
「引き寄せノート」とは?願いを叶えるための書き方のコツ!
Index
- #01 引き寄せノートとは
- #02 引き寄せノートに書くこと
- #03 引き寄せノートの書き方のコツ
- #04 引き寄せノートはいつ書けばいい?
- #05 引き寄せノートの始め方
- #06 引き寄せノートはスマホでも代用できる?
- #07 引き寄せノートで理想の未来を先取りしよう
引き寄せノートで願いが叶うって本当?理想の恋愛や未来を実現させるには、ノートを書くタイミングや使用する言葉などにコツがあるようです。この記事では、恋愛引き寄せアドバイザーで作家でもある西原愛香さん監修の下、引き寄せノートの始め方や効果的な書き方などを具体的に紹介します!

引き寄せノートとは、自分の本心を可視化するためのノートです。
自分がどんな恋愛や働き方を望んでいるのか、深く理解している人は実は多くありません。「願いを叶えるために書く」と思われがちですが、自分の本当の望みを知ることにより、意識の矢印の方向が変わるので、「理想的な出会いを引き寄せることができた!」と実感する人が多いのです。
引き寄せノートは、自分の本心からの望みを知る手がかりとなり、夢が実現するきっかけとなるでしょう。

引き寄せノートは、ただ願いを書くのではなく、意識した方がいいポイントがあります。よりノートを効果的に活用するための書き方や書くべき内容を紹介します。
願いがぼんやりしてしまう理由の一つに、時期の設定が曖昧ということがあります。「いつか」や「タイミングがあれば」と思っているとチャンスを逃してしまいます。引き寄せノートには「●年●月」と、叶えたい時期を明確に書きましょう。
日付まで決める必要はありませんが、自分の中で負担にならずにリアリティーを感じられる時期に設定します。「願いではなく予定にする」と、意識することが大切。遠い未来すぎると現実感がなくなるので、なるべく1年以内の設定にするのがいいですね。
引き寄せノートを書くときは、脳の性質を利用しましょう。願いを完了形で書くと、脳は「これはすでに起きたこと」と錯覚します。
例えば、理想の恋人を引き寄せたいなら、「出会いたいです」とか「出会えますように」と書くと、出会えていない今の状況に意識がフォーカスされ、焦りや不安が強化されてしまいます。
しかし、「理想の恋人と出会えました」と完了形で書くと、脳は実際に起きたことと認識する上、ノートを読んで自分自身もワクワクしてくるはずです。
出会えた喜びや安心感などの感情を先取りすることで、その感情が、望む現実を叶えるために行動する作用点となります。
叶ったときの具体的な感情を言語化することも、脳に錯覚を起こさせるために非常に効果的です。
例えば、「嬉しい」「幸せ」といった一般的な言葉だけでなく、「やっと出会えた!」「こんなにいい人が身近にいたなんて!」といった、本当に感じそうだとリアルに思える言葉で表現してみましょう。
具体的な感情を書き出すことで、読み返すたびに現実感が味わえ、自信が湧いてくるはずです。

さらにノートを効果的に活用し、実現化の可能性を高める書き方のコツも紹介します。
恋愛や結婚など相手のいる願いの場合は、理想の人を具体的に書くことが大切です。最低でも3つ、多くても5つ以内に絞って書いてみましょう。
例えば、「アウトドアの趣味が同じ」「思いやりのある人」「私を大切にしてくれる人」「誰にでも礼儀正しい人」という条件に絞ったら、「私の彼はアウトドア好きで思いやりがあり、私のことをとても大事にしてくれる紳士的な人です」とひとりの人物像として書きます。
より具体的に理想のパートナー像を書き出すときに、しないでほしいことや望まないことを書く人もいます。ノートを読み返したときに気分が上がらない言葉は使わないように工夫することも大切です。
例えば、「うそをつかない人」「タバコを吸わない人」を望む場合は、「私の彼は正直に何でも話してくれる人です」「私の彼は健康に気を使っている人です」などという書き方にすると、読み返したときの気分が上がり、望む未来に意識を向けやすくなります。
願いが叶ったときの感情に加えて、実際に自分の周りで起こりそうなことも書いてみましょう。よりリアルに感じられるように書き出すことで、自信が湧いて行動力もアップします。
例えば、「家族がお祝いしてくれて嬉しかった」「友人が一緒に喜んでくれた!」など、臨場感を持てる内容にするといいでしょう。

「書きたい!」と思ったときがベストタイミングです。定期的に書くべきという義務感や「書かなくちゃ」という気持ちで書いても、モヤモヤした思いがノートに込められてしまいます。
人それぞれベストな時間帯や場所は異なります。夜の落ち着いた時間、朝起きてすぐ、休日にカフェでなど、自分の気分が上がるタイミングと場所を選んでみましょう。縁起の良いことが好きなら、大安や一粒万倍日、新月の日などに書くのもいいですね。
しかし、どのタイミングで書くのかよりも、どんな気分で書いたかが重要なので、自分の気持ちが前向きなとき、心地よい状態で書くことを意識しましょう。

特に決まり事やルールはありませんが、準備はとても大切です。ワクワクした気持ちで継続できるように工夫しながら、願いに寄り添う大切な一冊を作りましょう。
ノートやペンは、お気に入りのデザインや色にこだわって選ぶのがポイント。自由なスタイルで書きたい人は白紙のノートが書きやすく、奇麗に整えて書きたい人はドット方眼のノートが書きやすいでしょう。マスキングテープやシールでデコレーションするのもおすすめです。
重要なのは、ワクワクと楽しく書けること。ノートやペン、書き方にこだわり、ノートを読み返したくなる、書きたくなるようなノートを目指しましょう。
書き始める前に、書くための時間と場所をきちんと決めましょう。自宅でゆっくり書いてもいいですし、カフェや景色の良いテラスなどに出かけるのもいいですね。
大切なのは、自分にとって心地よい場所を選び、リラックスして書ける環境を整えることです。お気に入りの場所で書くことで良い感情がノートに乗りやすくなります。
願いを書く前に、叶えたい願いの理想像や条件を、50個を目指して書き出します。例えば、結婚を目指すなら理想のパートナーの条件、転職を望むなら就職したい会社の条件を思いつくままに書き、特に譲れない条件の上位5つをピックアップします。
「結婚相手に出会いたい」という願いにこの条件を加えることで、より具体的な願いになります。書き出しを行う前はぼんやりとしていた理想像が明確になるので、たくさんの人と出会う中で、自分の気持ちに迷いが出たときにも役立つ指標となります。
下準備で明確にした理想のパートナー像や理想の未来を、いよいよノートに書き出します。叶えたい時期を明確にし、願いがすでに叶ったように完了形にしましょう。
条件を具体的に記し、ポジティブな言葉で、願いが叶ったときの感情や周囲で起こりそうな出来事も書き加えること。そうすると、ワクワクした気持ちで夢が叶った状態をリアルに感じながら未来を描くことができます。
ノートに書くまでのプロセスや書いたということ自体が大切なので、書いた内容をずっと意識し続けている必要はなく、いったんは忘れてしまっても構いません。しかし、一度書いて終わりではなく、願いをアップデートしていくのがおすすめです。
ノートに書いた理想のパートナー像が変わることもあります。結婚よりも先にキャリアアップを目指したくなるかもしれません。気持ちが変化したり、新たに書きたい内容が増えるということもあります。
願いをノートに書くことが脳への良い刺激となるので、繰り返し自分の気持ちを見つめ直しながら、新たに設定を書き直すことを習慣にしてみるといいですね。

脳科学の視点から考えると、手書きがおすすめです。スマホを使用するときの手の動きと文字を書くときの手の動きの複雑さは全く異なるので、脳への情報伝達の量や質が大きく異なるといわれています。
スマホを活用する場合は、文字を入力するよりもビジュアルを重視する方法がおすすめです。自分の理想の姿や欲しいものをコラージュにしてスマホのトップ画面にし、日常的に目に入るようにするという方法があります。
ビジョンボードともいいますが、引き寄せノートと似たような効果があるといわれている手法で、意識のアンテナを目の前の現実ではなく、理想の自分の姿に向けることで、ワクワクした感情を持つことができます。

引き寄せノートは、ただ願い事を書くだけでなく、自分の本心と向き合うための自己分析ツールです。漠然とした「いつか叶えばいいな」を「叶う予定」として具体的にすることで意識が変わり、理想の未来を実現化する行動へと変わります。
無理なく、ワクワクした気持ちで続けることが何よりも大切。お気に入りのノートとペン、そして心地よい場所を見つけて、「引き寄せノート」を始めてみませんか?
取材・文/仲西なほ子
【監修/画像提供】
西原愛香さん
作家。恋愛引き寄せアドバイザー。劣等感を持ち振り回される恋愛ばかりだったが、引き寄せの法則に出会い、復縁や起業、結婚や商品プロデュースなど、数々の願いを叶える。「自分らしく笑って丸ごと愛される」マインドを発信中。主な著書に、『完全版 引き寄せノート』(KADOKAWA)、『ハッピーエンドを引き寄せる』(学研プラス)などがある。
公式サイト: https://ameblo.jp/aika-nishihara/
引き寄せノートとは

引き寄せノートとは、自分の本心を可視化するためのノートです。
自分がどんな恋愛や働き方を望んでいるのか、深く理解している人は実は多くありません。「願いを叶えるために書く」と思われがちですが、自分の本当の望みを知ることにより、意識の矢印の方向が変わるので、「理想的な出会いを引き寄せることができた!」と実感する人が多いのです。
引き寄せノートは、自分の本心からの望みを知る手がかりとなり、夢が実現するきっかけとなるでしょう。
引き寄せノートに書くこと

引き寄せノートは、ただ願いを書くのではなく、意識した方がいいポイントがあります。よりノートを効果的に活用するための書き方や書くべき内容を紹介します。
叶えたい時期を書く
願いがぼんやりしてしまう理由の一つに、時期の設定が曖昧ということがあります。「いつか」や「タイミングがあれば」と思っているとチャンスを逃してしまいます。引き寄せノートには「●年●月」と、叶えたい時期を明確に書きましょう。
日付まで決める必要はありませんが、自分の中で負担にならずにリアリティーを感じられる時期に設定します。「願いではなく予定にする」と、意識することが大切。遠い未来すぎると現実感がなくなるので、なるべく1年以内の設定にするのがいいですね。
叶えたい願いを完了形で書く
引き寄せノートを書くときは、脳の性質を利用しましょう。願いを完了形で書くと、脳は「これはすでに起きたこと」と錯覚します。
例えば、理想の恋人を引き寄せたいなら、「出会いたいです」とか「出会えますように」と書くと、出会えていない今の状況に意識がフォーカスされ、焦りや不安が強化されてしまいます。
しかし、「理想の恋人と出会えました」と完了形で書くと、脳は実際に起きたことと認識する上、ノートを読んで自分自身もワクワクしてくるはずです。
出会えた喜びや安心感などの感情を先取りすることで、その感情が、望む現実を叶えるために行動する作用点となります。
願いが叶ったときの感情を書く
叶ったときの具体的な感情を言語化することも、脳に錯覚を起こさせるために非常に効果的です。
例えば、「嬉しい」「幸せ」といった一般的な言葉だけでなく、「やっと出会えた!」「こんなにいい人が身近にいたなんて!」といった、本当に感じそうだとリアルに思える言葉で表現してみましょう。
具体的な感情を書き出すことで、読み返すたびに現実感が味わえ、自信が湧いてくるはずです。
引き寄せノートの書き方のコツ

さらにノートを効果的に活用し、実現化の可能性を高める書き方のコツも紹介します。
望みはなるべく具体的に書く
恋愛や結婚など相手のいる願いの場合は、理想の人を具体的に書くことが大切です。最低でも3つ、多くても5つ以内に絞って書いてみましょう。
例えば、「アウトドアの趣味が同じ」「思いやりのある人」「私を大切にしてくれる人」「誰にでも礼儀正しい人」という条件に絞ったら、「私の彼はアウトドア好きで思いやりがあり、私のことをとても大事にしてくれる紳士的な人です」とひとりの人物像として書きます。
ネガティブな言葉は置き換える
より具体的に理想のパートナー像を書き出すときに、しないでほしいことや望まないことを書く人もいます。ノートを読み返したときに気分が上がらない言葉は使わないように工夫することも大切です。
例えば、「うそをつかない人」「タバコを吸わない人」を望む場合は、「私の彼は正直に何でも話してくれる人です」「私の彼は健康に気を使っている人です」などという書き方にすると、読み返したときの気分が上がり、望む未来に意識を向けやすくなります。
願いが叶ったときに起こりそうな状態を書く
願いが叶ったときの感情に加えて、実際に自分の周りで起こりそうなことも書いてみましょう。よりリアルに感じられるように書き出すことで、自信が湧いて行動力もアップします。
例えば、「家族がお祝いしてくれて嬉しかった」「友人が一緒に喜んでくれた!」など、臨場感を持てる内容にするといいでしょう。
引き寄せノートはいつ書けばいい?

「書きたい!」と思ったときがベストタイミングです。定期的に書くべきという義務感や「書かなくちゃ」という気持ちで書いても、モヤモヤした思いがノートに込められてしまいます。
人それぞれベストな時間帯や場所は異なります。夜の落ち着いた時間、朝起きてすぐ、休日にカフェでなど、自分の気分が上がるタイミングと場所を選んでみましょう。縁起の良いことが好きなら、大安や一粒万倍日、新月の日などに書くのもいいですね。
しかし、どのタイミングで書くのかよりも、どんな気分で書いたかが重要なので、自分の気持ちが前向きなとき、心地よい状態で書くことを意識しましょう。
引き寄せノートの始め方

特に決まり事やルールはありませんが、準備はとても大切です。ワクワクした気持ちで継続できるように工夫しながら、願いに寄り添う大切な一冊を作りましょう。
1.お気に入りのノートとペンを用意する
ノートやペンは、お気に入りのデザインや色にこだわって選ぶのがポイント。自由なスタイルで書きたい人は白紙のノートが書きやすく、奇麗に整えて書きたい人はドット方眼のノートが書きやすいでしょう。マスキングテープやシールでデコレーションするのもおすすめです。
重要なのは、ワクワクと楽しく書けること。ノートやペン、書き方にこだわり、ノートを読み返したくなる、書きたくなるようなノートを目指しましょう。
2.落ち着いて書ける場所と時間を設定する
書き始める前に、書くための時間と場所をきちんと決めましょう。自宅でゆっくり書いてもいいですし、カフェや景色の良いテラスなどに出かけるのもいいですね。
大切なのは、自分にとって心地よい場所を選び、リラックスして書ける環境を整えることです。お気に入りの場所で書くことで良い感情がノートに乗りやすくなります。
3.理想の条件を見つめ直すなど、下準備をする
願いを書く前に、叶えたい願いの理想像や条件を、50個を目指して書き出します。例えば、結婚を目指すなら理想のパートナーの条件、転職を望むなら就職したい会社の条件を思いつくままに書き、特に譲れない条件の上位5つをピックアップします。
「結婚相手に出会いたい」という願いにこの条件を加えることで、より具体的な願いになります。書き出しを行う前はぼんやりとしていた理想像が明確になるので、たくさんの人と出会う中で、自分の気持ちに迷いが出たときにも役立つ指標となります。
4.叶えたいことをノートに書く
下準備で明確にした理想のパートナー像や理想の未来を、いよいよノートに書き出します。叶えたい時期を明確にし、願いがすでに叶ったように完了形にしましょう。
条件を具体的に記し、ポジティブな言葉で、願いが叶ったときの感情や周囲で起こりそうな出来事も書き加えること。そうすると、ワクワクした気持ちで夢が叶った状態をリアルに感じながら未来を描くことができます。
5.定期的に見直す
ノートに書くまでのプロセスや書いたということ自体が大切なので、書いた内容をずっと意識し続けている必要はなく、いったんは忘れてしまっても構いません。しかし、一度書いて終わりではなく、願いをアップデートしていくのがおすすめです。
ノートに書いた理想のパートナー像が変わることもあります。結婚よりも先にキャリアアップを目指したくなるかもしれません。気持ちが変化したり、新たに書きたい内容が増えるということもあります。
願いをノートに書くことが脳への良い刺激となるので、繰り返し自分の気持ちを見つめ直しながら、新たに設定を書き直すことを習慣にしてみるといいですね。
引き寄せノートはスマホでも代用できる?

脳科学の視点から考えると、手書きがおすすめです。スマホを使用するときの手の動きと文字を書くときの手の動きの複雑さは全く異なるので、脳への情報伝達の量や質が大きく異なるといわれています。
スマホを活用する場合は、文字を入力するよりもビジュアルを重視する方法がおすすめです。自分の理想の姿や欲しいものをコラージュにしてスマホのトップ画面にし、日常的に目に入るようにするという方法があります。
ビジョンボードともいいますが、引き寄せノートと似たような効果があるといわれている手法で、意識のアンテナを目の前の現実ではなく、理想の自分の姿に向けることで、ワクワクした感情を持つことができます。
引き寄せノートで理想の未来を先取りしよう

引き寄せノートは、ただ願い事を書くだけでなく、自分の本心と向き合うための自己分析ツールです。漠然とした「いつか叶えばいいな」を「叶う予定」として具体的にすることで意識が変わり、理想の未来を実現化する行動へと変わります。
無理なく、ワクワクした気持ちで続けることが何よりも大切。お気に入りのノートとペン、そして心地よい場所を見つけて、「引き寄せノート」を始めてみませんか?
取材・文/仲西なほ子
【監修/画像提供】
西原愛香さん
作家。恋愛引き寄せアドバイザー。劣等感を持ち振り回される恋愛ばかりだったが、引き寄せの法則に出会い、復縁や起業、結婚や商品プロデュースなど、数々の願いを叶える。「自分らしく笑って丸ごと愛される」マインドを発信中。主な著書に、『完全版 引き寄せノート』(KADOKAWA)、『ハッピーエンドを引き寄せる』(学研プラス)などがある。
公式サイト: https://ameblo.jp/aika-nishihara/