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ふたりとゲストの幸せな一日に密着 -先輩の結婚式実例集-

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郷土色とぬくもりに満ちた結婚式
岩手県

生まれも育ちも陸前高田の新婦と、被災地の力になりたいと当地に移住した新郎。
運命に導かれるように出会い、結ばれたふたりの、この地ならではの結婚式に密着。

地域の習わし
陸前高田に伝わる「祝言」

東日本大震災の翌年、陸前高田へ移り住んだ宮崎出身の新郎と、この地で生まれ育った新婦。ふたりが企画したのは地域性を大切にした結婚式だった。挙式は昔ながらの人前式「祝言」を選び、披露宴も地元の風習を取り入れた内容に。ふたりは行く先々で地域の人に囲まれて、まぶしい笑顔を見せていた。

祝言は、明治初期の気仙地方の民家を想定して建てられた施設で行われた。近隣住人や観光客もたくさん集まってふたりを祝福
地域の習わしにのっとり、地元の人の進行で祝言がスタート。同僚が三三九度のお酌を行うなど、多くの人が協力を惜しまなかった
「たとえ貧しい生活になっても、少ない食事を分け合い暮らしていきます」という誓いを込め、1つのお膳を2つに分けて食す儀式も
「結婚式の前に父を迎えに行きたい」と、挙式時、新婦の家があった仮設住宅へ。仏壇に手を合わせて外へ出るとご近所さんが集結していた
宮崎と陸前高田の名産品15品を集めたカタログ式ギフトは、企業やNPO団体の協力で実現したもの。新郎自ら生産者へ取材も行った
ふたりらしさ
拍手と感嘆の声が響いた会場

披露宴は、随所に「地元らしさ」を感じる内容に。新郎・悟さんが所属する太鼓チームの演奏に、新婦・智絵さんが飛び入り参加して拍手喝采を浴びるなど、和やかなひとときを楽しんだ。また、料理には宮崎と陸前高田の名産品を盛り込み、古式ゆかしい中にもふたりらしさが光るおもてなしを用意。

父に三味線を教わっていた智絵さん。父亡き後は休んでいたものの、数年前から再開し、この日は父の演奏仲間とステージへ
栄養士をしている智絵さんのアイデアで、地元産のみずみずしい夏野菜を会場装飾に。席次表にレシピを添え、自由に持ち帰ってもらった
約3年前から太鼓チームに所属する悟さん。突然の指名で飛び入り参加した智絵さんも、彼の隣で笑顔いっぱいのパフォーマンス!
ケーキは、宮崎と岩手をつなぐ「運命の赤い糸」をイメージ。食べることが好きな彼女へ、しゃもじでファーストバイトも
想いを伝える
祝福の笑顔と、感動&感謝の涙

お色直しの後は各卓を回り、「ありがとう」「これからもよろしく」と笑顔であいさつ。さらに、手作りのギフトで親への感謝を表したり、サプライズメッセージに感動したり……。ふたりの想いを通して、みんなの心が温かくつながった一日は、仮設商店街を会場にした二次会まで続いた。

カラードレスに着替え、たっぷり時間をかけてフォトサービスを。誰もがふたりの結婚を喜び、終始、笑顔だった
震災時、津波から逃げる女子高生2人を車に乗せ、一緒に避難した智絵さん。悟さんが内緒で用意した2人からのメッセージビデオに感涙
親にプレゼントしたプリザーブドフラワーのアレンジは、ふたりのハンドメイド。感謝の気持ちを込めて作ったもの
「父にも結婚式に参加してほしくて」と智絵さん。父母とふたりの似顔絵をプロに依頼し、プリザーブドフラワーと一緒に家族へ贈った
Bride & Groom
永山 悟さん 智絵さん
同僚として出会い、飲み仲間から恋人へ。「地元で結婚式を挙げる文化を取り戻したい」と、フリーウエディングプランナーと共に「陸前高田ならでは」の一日をつくり上げた。
会場
挙式:気仙大工左官伝承館(岩手県陸前高田市)
披露宴:キャピタルホテル1000(岩手県陸前高田市)
挙式日
2016年6月18日
ゲスト数
120名
当日のタイムスケジュール
1130
挙式
地域の習わしにのっとった「祝言」
1400
披露宴スタート
1435
新郎が所属する太鼓チームによる和太鼓
1505
新婦の三味線の伴奏による民謡
1550
お色直しの再入場
1610
サプライズのビデオレター
1705
両家の親へプレゼント贈呈
1720
お開き・送賓
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