか聞いたところ、7割もの人が「想定外の失敗だった」と回答。さらに2割の人が「可能性は低いと思い対策しなかった」と答えており、あらためて結婚式・披露宴にひそむ想定外の多さに気づかされます。
具体的なアドバイスについてもたくさんのコメントが寄せられましたが、「ライブなので失敗はあって当然」など、失敗に対する寛容なスタンスを勧める声も目立ちました。多くの人が、失敗はしたが大事に至らなかったと感じているのも事実。スタッフや家族、友人を信頼し、結果的にベストな対処ができたことを喜ぶ心の余裕も大切かもしれません。
失敗から学んだ事前対策
- ドレスは、長時間着ることを考え、デザインだけでなく着心地も考慮して選ぶべき(27歳女性)
- ドレスを着、ヒールを履いて、歩く練習をしておくべき(32歳女性)
- 持ち込みは安く済むが、手配や連絡など自分の手間が増える。すべてプロにお願いすればよかった(32歳女性)
- 各アイテムは搬入前に動作確認(28歳女性)
- 泣くことを想定してティッシュを常備。ハンカチでは鼻はかめない…(25歳女性)
- 自分の目の代わり、手足の代わりになってくれる人を用意しておく(28歳女性)
- ゲストの急な出席、欠席、遅刻もあり得る。そう考えておけば気持ちの余裕が違う(28歳女性)
- つけ爪をすると手を洗えなくなるので、手洗い用にウエットティッシュを持っていくといい(33歳女性)
- お車代の封筒には、渡す相手の名前を記入するべき(28歳女性)
- なあなあになりがちな親類、友人の子どもなどの同伴はふたりでしつこいくらい人数確認を行うべき(26歳女性)
- バージンロードを退出するときの目線を決めておけばよかった。後でアルバムが出来てきたらお互い違う所を見ていてイマイチだった(28歳女性)
- 自分たちの動きだけではなく、ゲスト目線でも会場周りをチェックしておけばよかった(29歳女性)
- 事前に100パーセントを目指さないこと。たくさんの人を自分の思い通りに動かそうなんて無理(34歳女性)
- ライブなので失敗はあって当然。初めてのことだし、事前にいくら準備してもトラブルは起こる。経験豊富なスタッフの方と協力し、その時できる最大限のことをするのが大切(30歳女性)
思わずほっこり!ハプニング
- 新郎は下書きを見ることを完全に忘れて、謎のスピーチをしてしまった(28歳女性)
- ゲストに和んでもらうためのウェルカムスピーチが、新郎緊張しすぎで、逆に引き締まった雰囲気に(27歳女性)
- 鳩が箱から飛び立たず、「この鳩たちのようにこれから飛び立って…」というコメントの予定が、急遽「この鳩たちのように地に足をしっかりとつけて…」に変わった(33歳男性)
- 花嫁の手紙を練習し過ぎ、当日は涙が全く出なかった(32歳女性)
- 緊張しすぎて時間感覚がわからなくなったのか、彼のキスが想像以上に長く、びっくりして笑ってしまった(33歳女性)
- 二次会のキャンドルサービスの時楽しくて笑ったら、鼻息で自分たちの持っている火が消えてしまった(30歳女性)
- 親族紹介の際、緊張のあまり私の叔父が「新郎の兄です」、叔母が「新婦です」と言ってしまい、笑いが堪えきれなかった(29歳女性)
- 父親に最後のあいさつをお願いしたら、母親から「毎晩、替歌を練習しているけど…?」と報告が。「人とは違うことをしてあげたい」親心だったらしいがもちろん阻止。今になっては少し聞いてみたかった気も(28歳女性)
先輩から学ぶ今回のポイント

データ出典/「ゼクシィnet」ユーザーアンケート「結婚式当日の失敗体験」
調査期間/2011/4/22~2011/5/22 回答数439人(男性4人・女性435人)










