婚活女子が幸せな結婚をするためのコツ!婚活のプロがアドバイス

「結婚がしたい」と頑張っている婚活女子たち!自分に合った相手に出会えなかったり、出会えても結婚まで進まなかったりすると、「私は高望みをしているの?」とか、「やっぱり結婚と恋愛は別?」といった悩みも出てくると思います。婚活を成功させて、幸せな結婚をするためにはどうしたらよいのでしょうか。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃さんに、婚活を成功させるコツを聞いてみました。

婚活サービスを利用する男女はどれくらい?



婚活サービスを利用する男女はどれくらい?

まず最近の婚活事情を調査!

「婚活実態調査2020(リクルートブライダル総研調べ)」によると、2019年に結婚した夫婦のうち、婚活サービスを通じて結婚した人は13.0%で、2年連続過去最高を更新していることが分かりました。

また、2019年婚姻者で、婚活サービスを利用していた人は30.4%。婚活サービス利用経験がある婚姻者においては、42.8%が婚活サービスで出会った相手と結婚に至っており、その割合は過去最高になっているそうです。

特にネット系婚活サービスが増加!


特にネット系婚活サービスが増加!

各婚活サービスの利用経験割合を見ると、ネット系婚活サービスが全体の約20%を占めています。

ネット系婚活サービスの利用経験者数の推移を見ると、2018年12.0%→2019年16.5%→2020年19.1%と連続して増加しており、今後もさらに増えていきそうです。ネット系婚活サービスは、出会いの手段の一つとして定着しつつあるということですね。

婚活女子に多いお悩みは?



婚活女子に多いお悩みは?

ネット系婚活サービスが世の中的にも定着する一方で、「うまくいかない」と婚活に疲れてしまっている女性も一定数いるとか。婚活女子がなかなか結婚にたどりつけない原因はどこにあるのか、菊乃さんに聞いてみました。

婚活をしているつもりになっている


婚活成功率は行動量に比例します。

何を婚活というかは人によって違うと思いますが、婚活サイトに登録しただけ、セミナーに参加しただけ、お金を出しただけで婚活をしている気になっている人は多いです。

マッチングアプリでも結婚相談所でも、婚活を成功させる人は毎週行動しています。「メッセージの返信は2日以内にはする」とか、「月に最低でも2〜3人に会う」とか、結婚したいなら目標を決めて積極的に動くことが大切です。

新たに出会う男性しか見ていない


結婚した夫婦の中で、婚活サービスを通じて結婚した人は年々増えていますが、まだまだそれ以外で結婚した人の方が多いのは事実です。

婚活をしていると、新しく出会う男性しか見ていなかったり、婚活のときだけ気合を入れたりしがちですが、職場や知り合いの中にも男性はいます。

「出会いがない」と言っている女性は、実は周りにいる男性を全く見ていないことが多いです。

相手への条件が多い


時代の流れによって重要視する結婚相手への条件は変わってきます。

条件を挙げることは問題ないですが、自分のことを棚に上げ、相手への注文が多く高望みしている人、条件が増えていっている人はいませんか?

一度、自分が結婚相手に求めている条件が本当に自分にとって必要なものなのか、考えてみるといいかもしれませんね。

婚活を成功させるコツ4つ!



婚活を成功させるコツ4つ!

最後に、婚活女子にエールの気持ちも込めて、婚活を成功させるコツをアドバイスしてもらいました。

婚活は計画的に進める


婚活はきちんと計画を立てて進めるようにしましょう。

ポイントとしては、小さな目標を細かく立てること。多くの人が「1年後に結婚」と大きな目標を立てがちですが、「1カ月後には2〜3人の男性と会っている」とか、「3カ月後には何回かデートした男性が2人以上いる」といった、細かい中間目標を作っていくと計画倒れしにくいです。

目標を作るポイントは、結婚するなら半年はお付き合いしたいから、「半年後には結婚を考えられる男性とお付き合いする」→半年後に付き合う人を決めるなら、「5カ月後は何回かデートした男性が3〜4人いる」というように、逆算していくとよいでしょう。

1人でも達成できる目標を立てる


小さな目標を立てても、婚活は相手ありきのものなのでうまくいかないこともあります。

失敗すると落ち込んだり、婚活に疲れたりするので、自分だけで完結する自分磨きの目標を立てるのも手です。

特に婚活初期に失敗が続くと、つい心が折れてしまいがち。「1カ月後には自分で理想のメイクができるようになる」とか、「3カ月後には彼を呼べる部屋にする」といった、自分だけでできる目標を立てて自信を付けていくことをおすすめします。

職場や友達の男性も婚活相手として見る


婚活がうまくいかない女性は「彼氏候補の男性」と「それ以外の男性」を分けて扱い、それ以外の男性は視界に入れてないことが多いです。

彼氏候補の男性にもそうでない男性にも同じように接すること。

「職場に出会いがない」と言っていた女性が、普段の身だしなみや周りの男性への言動を見直したことで、自分への見方や言動も変わって同僚と結婚したという例もあります。

自分の相手への接し方が変わることで、相手から自分への接し方が変わることもあるので、案外「運命の相手の近くにいた」なんてこともあるかもしれません。

自分を客観視する


婚活女子に自分が結婚していない理由を聞くと、「いい人がいないから」と回答する人がいます。

「自分に問題があるから」という理由も考えられるのに、「出会いがない」「いい人がいない」と思った人は自分を客観視できていない可能性があります。

幸せはふたりで一緒につくっていくもの。相手ばかりに注文を求めるのではなく、自分を客観視して、相手への理想の見直し、条件の整理をしましょう。そうすると、自分に合った本当の理想が見えてくるかもしれませんよ。

取材・文/坂田圭永

【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。化粧ポーチすら持ち歩いたことがないダメ女から、管理職時代に培った人材育成スキルを活用し、女としてのレベルアップに成功。女磨きと同時に備忘録として始めたブログが、ロジカルで毒舌と人気になり、2011年に恋愛コンサルとして独立。主な著書に、『あなたの「そこ」がもったいない。』(すばる舎)、『なぜか愛される女がしている73の習慣』(双葉社)などがある。
菊乃さん公式サイト