男女それぞれの恋愛観とは?恋愛観が違う場合の乗り越え方も解説
Index
- #01 恋愛観とは
- #02 男性の恋愛観あるある
- #03 女性の恋愛観あるある
- #04 好きな人と恋愛観が異なるときの乗り越え方
- #05 相手の恋愛観を理解して歩み寄ることが大切
「付き合う時に重視するところは?」「愛情表現はするタイプ?」といった、恋愛観を聞かれた経験がある人もいるのでは?恋愛観とは何なのでしょうか。恋愛アドバイザーの田中絵音さん監修の下、言葉の意味から、好きな相手と恋愛観が異なるときの乗り越え方まで解説します。また、アンケート結果から「男性の恋愛観あるある」「女性の恋愛観あるある」も紹介します。
恋愛観とは、恋愛に関する価値観のことをいいます。恋愛の仕方や傾向、判断基準、自分の中の位置付けなど、恋愛やパートナーに対する考え方を意味します。
恋愛に対しての考え方や位置付けは人それぞれ異なります。つまり、恋愛観は人によってさまざまであるといえます。
20〜30代の男性155人に、「あなたが『恋愛をする上で大切にしていること』『人生における恋愛の位置付け』などの恋愛観を教えてください」とアンケートで聞いてみました。男性の恋愛観として多かったものを紹介します。
「言葉でも態度でも『あなたが好きだ』ということをたくさん伝える」(28歳)
「感謝の気持ちを常に忘れず、思った時に伝えることが大事だと思います」(33歳)
どんなに相手に感謝していても、相手のことを思っていても、言葉や態度で示さないと伝わりません。感謝の気持ちや愛情はきちんと言葉や行動にして伝えることが大切だと考える男性は多いようです。
「相手のことを思う気持ちや思いやりです。相手が快く思わないと関係はうまくいきません」(34歳)
「相手のことを第一に考え、思いやりを持った行動を心がけることが大切だと感じる。自分本位な考えや行動は避けるべき」(37歳)
恋愛に対する考え方も仕方も人によって違うので、自分本位な言動を取っていたら相手は振り回されてしまうでしょう。相手のことを考えて尊重するという考えの男性も多く見られました。
「お金の使い方や、お互いの大事なものがある程度理解し合えるかは大切です」(35歳)
「たわいもないことに共感できたり、楽しい時間を共有できたりすることが一番だと思います」(33歳)
ある程度の価値観や好きなことが似ているという点は、恋愛をする上で大切だと考える男性は少なくないようです。お金や食の好み、生活スタイルなど、お互いの価値観が似ていると一緒にいて楽です。
また、好きなものが似ていたり、一緒に楽しめたりすると、その時間がより奥深いものになり感動も大きくなるでしょう。
女性の恋愛観も見てみましょう。20〜30代の女性155人に聞いた、女性の恋愛観として多かったものには以下のような内容がありました。
「恋愛をする上で感謝や愛情をきちんと伝えるようにしています。言葉で伝えることでお互いが安心できます」(23歳)
「ささいなことでも『ありがとう』『ごめんなさい』を伝えることを大切にしています」(37歳)
女性も感謝の気持ちや愛情を伝えることが大切だと思っている人は多いです。感謝や愛情と同様に、謝罪の気持ちも言葉にして伝えることが大事と考える女性も多く見られました。
「お互いに相手のことを認めて、分かり合って行くことが大切だと思います」(37歳)
「意見が違ったら話し合いをきちんとするようにしています。歩み寄りの気持ちが大切です」(25歳)
常に一方に合わせていたり、どちらかが我慢していたりするようだったら、合わせる方は限界がきてしまうでしょう。お互いが相手のことを理解し、歩み寄ることが大切だと思っている女性は少なくないようです。
「無理や背伸びをせず、一緒に過ごしていて心地よいことが大事」(30歳)
「背伸びをしないこと。ありのままの自分を出せる関係が望ましい」(23歳)
無理をしたり背伸びをしたりして相手に合わせていると疲れてしまいます。素のままでいられる相手は一緒にいても心地よいはずです。一緒にいて自然体でいられることは、多くの女性が恋愛で大切にしていることの一つのようです。
どんなに好きな人でも恋愛観が完全に一致する可能性は低いといえます。好きな人と恋愛観が異なる場合どうすればよいのか、恋愛観が異なるときの乗り越え方を解説します。
自分の恋愛観が「普通だ」「正しい」と思っている人も多いですが、恋愛観は人によって異なるもの。まずは相手の恋愛観を理解し、受け入れる努力をすることが大切です。
また、人を好きになる時は、恋愛観が異なるからこそ惹かれる場合もあります。
「自分にはないものを持っているから好きになった」「自分と正反対の考えだから気になる」といったケースもあるので、お互いの違いを理解して、受け入れることに目を向けてみましょう。
相手は自分の恋愛観を知らない可能性があります。どんなに好きな相手でも自分とは違う人間なので、言わなくて分かってもらうことは難しいでしょう。
お互いに伝え合わないと相手には分かってもらえません。思っていることや感じていることを伝え合って、歩み寄れるよう努力をする必要があります。
恋愛観が違ってもそれ以外の価値観に合うものがあれば良しとしましょう。
恋愛感情は時間と共に形を変えていくもの。恋愛観が合わなくても、好きなことや趣味が似ているなら一緒にいて楽しい時間を過ごすことができます。
趣味や推し活など、一緒に楽しめることを見つけて、人生を楽しむことにベクトルを合わせるとよいでしょう。
「これだけは譲れない」ということを、お互いに伝え合って、それだけは守るようにしましょう。
「記念日だけはお祝いする」「お互いにひとりの時間をつくるようにする」など、譲れないことだけはふたりで守る努力をすれば、それ以外は許せるにようになる可能性があります。
「恋愛観は人それぞれ異なるものだ」と理解しましょう。ふたりの恋愛観が違っていても、両者がバランスよく絡み合って成立していれば、長続きするカップルになります。
「恋愛観は違ってよい」「必ずしも一致させる必要はない」と頭に入れておくだけで、相手に思うことやふたりの関係性が楽になるはずです。
恋愛観は人それぞれで、正解というものはありません。自分と違うからこそ相手のことを好きになった可能性もあります。恋愛観が違うふたりがうまく関係を保つには、相手の恋愛観を理解してお互いに歩み寄ろうとする気持ちが大切です。
取材・文/坂田圭永
【監修】
田中絵音さん
恋愛アドバイザー。一般社団法人日本合コン協会会長。タレント時代より2000回以上の合コンに携わり、2012年5月8日“コンパの日”に一般社団法人日本合コン協会を設立し会長に就任。国内外での合コンイベントや商品のプロデュース、合コンマスター(R)の資格認定講座などを行う。また、男女問題に精通する恋愛専門家としてメディア出演多数。主な著書に、『結婚につながる恋のはじめかた〜1万人の男のホンネ、集めました〜』(扶桑社)、『「急に熱が出た」と言いだす女の本音』(主婦の友社)などがある。
日本合コン協会公式サイト:https://gokon-jpn.org/
【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2024/11/13〜2024/11/15
有効回答数:310人(男性155人、女性155人)
(インターネットによる20〜30代男女向けアンケート調査 調査機関:マクロミル)
恋愛観とは
恋愛観とは、恋愛に関する価値観のことをいいます。恋愛の仕方や傾向、判断基準、自分の中の位置付けなど、恋愛やパートナーに対する考え方を意味します。
恋愛に対しての考え方や位置付けは人それぞれ異なります。つまり、恋愛観は人によってさまざまであるといえます。
男性の恋愛観あるある
20〜30代の男性155人に、「あなたが『恋愛をする上で大切にしていること』『人生における恋愛の位置付け』などの恋愛観を教えてください」とアンケートで聞いてみました。男性の恋愛観として多かったものを紹介します。
感謝の気持ちや愛情を伝える
「言葉でも態度でも『あなたが好きだ』ということをたくさん伝える」(28歳)
「感謝の気持ちを常に忘れず、思った時に伝えることが大事だと思います」(33歳)
どんなに相手に感謝していても、相手のことを思っていても、言葉や態度で示さないと伝わりません。感謝の気持ちや愛情はきちんと言葉や行動にして伝えることが大切だと考える男性は多いようです。
相手のことを思い行動する
「相手のことを思う気持ちや思いやりです。相手が快く思わないと関係はうまくいきません」(34歳)
「相手のことを第一に考え、思いやりを持った行動を心がけることが大切だと感じる。自分本位な考えや行動は避けるべき」(37歳)
恋愛に対する考え方も仕方も人によって違うので、自分本位な言動を取っていたら相手は振り回されてしまうでしょう。相手のことを考えて尊重するという考えの男性も多く見られました。
価値観や趣味が合う
「お金の使い方や、お互いの大事なものがある程度理解し合えるかは大切です」(35歳)
「たわいもないことに共感できたり、楽しい時間を共有できたりすることが一番だと思います」(33歳)
ある程度の価値観や好きなことが似ているという点は、恋愛をする上で大切だと考える男性は少なくないようです。お金や食の好み、生活スタイルなど、お互いの価値観が似ていると一緒にいて楽です。
また、好きなものが似ていたり、一緒に楽しめたりすると、その時間がより奥深いものになり感動も大きくなるでしょう。
女性の恋愛観あるある
女性の恋愛観も見てみましょう。20〜30代の女性155人に聞いた、女性の恋愛観として多かったものには以下のような内容がありました。
思ったことや感じたことは素直に伝える
「恋愛をする上で感謝や愛情をきちんと伝えるようにしています。言葉で伝えることでお互いが安心できます」(23歳)
「ささいなことでも『ありがとう』『ごめんなさい』を伝えることを大切にしています」(37歳)
女性も感謝の気持ちや愛情を伝えることが大切だと思っている人は多いです。感謝や愛情と同様に、謝罪の気持ちも言葉にして伝えることが大事と考える女性も多く見られました。
相手の価値観を理解し歩み寄る
「お互いに相手のことを認めて、分かり合って行くことが大切だと思います」(37歳)
「意見が違ったら話し合いをきちんとするようにしています。歩み寄りの気持ちが大切です」(25歳)
常に一方に合わせていたり、どちらかが我慢していたりするようだったら、合わせる方は限界がきてしまうでしょう。お互いが相手のことを理解し、歩み寄ることが大切だと思っている女性は少なくないようです。
自分らしく素のままでいられる
「無理や背伸びをせず、一緒に過ごしていて心地よいことが大事」(30歳)
「背伸びをしないこと。ありのままの自分を出せる関係が望ましい」(23歳)
無理をしたり背伸びをしたりして相手に合わせていると疲れてしまいます。素のままでいられる相手は一緒にいても心地よいはずです。一緒にいて自然体でいられることは、多くの女性が恋愛で大切にしていることの一つのようです。
好きな人と恋愛観が異なるときの乗り越え方
どんなに好きな人でも恋愛観が完全に一致する可能性は低いといえます。好きな人と恋愛観が異なる場合どうすればよいのか、恋愛観が異なるときの乗り越え方を解説します。
相手の恋愛観を理解して受け入れる
自分の恋愛観が「普通だ」「正しい」と思っている人も多いですが、恋愛観は人によって異なるもの。まずは相手の恋愛観を理解し、受け入れる努力をすることが大切です。
また、人を好きになる時は、恋愛観が異なるからこそ惹かれる場合もあります。
「自分にはないものを持っているから好きになった」「自分と正反対の考えだから気になる」といったケースもあるので、お互いの違いを理解して、受け入れることに目を向けてみましょう。
思っていることを伝え合う
相手は自分の恋愛観を知らない可能性があります。どんなに好きな相手でも自分とは違う人間なので、言わなくて分かってもらうことは難しいでしょう。
お互いに伝え合わないと相手には分かってもらえません。思っていることや感じていることを伝え合って、歩み寄れるよう努力をする必要があります。
恋愛観以外のものにベクトルを合わせる
恋愛観が違ってもそれ以外の価値観に合うものがあれば良しとしましょう。
恋愛感情は時間と共に形を変えていくもの。恋愛観が合わなくても、好きなことや趣味が似ているなら一緒にいて楽しい時間を過ごすことができます。
趣味や推し活など、一緒に楽しめることを見つけて、人生を楽しむことにベクトルを合わせるとよいでしょう。
譲れないところだけは守る
「これだけは譲れない」ということを、お互いに伝え合って、それだけは守るようにしましょう。
「記念日だけはお祝いする」「お互いにひとりの時間をつくるようにする」など、譲れないことだけはふたりで守る努力をすれば、それ以外は許せるにようになる可能性があります。
「恋愛観が完全に一致する必要はない」ということを認識する
「恋愛観は人それぞれ異なるものだ」と理解しましょう。ふたりの恋愛観が違っていても、両者がバランスよく絡み合って成立していれば、長続きするカップルになります。
「恋愛観は違ってよい」「必ずしも一致させる必要はない」と頭に入れておくだけで、相手に思うことやふたりの関係性が楽になるはずです。
相手の恋愛観を理解して歩み寄ることが大切
恋愛観は人それぞれで、正解というものはありません。自分と違うからこそ相手のことを好きになった可能性もあります。恋愛観が違うふたりがうまく関係を保つには、相手の恋愛観を理解してお互いに歩み寄ろうとする気持ちが大切です。
取材・文/坂田圭永
【監修】
田中絵音さん
恋愛アドバイザー。一般社団法人日本合コン協会会長。タレント時代より2000回以上の合コンに携わり、2012年5月8日“コンパの日”に一般社団法人日本合コン協会を設立し会長に就任。国内外での合コンイベントや商品のプロデュース、合コンマスター(R)の資格認定講座などを行う。また、男女問題に精通する恋愛専門家としてメディア出演多数。主な著書に、『結婚につながる恋のはじめかた〜1万人の男のホンネ、集めました〜』(扶桑社)、『「急に熱が出た」と言いだす女の本音』(主婦の友社)などがある。
日本合コン協会公式サイト:https://gokon-jpn.org/
【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2024/11/13〜2024/11/15
有効回答数:310人(男性155人、女性155人)
(インターネットによる20〜30代男女向けアンケート調査 調査機関:マクロミル)