お弁当と飲物持参でランチ代は節約!

若者に急増中!?イマドキ“節約デート”事情

「車もほしがらないし海外旅行にも興味がない、“節約志向”の若者が増えている」なんて、最近よく聞く話ですが、私の友人A子もそのひとり。将来のために節約&貯金に精を出し、頑張っています。そんな彼女の今一番の悩みはデート代がかさむこと。彼には会いたいけれどデート代はおさえたい!ということで、もっぱらおうちデートをしているらしいのです。A子と同じように、最近、デート代をあの手この手で節約している若者カップルが増加しているらしいのですが、それってホントなのでしょうか?その真相を探るべく、みんなのデート代事情について調査してみました!

まずは、20代の女性に「デート代をできるだけ節約したいと思いますか?」と質問したところ、全体の63%の人が「デート代を節約したい」と思っていることが判明。確かに毎回のことなので、「できるだけ安くおさえたい」と思う気持ちは分かるのですが、みんなデート代を節約して、浮いたお金は何に使うの?具体的に節約したい理由を聞いてみると…

●「結婚資金やその後の新婚生活資金を貯めなくてはと思うから」(22歳)
●「将来のために、ふたりでお金を貯めるクセをつけなくちゃいけないと思うから」(25歳)
●「収入的にデート代にあまりお金を使えないので…」(26歳)
●「できるだけ貯金をしたいから」(26歳)
●「普段のデート代を節約して、その分記念日のお祝いや旅行などの特別なイベントにお金をまわしたいから」(22歳)

“自分”または“ふたり”のための将来を見据えて、貯金をしておきたいという意見が大半!どうやら最近の若者カップルは、デートに使うお金を節約してでも、“貯金”をしたいと考えてるみたい。これも、不況の影響なのかも!?でも、多くの若者が節約したいって考えてるということは、普段のデート代をわりと奮発しちゃってるってこと?

そこで今度は、「デート代を節約したい」と答えた人に、普段の1回のデートにどれくらいお金をかけているのか聞いてみたところ、以下のような結果に!

1位:3000〜5000円
2位:1000〜3000円
3位:5000〜8000円

3位まですべて1万円以下と、ふたり分の金額としてはそんなに高額ではない印象。この金額からさらに節約しようと思うと、外食どころか、どこにも出掛けられなくなってしまいそうな気が…。というわけで、できるだけお金を使わないでデートをするために、みんなが実践しているデート代の節約法もリサーチしてみました!

●「お弁当を作って公園デートをする。出掛ける前には、必ず行き先周辺の安い駐車場をチェックしておきます」(25歳)
●「外食をやめて、ふたりで料理をして楽しむようにしました。あと、遠出はグループデートをして、交通費をみんなでワリカンに」(28歳)
●「基本的に飲物やお菓子は持参!お店ではクーポンを利用して、入場無料な施設に行くようにしています」(22歳)
●「移動はできるだけ電車や車を使わずに、バスや自転車を使う!!」(24歳)
●「お互い実家なので、ランチ代を浮かせるために家でごはんを食べてから待ち合わせ。割引券などは事前にチェックしておきます」(23歳)

特に節約しやすいのが食事代のようで「自炊&お弁当にする」「クーポンをフル活用する」などを実践している若者が多く見られました。ただし節約ばかりして、つまらないデートになってしまうのは本末転倒!ふたりがお互い窮屈にならない程度に、楽しみながらやるのがポイントってことですね♪

将来を見据えて“貯金第一”な現代の若者の“節約デート”事情。「デート代を節約している若者カップルが増加中!」という噂はどうやらホントみたい。でも、そんな中でも「普段節約している分、記念日などにちょっと奮発するだけでより特別に感じられる」のように、楽しみながら節約している様子。お金をかけなくても、ふたりでいればちょっとした工夫次第で楽しい時間は過ごせるものなんですね!これから「少しでもデート代を節約したい!」と考えている人は、参考にしてみてはいかがですか?(石橋 夏江/verb)

【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「女性のヘアメイクやデート代について」
調査期間/2010/9/30〜10/4
有効回答数/209人(女性)