尊敬？見下してる？恋多き女ってどんな女？
「恋多き女、ついに結婚！」―とは、山本モナさんの結婚報道で紙面を賑わせていたフレーズ。…と、そこでふと疑問。実際、“恋多き女”ってどんな女性のことを言うのでしょうか？芸能人だけの話でなく、ちまたの女子トークでも「営業の◯◯さん、ついこの前、元カレと別れたのに、もう新しい彼氏ができたって」、「さすが恋多き女は違うね〜」なんて会話をすることもあるけど、“恋多き女”って彼氏が途切れない人のこと？それとも、片思い・両思いに関係なく、いつも恋をしている人のこと？う〜ん…どんな存在なのかイマイチ分からない！
ということで、20〜30代の女性にアンケート！ズバリ、あなたの考える“恋多き女”のイメージを教えて！
●「会うたびに彼氏が変わっている女。彼氏が変わるたびにのろけるから、愛の重さを感じない（笑）」（23歳）
●「浮気・二股をかけていたり、合コンや出会いの場に積極的にいく女性」（27歳）
●「『理想の人を探す』のではなくて、身近にいる数人から、自分に一番似合う彼を選ぶことのできる人」（29歳）
●「彼氏を探すのに必死になっていて、同性から好かれない女性」（28歳）
●「今の彼氏が誰だか分からないくらい、彼氏の入れ替わりが激しく、恋愛話に事欠かない人」（23歳）
●「彼氏とうまくいってないと思ったら、さっさと別れて、すぐに新しい彼氏ができる女性」（27歳）
などなど、やはり「彼氏が切れ目なくできる」というイメージが圧倒的。恋愛サイクルの早さは、恋多き女の必須要素といえそう。また彼氏がいても「惚れっぽくて、別の男性も狙っている」と答える人も多数。ということは“恋に積極的で、恋愛サイクルが早い人＝恋多き女”ってこと？さっそく“恋多き女”の正体について、女性誌を中心に恋愛コラムを執筆する人気ライター芳麗さんに聞いてみました！
「同じ“恋多き女”でも、３種類のタイプに分かれると思います。まず、常に本命の恋人がいるタイプ。特徴として『私って彼氏が途切れたことがないの』と自己申告する人が多いですね（笑）。次に、本命の恋人がいる・いないにかかわらず、複数の男性と恋愛しているタイプ。体の関係がある相手もいれば、ない相手もいるけれど、複数の男性に女性として大切にされている人のこと。そして、３つ目がセックスフレンドや不倫など、ゆる〜い男女関係を複数持っている女性。性に奔放な女性のことですね（苦笑）」
また、芳麗さんいわく、恋多き女の３タイプに共通する特徴として、
・男性が好き…「友だちより男が大事」というタイプ。
・恋愛に積極的…マメであり、仕事より恋愛を優先させる。
・隙がある…頭で考えるより、気分や感性で動く。
・惚れっぽい・動物的…本能のままに動き、欲望に正直なタイプ。
・甘え上手…自分でなんでも頑張りすぎず、上手に人に頼る。
の５つが挙げられるとか。仕事よりも友だちよりも、恋愛を優先。また、惚れっぽく、甘え上手だなんて、かなり女性的な要素が強い人でもあるってことですね！
でも、“恋多き女”って女性として憧れるところがある一方、「恋多き女＝軽い、だらしない」というイメージもなきにしもあらず…。だからこそ、批判の的だったりもするのかもしれないけど、“恋多き女”って言葉には、どんな意味が込められているの？
「恋多き女のタイプによって異なりますが、“恋多き女”の言葉の裏には、尊敬50％、軽蔑50％。…つまり半々の意味が込められていると思います。常に本命の恋人がいるタイプの場合は、軽蔑は10％程度ですが、セフレや不倫など、ゆるい男女関係を複数持っているタイプは、軽蔑が90％と多くを占めているでしょう。また、“恋多き女”が、批判されやすいのは、次から次へと恋人ができたり、飲み会で人気の男子とベタベタしたり、仕事を放って恋人と海外旅行に行ったり…など、欲深くて、身勝手な恋多き女の振る舞いが、真面目につつましく生きている女性にとっては信じがたい行為だからです。真面目で、協調性こそ美徳と考えている多数派の日本人女性にとっては、癇にさわるのでしょう。しかし同時に、“恋多き女”の自由で個人主義的な言動に憧れもするし、動物のメス的な魅力に惹きつけられるのも事実。気になるからこそ注目し、批判してしまうのです」
確かに、自由奔放な恋愛スタイルに、憧れているところはあるかも…。だからこそ目が行ってしまうし、つい「この間、元カレと別れたばかりなのに、また彼氏ができたみたいだよ〜。早くない！？」と批判めいたことを言ってしまうのですね。
アンケート結果と芳麗さんの話をまとめると、“恋多き女”とは、「恋愛にプライオリティをおいて、自由かつ積極的に恋愛活動する女性のこと」といえそう。そのうえ甘え上手だったり、隙があるので、まわりの男性が放っておかずに、複数の男性からアプローチされたり、女性として大切にされるのですね。これって恋多き女独特の天性の才能だったり！？…切れ目なく彼氏ができる理由が分かった気がします。（平田 桃子／verb）
【取材協力】
芳麗さん
NHK山形放送局に勤務の後、フリーライターに。多種多様かつ奥深い人物へのインタビューを中心に、カルチャーコラム、恋愛・仕事・女性の生き方にまつわる記事を執筆。エッセイやコラムの連載も多数かかえている。All Aboutにて恋愛ガイドを務めるほか、集英社『MORE』にて、恋愛相談 「教えて、芳麗センパイ！恋愛乙女の交換日記」 を連載中。また著作に『LOVEリノベーション』がある。
芳麗さん公式ブログ「芳麗の恋メモ」
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「女性の言動や浮気防止について」
調査期間／2010/10/28〜11/1
有効回答数／165人（女性）
ということで、20〜30代の女性にアンケート！ズバリ、あなたの考える“恋多き女”のイメージを教えて！
●「会うたびに彼氏が変わっている女。彼氏が変わるたびにのろけるから、愛の重さを感じない（笑）」（23歳）
●「浮気・二股をかけていたり、合コンや出会いの場に積極的にいく女性」（27歳）
●「『理想の人を探す』のではなくて、身近にいる数人から、自分に一番似合う彼を選ぶことのできる人」（29歳）
●「彼氏を探すのに必死になっていて、同性から好かれない女性」（28歳）
●「今の彼氏が誰だか分からないくらい、彼氏の入れ替わりが激しく、恋愛話に事欠かない人」（23歳）
●「彼氏とうまくいってないと思ったら、さっさと別れて、すぐに新しい彼氏ができる女性」（27歳）
などなど、やはり「彼氏が切れ目なくできる」というイメージが圧倒的。恋愛サイクルの早さは、恋多き女の必須要素といえそう。また彼氏がいても「惚れっぽくて、別の男性も狙っている」と答える人も多数。ということは“恋に積極的で、恋愛サイクルが早い人＝恋多き女”ってこと？さっそく“恋多き女”の正体について、女性誌を中心に恋愛コラムを執筆する人気ライター芳麗さんに聞いてみました！
「同じ“恋多き女”でも、３種類のタイプに分かれると思います。まず、常に本命の恋人がいるタイプ。特徴として『私って彼氏が途切れたことがないの』と自己申告する人が多いですね（笑）。次に、本命の恋人がいる・いないにかかわらず、複数の男性と恋愛しているタイプ。体の関係がある相手もいれば、ない相手もいるけれど、複数の男性に女性として大切にされている人のこと。そして、３つ目がセックスフレンドや不倫など、ゆる〜い男女関係を複数持っている女性。性に奔放な女性のことですね（苦笑）」
また、芳麗さんいわく、恋多き女の３タイプに共通する特徴として、
・男性が好き…「友だちより男が大事」というタイプ。
・恋愛に積極的…マメであり、仕事より恋愛を優先させる。
・隙がある…頭で考えるより、気分や感性で動く。
・惚れっぽい・動物的…本能のままに動き、欲望に正直なタイプ。
・甘え上手…自分でなんでも頑張りすぎず、上手に人に頼る。
の５つが挙げられるとか。仕事よりも友だちよりも、恋愛を優先。また、惚れっぽく、甘え上手だなんて、かなり女性的な要素が強い人でもあるってことですね！
でも、“恋多き女”って女性として憧れるところがある一方、「恋多き女＝軽い、だらしない」というイメージもなきにしもあらず…。だからこそ、批判の的だったりもするのかもしれないけど、“恋多き女”って言葉には、どんな意味が込められているの？
「恋多き女のタイプによって異なりますが、“恋多き女”の言葉の裏には、尊敬50％、軽蔑50％。…つまり半々の意味が込められていると思います。常に本命の恋人がいるタイプの場合は、軽蔑は10％程度ですが、セフレや不倫など、ゆるい男女関係を複数持っているタイプは、軽蔑が90％と多くを占めているでしょう。また、“恋多き女”が、批判されやすいのは、次から次へと恋人ができたり、飲み会で人気の男子とベタベタしたり、仕事を放って恋人と海外旅行に行ったり…など、欲深くて、身勝手な恋多き女の振る舞いが、真面目につつましく生きている女性にとっては信じがたい行為だからです。真面目で、協調性こそ美徳と考えている多数派の日本人女性にとっては、癇にさわるのでしょう。しかし同時に、“恋多き女”の自由で個人主義的な言動に憧れもするし、動物のメス的な魅力に惹きつけられるのも事実。気になるからこそ注目し、批判してしまうのです」
確かに、自由奔放な恋愛スタイルに、憧れているところはあるかも…。だからこそ目が行ってしまうし、つい「この間、元カレと別れたばかりなのに、また彼氏ができたみたいだよ〜。早くない！？」と批判めいたことを言ってしまうのですね。
アンケート結果と芳麗さんの話をまとめると、“恋多き女”とは、「恋愛にプライオリティをおいて、自由かつ積極的に恋愛活動する女性のこと」といえそう。そのうえ甘え上手だったり、隙があるので、まわりの男性が放っておかずに、複数の男性からアプローチされたり、女性として大切にされるのですね。これって恋多き女独特の天性の才能だったり！？…切れ目なく彼氏ができる理由が分かった気がします。（平田 桃子／verb）
【取材協力】
芳麗さん
NHK山形放送局に勤務の後、フリーライターに。多種多様かつ奥深い人物へのインタビューを中心に、カルチャーコラム、恋愛・仕事・女性の生き方にまつわる記事を執筆。エッセイやコラムの連載も多数かかえている。All Aboutにて恋愛ガイドを務めるほか、集英社『MORE』にて、恋愛相談 「教えて、芳麗センパイ！恋愛乙女の交換日記」 を連載中。また著作に『LOVEリノベーション』がある。
芳麗さん公式ブログ「芳麗の恋メモ」
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「女性の言動や浮気防止について」
調査期間／2010/10/28〜11/1
有効回答数／165人（女性）
