結婚式の印象を左右する招待状。フォーマルさをたいせつに
結婚式の出欠もさりげなく確認を
親族への連絡は親が行うとスムーズです
挙式・披露宴に招待する親族の顔ぶれは、ふたりから見て祖父母、おじやおばなどが中心となってきます。すなわち親御さんの立場から見れば親きょうだい。そう考えてみると、親である自分たちが連絡を入れるのは自然なことと言えるでしょう。結婚報告の際には挙式・披露宴への出欠確認のほかに、交通・宿泊に関することや、貸衣裳の手配の有無など、かなり具体的な話をしておくと良いかもしれません。また「誰々を招待する場合は夫婦で呼ばなくてはだめ」とか、「父方の親せきは交通費を負担しなくても大丈夫」など、親族間の取り決めやルールを教えておく必要もあります。ここは親の出番と心得て、親子の連携プレーでうまく進めましょう。
親が差出人にならない場合もあります
招待状の差出人は「主催者」の名前で
お招きするゲストのリストアップが終わったら、早めに招待状の準備に取り掛かる必要があります。種類やデザインを決め、発注から納品までには多少時間がかかることも。ゲストからの返信期間を考慮すると、ポストへの投函は遅くても結婚式の2カ月前がタイムリミット。そのあたりも計算に入れて準備を進めましょう。
誰が主催者なのかによって変わる差出人
「結婚式は家と家との結びつき」という考え方が普通だった時代は、それぞれの親が差出人となっていましたが、最近では少し状況が変わり、「披露宴の主催者=差出人」とするケースが多いようです。新郎新婦がゲストを招待する形をとる場合、差出人も親ではなく、おのずとふたりの名前となります。
親と子の連名にするケース
主催者が新郎新婦でも、ゲストの顔ぶれによっては、親と子の連名にした方が納まりの良い場合があります。例えば親族中心だったり、職場関係者を多く招くようなケースです。その際、差出人を新郎新婦にして、本文中に両家の親からのあいさつと名前を明記するパターンが多く見受けられます。
相手によっては両パターン用意しても
友人に向けた招待状は新郎新婦の名前、親族や親の関係者などには親の名前というように、差出人を分けても構わないでしょう。もちろん差出人の名前に応じて、本文の内容も変える必要があります。
- 親の名前で出す場合

- 新郎新婦の名前で出す場合

色や紙の材質、デザインも多種多様
今どきの招待状はバラエティーに富んでいます
式のテーマにあわせてデザインしたり、席札や席次表とそろえてみたりと、最近の招待状はバラエティー豊か。逆に「白い封筒+定型文」という従来のタイプを探す方が難しいかもしれません。今やふたりのセンスを存分に発揮できるアイテムでもあり、手作りに励むカップルも増えています。とはいえ、やはり招待状はフォーマルであってしかるべき。あまりカジュアルだと安っぽい印象を与えかねません。「結婚式にはそれなりの格が必要」というアドバイスも必要とされるところです。
- さまざまな招待状

- (左)上品でさわやかな白をベースに、ハッピーモチーフの真っ赤なハートをあしらった招待状。(中央)優雅で高級感漂う色合いとゴールドの箔押しがおしゃれ。(右)コンサートの招待状を思わせる個性的なデザイン。受け取った瞬間にワクワクしそうです。
名前の間違いは大変失礼なこと
投函前にあて名のダブルチェックを
あて名のミスや中身のモレ、切手の貼り忘れなどがあると、頼りない印象を与えるだけでなくその後のフォローも大変です。特に名前の間違いはとても失礼。結婚式への期待感を損なうことにもなりかねません。もちろんふたりも細心の注意を払っているとは思いますが、親御さんとしても「転ばぬ先の杖」となるべく、バックアップしたいものです。投函前には、あらかじめふたりが作成している「あて先リスト」と付け合わせながらダブルチェックをするなど、親御さんができる範囲での協力を申し出てはいかがでしょうか。
【まとめ】招待状を出すポイント
親族への連絡から招待状のダブルチェックまで、親がかかわれる部分は積極的に協力を申し出ましょう。また、招待状の格式についても発注(もしくは手作り)する前に確認しておきたいものです。招待状はゲストが最初に手にするたいせつなアイテム。その意味をふたりにも理解してもらってください。
- 【写真協力】
- [1]ARARS [2]Design Store [3]コレクションM

