え?こんなことで!?超〜些細な別れの原因
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彼とラブラブだった友人A子から「昨日、彼と別れた」と涙の報告が…。驚いて詳しく聞いてみると、「美容室帰りの彼の髪型を見て『なんだか幼くなったね〜』とからかったら、急に激怒して『もう我慢できない!別れよう』と言われた」とのこと。「こんな些細なことが原因で別れるなんて思わなかった!」というA子。私もそう思います…。
このように、些細なことがきっかけで別れに発展してしまったケースってよくあることなのでしょうか?20〜30代の女子にも聞いてみたところ、「ある」と答えた人は40%。どんな些細なことがきっかけだったの?
●「デートを直前でキャンセルされ、すねていたら、そういうの無理と言われた」(28歳)
●「彼の食事のときの癖(箸の持ち方、肘をテーブルについて食事する)を注意したら、ある日キレられた」(31歳)
●「彼が友達にお金を貸しっぱなしなことに小言を言ったらふられた」(30歳)
●「いつも通りのデートで元カノのことを掘り下げて聞いたら、別れ話に発展してしまった」(25歳)
●「彼がひとりで、自分の車で遠出することを心配したら」(30歳)
どれも「え、そんなことで別れ話に?」と思ってしまいました。彼のためを思って注意したことや、心配したことに対して急にキレられたというケースなんて、特に「???」です…。恋愛コラムニストのひかりさん、なぜこんな些細なことで別れ話に発展するのでしょう?
「自分にとって些細なことが、相手にとっても些細なこととは限りません。特に女性は男性特有の“男のメンツ”をつぶしていることに気付かない人は少なくないもの。相手の性格にもよりますが、たとえ『彼のため』と思っても、口を出さないで見守った方がいい場面も意外と多いものです。また、これは男女に限ったことではありませんが、相手が好きなもの(友達、家族、仕事、趣味、故郷、住んでいる街など)を批判するのは、基本的にはNG。悪気なく否定してしまう人は多いですが、好きなものを否定されると、自分までもが否定されているような気になり、『この女性とはもう付き合えない!』と思われてしまうケースもあるのです」
なるほど〜。知らず知らずのうちに、男子のメンツをつぶしていたという可能性があるわけですね。彼の“発火ポイント”を知るのは難しいけれど、“好きなことを否定しない”ならばできるような気がします。
でも今回のアンケートでは、「女子側が、男子の些細な言動にキレた!」という声も、実は少なくありませんでした。「ちょっとしたスポーツをしたときに、彼の運動音痴っぷりにドン引いてしまった」(24歳)、「「たばこをやめてくれる約束だったのにやめてくれなかった」(26歳)、「お酒を飲んで酔っ払ったときの彼の表情が、ふとした瞬間、嫌になった」(30歳)など、「え?そんなことで?」というコメントが多かったのですが…。
「急に嫌になる方にも問題があると言えます。アンケートのコメントを見る限りでは、考えられる理由は2つ。『元々そんな好きでなかった』ケースと、『彼に嫌われたくなくて、普段は嫌なことでも無理して“いいよ”と言っていた結果、ある日爆発してしまう』ケースです。大好きな彼であっても、嫌だと感じることはきちんと『嫌だ』と伝えるのは大切なこと。『分かってくれ』、『察してくれ』というのは、NOと言えない自分の弱さの言い訳でもあると思いますよ」
嫌だなという感情を溜め込んだ結果…というのは、大いにありそうです。なお、ひかりさんによると、「相手に嫌だという意思表示をするときは、感情的にならず、冷静にきっぱりと完結に、相手に伝えるのがおすすめ」とのこと。確かに、感情的に伝えるとケンカになりそうだし、カドが立たないようそれとなく伝えると、分かってもらえない可能性がありますからね。
大好きな彼に急にキレられないよう、そして自分も彼の些細な言動に爆発しないよう、好きなこと、嫌いなことを素直に伝えられる関係性を築きたいものですね♪(山崎 はるな)
【取材協力】
ひかりさん
新聞やWEBサイトなどにさまざまなコラムを執筆。「All About」では「恋愛」ガイドを担当。ブログ「ホンネのOL“婚活”日記」は月40万PVを誇る。近著にエッセイ本『愛される人の境界線―「子供おばさん」から「大人女子」に変わる方法―』(KADOKAWA中経出版)。
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「彼との運命を感じた瞬間や別れの原因について」
調査期間/2014/10/17〜10/29
有効回答数/193人(女性)
このように、些細なことがきっかけで別れに発展してしまったケースってよくあることなのでしょうか?20〜30代の女子にも聞いてみたところ、「ある」と答えた人は40%。どんな些細なことがきっかけだったの?
些細なことで別れたことがある…40%
●「デートを直前でキャンセルされ、すねていたら、そういうの無理と言われた」(28歳)
●「彼の食事のときの癖(箸の持ち方、肘をテーブルについて食事する)を注意したら、ある日キレられた」(31歳)
●「彼が友達にお金を貸しっぱなしなことに小言を言ったらふられた」(30歳)
●「いつも通りのデートで元カノのことを掘り下げて聞いたら、別れ話に発展してしまった」(25歳)
●「彼がひとりで、自分の車で遠出することを心配したら」(30歳)
どれも「え、そんなことで別れ話に?」と思ってしまいました。彼のためを思って注意したことや、心配したことに対して急にキレられたというケースなんて、特に「???」です…。恋愛コラムニストのひかりさん、なぜこんな些細なことで別れ話に発展するのでしょう?
相手が好きなものを批判するのは、基本的にNG!
「自分にとって些細なことが、相手にとっても些細なこととは限りません。特に女性は男性特有の“男のメンツ”をつぶしていることに気付かない人は少なくないもの。相手の性格にもよりますが、たとえ『彼のため』と思っても、口を出さないで見守った方がいい場面も意外と多いものです。また、これは男女に限ったことではありませんが、相手が好きなもの(友達、家族、仕事、趣味、故郷、住んでいる街など)を批判するのは、基本的にはNG。悪気なく否定してしまう人は多いですが、好きなものを否定されると、自分までもが否定されているような気になり、『この女性とはもう付き合えない!』と思われてしまうケースもあるのです」
なるほど〜。知らず知らずのうちに、男子のメンツをつぶしていたという可能性があるわけですね。彼の“発火ポイント”を知るのは難しいけれど、“好きなことを否定しない”ならばできるような気がします。
でも今回のアンケートでは、「女子側が、男子の些細な言動にキレた!」という声も、実は少なくありませんでした。「ちょっとしたスポーツをしたときに、彼の運動音痴っぷりにドン引いてしまった」(24歳)、「「たばこをやめてくれる約束だったのにやめてくれなかった」(26歳)、「お酒を飲んで酔っ払ったときの彼の表情が、ふとした瞬間、嫌になった」(30歳)など、「え?そんなことで?」というコメントが多かったのですが…。
元々そんな好きでなかった場合、些細なことでも別れの原因に
「急に嫌になる方にも問題があると言えます。アンケートのコメントを見る限りでは、考えられる理由は2つ。『元々そんな好きでなかった』ケースと、『彼に嫌われたくなくて、普段は嫌なことでも無理して“いいよ”と言っていた結果、ある日爆発してしまう』ケースです。大好きな彼であっても、嫌だと感じることはきちんと『嫌だ』と伝えるのは大切なこと。『分かってくれ』、『察してくれ』というのは、NOと言えない自分の弱さの言い訳でもあると思いますよ」
相手に嫌だと意思表示するときは、冷静にきっぱりと完結に!
嫌だなという感情を溜め込んだ結果…というのは、大いにありそうです。なお、ひかりさんによると、「相手に嫌だという意思表示をするときは、感情的にならず、冷静にきっぱりと完結に、相手に伝えるのがおすすめ」とのこと。確かに、感情的に伝えるとケンカになりそうだし、カドが立たないようそれとなく伝えると、分かってもらえない可能性がありますからね。
大好きな彼に急にキレられないよう、そして自分も彼の些細な言動に爆発しないよう、好きなこと、嫌いなことを素直に伝えられる関係性を築きたいものですね♪(山崎 はるな)
【取材協力】
ひかりさん
新聞やWEBサイトなどにさまざまなコラムを執筆。「All About」では「恋愛」ガイドを担当。ブログ「ホンネのOL“婚活”日記」は月40万PVを誇る。近著にエッセイ本『愛される人の境界線―「子供おばさん」から「大人女子」に変わる方法―』(KADOKAWA中経出版)。
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「彼との運命を感じた瞬間や別れの原因について」
調査期間/2014/10/17〜10/29
有効回答数/193人(女性)