初めての共同作業、ケーキ入刀は憧れ!

披露宴で「絶対やりたいイベント」

友人や親戚などの結婚披露宴に出席していると、趣向を凝らしたさまざまなイベントや演出に感心させられます。プロフィールビデオ、親への手紙、友人たちの歌のプレゼントなどなど。おなかを抱えて笑ったり、感動の涙を流すこともしばしば。「自分が結婚披露宴をするときはこれがやりたい!」と決意する人もいるのではないでしょうか。

そこで20〜30代の女性に「自身の結婚披露宴で、『これだけは絶対にやりたい!』と思っているイベントや演出はある?」と聞いてみたところ、最も多かったのは「新郎新婦のプロフィールビデオ」の49%。次いで、「ケーキ入刀」48%、「新婦による手紙」46%、「フラワーシャワー」「ケーキのファーストバイト」各43%、「親への贈呈の演出(花束、体重ベア、オリジナルギフトなど)」42%と続きました(複数回答)。
なお、既婚者の方には「絶対やりたいと思っていて、実際に披露宴でやったもの」を聞きました。

「友人の結婚式で見てよかった」ものを自分もやりたいという声が多数



上位に挙がった演出・イベントについて「なぜやりたいのか、どんなことがやりたいのか」具体的に教えてもらいました!

<新郎新婦のプロフィールビデオ>
●「ゲストほぼ全員の写真と、自分たちの馴れ初めを見てほしいなと思い、絶対やる気でいました」(27歳)
●「友達の結婚式で見ていて、お相手のことも友達のことももっと知ることができるし、見ていて楽しかったから」(32歳)

<ケーキ入刀>
●「初めての共同作業なので、これをしないと夫婦になれない気がする」(27歳)
●「友人の結婚式で、みんなとても幸せそうにやっているので自分もやりたい」(28歳)

<新婦による手紙>
●「照れくさいが、親へ感謝の気持ちを言えるのはこんな時くらいしかないので」(35歳)
●「自分自身、式に招待されたときに一番好きなシーンなので。親に感謝を伝える機会は大切だと思う」(27歳)

<フラワーシャワー>
●「ゲストで参加したとき、みんなが笑顔になれるし写真映えもするし絶対やりたいと思っていました」(27歳)
●「華やかだから絶対やると決めていた。カラフルなフラワーシャワーを一人ひとりのゲストから掛けていただいて、とても嬉しかった」(25歳)

<ケーキのファーストバイト>
●「友人もやったことのない超特大スプーンを見つけたので絶対にコレだ!と思ったから」(29歳)
●「このシーンで幸せそうじゃないカップルは見たことないから憧れでした」(33歳)

<親への贈呈の演出>
●「何か思い出をあげたかった。でも部屋の隅でほこりをかぶるのも嫌で、生まれたときの体重と同じ重さの米にした」(38歳)
●「自分の人生においてとても大事な人だから、今までの感謝も込めて必ずやりたい」(22歳)

他の人の結婚式に出席した時に感動したから…という意見が全体的に目立ちました。「自分のときにもやって、周りに喜んでもらいたい」という、皆さんのおもてなし心を感じました!

「やりたくないもの」上位は「ブーケトス」「新婦の手紙」「ゲストのスピーチ」



ちなみに、「披露宴でよく見るイベントだけれど、私はやりたくないと思ったもの」も聞いてみたところ、1位「ブーケトス」(41%)、2位「新婦の手紙」(23%)、3位「ゲストのスピーチ」(15%)という結果に。理由としては、「独身をさらし者にしていいのは25歳ぐらいまでだと思うから」(ブーケトス:28歳)、「楽しい結婚式にしたいので、みんなの前で泣きたくない」(新婦の手紙:27歳)、「ゲストに負担を掛けたくない」(ゲストのスピーチ:25歳)といった声が目立ちました。

結婚披露宴は、「自分が主役になれるまたとない機会」「一生に一度の晴れの舞台」ではありますが、「家族や親戚、友人などのゲストに感謝し、おもてなしをする場」という側面も。自分も楽しめて、かつゲストにも喜んでもらえるイベント・演出を盛り込んで、思い出に残る披露宴にしたいものですね♪(山崎 はるな)


【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「ワンシーズンの恋、結婚して変わった自分、披露宴でのイベント、女の友情」について
調査期間:2016/8/19〜9/6
有効回答数:139人(女性)