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冷凍王子が伝授! 今すぐ使える冷凍保存術【野菜・果物編】

  • 演出アイテム等

知っているようでいて、意外と知らない食材の正しい冷凍保存方法。鮮度と味を保ちながら調理の時短にもなる【野菜・果物】の冷凍保存テクニックを、冷凍王子こと西川剛史さんが伝授してくれました!

まずは知っておきたい! 冷凍保存の基礎

  • イラスト1

一度冷凍庫に入れたら、いつまでも保存ができると思ったら大間違い。多くの食材は、冷凍保存後は基本的には1カ月以内を目安に使い切るのがベスト。まずは、冷凍した食材をおいしく食べるために必要な3つのポイントを押さえておこう。

1)乾燥・酸化を防ぐ
ぴしっとラップに包み、食材が空気に触れる面積を極力少なくする。

2)下味を付ける
パサつき防止になるほか、味がしみ込みおいしくなる。

3)再冷凍しない
1食分、1人分など小分けにして冷凍し、必要な分だけ使う。

ほぼそのままで冷凍可能な「野菜」

  • イラスト2

1)ミニトマト
ヘタを外し洗ったら、丸ごと保存袋に入れて冷凍庫へ。凍ったまま火にかけてパスタソースにしたり、凍ったまま食べてもOK。

2)ピーマン(パプリカ)
種を取り除き、食べやすい大きさにカットして冷凍。凍ったままで炒めるなど火にかけてOK。解凍してから火にかけるとベチャッとした食感になるので注意。

3)ナメコ
売っているパックごと冷凍し、凍ったまま鍋に入れてみそ汁の具材に。表面のヌメヌメした成分が乾燥を防いでくれるので、冷凍保存にとても適している。

4)タマネギ・長ネギ
使いやすいサイズや形にカットして冷凍すると、炒める時間が短縮できる。あめ色タマネギもこれで簡単に完成!

少しの下処理で冷凍がお勧めの「野菜」

  • イラスト3

1)小松菜・ホウレンソウ
さっと色が変わる程度に塩ゆでし、氷水に漬けて粗熱を取り、水気を切ってからラップで包んで冷凍。あらかじめカットして小分けで冷凍し、めんつゆなどをかけて自然解凍するだけで、おひたしの出来上がり。

2)ブロッコリー・カリフラワー
食感や風味がほとんど変わらない冷凍向きの野菜。食べやすいサイズにカットして、塩ゆでしてから冷凍。

3)ニンジン
コロッとした塊で冷凍するよりも、細切りや薄切りにしたほうが食感が良く、おいしく食べられる。千切りにし、酢漬けの汁ごと冷凍する「キャロットラペ」は、冷凍したとは思えないシャキッとした食感に。

4)ジャガイモ
蒸して柔らかくしてからラップに包んで冷凍すると食感が損なわれない。

5)キュウリ
薄切りにして軽く塩で揉んでから酢漬けにし、汁ごと冷凍。しっかり味のしみた酢の物が簡単に出来上がる。

冷凍王子がアドバイス! 薬味野菜は丸ごと冷凍しよう

ショウガやニンニクなどの薬味は、すりおろしてから冷凍する方法もありますが、すりおろした時点で空気に触れて酸化が始まっています。むしろ、丸ごと冷凍して使う時に凍ったまますりおろした方が、香りが残りやすいですよ。(西川さん)

ほぼそのままで冷凍可能な「果物」

  • イラスト4

1)イチゴ
ガムシロップや砂糖水などで和えて表面をコーティングすることで、甘みを足しながら酸化を防ぐ冷凍方法がおすすめ。そのままでもデザートになる。

2)リンゴ
くし切りにして1枚ずつラップで包み冷凍。凍ったままおやつとして食べるほか、ヨーグルトのトッピングやスムージーにも使える。リンゴのコンポートをあらかじめ作ってから凍らせると、アップルパイを一から作るよりはるかに時短に。

3)バナナ
皮をむいてラップをかけて冷凍。ジップ付きの保存袋に入れて、封をしてから軽くつぶして冷凍すると後で使いやすい。そのまま冷凍バナナとして食べられるほか、スムージーやヨーグルトに加えてもOK。

少しの下処理で冷凍がお勧めの「果物」

  • イラスト5

1)レモン
スライスしてから1枚ずつラップで包んで冷凍すれば、凍ったままアイスティーに浮かべたり、お酒に入れたりできる。半分にカットして冷凍したレモンは、凍ったまますりおろすとレモンパウダーに。料理の仕上げや薬味として使える。レモン汁が必要なら解凍してから使えばOK。

2)アボカド
半分にカットしたら皮をむかずにそのままラップで包んで冷凍。半解凍状態でハチミツをかけて食べると健康的なデザートに。完全に解凍すると水っぽくなるので注意。空気に触れると酸化して色が変わりやすいので、レモン汁をかけると変色が抑えられる。

3)ミカン
外皮をむいて、一房ずつにバラしてジップ付きのフリーザーパックなどに入れて冷凍。冷凍ミカンを食べたい時にお好みの量を食べられる。

冷凍王子がアドバイス! 冷凍果物は使い勝手バツグン

凍ったまま食べるのはもちろんのこと、ヨーグルトやグラノーラにトッピングしたり、すりおろせばかき氷になったり、冷凍したフルーツはいろんな楽しみ方ができますよ。凍ったままお酒に入れてお洒落なカクテル風にアレンジすれば、ホームパーティにもぴったりなおもてなしドリンクが完成します。(西川さん)

冷凍保存を活用して無理なく料理を楽しもう

結婚後は、それまで自分のために作っていた料理を彼や家族のために作ることになる。食材や料理のバリエーションを手軽に増やせる冷凍保存を上手に活用すれば、食費の節約や時短にもつながり、自分も家族もハッピーになれるはず!

西川さん写真

西川 剛史

冷凍生活アドバイザー

大学在学中から冷凍食品に興味を持ち、冷凍食品会社に就職。冷凍食品の商品開発などの経験を生かし、現在は独立して、冷凍生活アドバイザーとして活動中。冷凍王子の愛称でテレビ番組、雑誌などに多数出演。2015年10月、日本初の冷凍食品セレクトショップ「ベフロティ」オープンする一方で、「冷凍生活アドバイザー養成講座」も開講。著作に冷凍テクニック本『もっとおいしくなる超・冷凍術』(洋泉社)がある。
http://vefroty.co.jp

取材・文/田中英代(Blue Ladybird) イラスト/Nozomi Yuasa
※掲載されている情報は2017年11月時点のものです
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