「私はモテる!」を実感中!?

イマドキ男女の“モテの定義”とは!?

突然ですが、友だちのモテ自慢エピソードに、「えっ、それってモテてるってことなの?」とギモンに感じたこと、ありませんか?また、自分ではモテた覚えがないのに、周りの人から「モテるよね〜」と言われたこととか…。ひと言で「モテる」といっても、その定義は人によって違うもの。一般的にはどのような状態を「モテる」というのでしょうか?

“モテの定義”を探るべく、まずは20〜30代の女性に「『自分はモテる』と実感したことはありますか?」と質問したところ、全体の40%が「YES」と回答。その理由も聞いてみると…

●「今まで自分が気になったすべての人から、告白されてきたので」(25歳)
●「一週間のうちに3人から告白された時は、『私ってモテるかも…』と思った」(27歳)
●「よく職場の男性や男友だちにイジられる」(27歳)
●「今日まで彼氏に不自由したことは1日もない」(31歳)
●「結婚相談所に登録した途端、すごい数の申し込みがきた」(37歳)

と、なかには「それはモテてるとは言わないでしょ!」とツッコミたくなるものもチラホラ…。でも、その人にとっては立派な「モテエピソード」なんですよね。う〜ん、フシギ。

さらに「『モテる』と思う女性は、どんな人だと思いますか?」とも聞いてみたところ、

1位:同性からも好感をもたれる人
2位:たくさんの異性から告白されることが多い人
3位:たくさんの異性から言い寄られることが多い人

が、TOP3という結果に。“告白された数”や“付き合った人数”がカギになるかと思いきや、なんと「同性からも好感をもたれる人」が第1位に!一体なぜ!?

●「同性人気は、見た目より内面重視だと思うので、説得力がある」(31歳)
●「同性に好かれていない人は、モテも表面上だけな気がする」(25歳)
●「男性だけに好感をもたれる女性は、『男の前では猫を被っている』ということだから、モテているとは言えないと思う」(26歳)

なるほど。猫を被って男性から好感をもたれても、それは“偽りの姿”。“本来の自分”で勝負してないでしょ!それは「モテている」とは言わない!…ということですね。さすが女性の意見は鋭い!!

続いて、2位には「たくさんの異性から告白されることが多い人」、3位には「たくさんの異性から言い寄られることが多い人」がランクイン。このふたつ、一体どこが違うんでしょう?

<たくさんの異性から告白されることが多い人>
●「告白されるのは、言い寄られるだけよりも、男性の本気度が高い気がする」(36歳)
●「いろんな男性から『この人のために愛を注ぎたい』と、本気で思われている証拠」(36歳)

<たくさんの異性から言い寄られることが多い人>
●「言い寄られるということは、少なからず魅力的だということ」(27歳)
●「まずは男性から興味を持たれないと、何も始まらないわけだし」(26歳)

告白される派は「男性を本気にさせること」、言い寄られる派は「恋愛に発展するきっかけが多いこと」で、それぞれ「モテる」と判断しているみたい。“質より量”か“量より質”か…ってことでしょうか?なんとも奥が深いです。

では、男性の場合はどうなのでしょう?「『モテる』と思う男性は、どのような人だと思いますか?」と聞いてみたところ…

1位:同性からも好感をもたれる人
2位:たくさんの異性から告白されることが多い人
3位:たくさんの異性から言い寄られることが多い人

と、女性の回答と同じ結果に!でも男性が猫を被ったりする姿って、あんまり想像できないですよね。“同性からも好感をもたれる人=モテる男性”だと思う、その理由は?

●「同性に好かれる人は、異性からも好かれる」(34歳)
●「男目線で見ると、ただカッコイイだけじゃなく、同性からも信頼できるヤツがモテると思う」(27歳)
●「アイツならモテても仕方ない…というオーラを持っていると、諦めがつく」(31歳)

と、男性の場合は「男から見てもスゴイ人は、モテるはず」と、女性の意見に比べると、その理由はちょっと曖昧(苦笑)。直感的に「スゴイものはスゴイ!」なのでしょうか…。

ということで、イマドキの“モテの定義”は、男女ともに「同性から好感をもたれている人=モテる」という結果に。女性の場合は「裏表がない人」が、男性の場合は「男から見てもスゴイ人」がモテそう…と、その人物像には大きな違いがあるのが興味深いところ。この人物像の違いには、女性がちょっとイジワル目線で同性を評価するのに対して、男性はもっとポジティブな目線で同性を評価するというような、同性を評価する目線の違いが反映されているのかもしれませんね。

何はともあれ、男女問わず、堂々と「異性にモテる」と自負するには、同性からモテることが必須!陰で「自分はモテてるって勘違いしてるよね」などと言われないためにも、同性との付き合いも大切にしましょう♪(玉乃 雫/verb)

【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「彼の実家や女友だちについて」
調査期間/2010/5/13〜5/17
有効回答数/198人(女性)