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誰もがうれしい!「席札メッセージ」のコツ&お手本文例

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ゲストへ感謝を伝える【席札メッセージ】。書きたいことがたくさんある人もいれば、何を書けばいいか悩んでしまう人も。そこで、受け取った相手がうれしい気持ちになれるメッセージの書き方を、一般社団法人 手紙文化振興協会の青木多香子さんに教えてもらいました。

【席札メッセージ】ってどんなもの?

席札メッセージは「これからもよろしく」を伝えるラブレター

  • 席札1

席札に書くメッセージは、ゲスト一人一人とこれからも未来に向けて良い関係を築くためのラブレター。だから相手を思って言葉を選ぶことが大切。具体的には、長く書き過ぎない、堅い言葉を使わない、人によって書き分けることを気に掛けて。

押さえておきたい書き方のマナー

席札メッセージにルールはないものの、慶事に合わせたマナーを押さえておくと安心。
「切る」「分かれる」といった忌み言葉や、「度々」「ますます」「わざわざ」などの重ね言葉は避けるのが無難。
また、終わりや区切りを感じさせるとして文末の「。」は書かない方がgood。
筆記用具は、インクに濃淡がある万年筆を使うと情感豊かに伝えられる。にじみやすい紙なら、ゲルインキのボールペンでもOK。インクは、テーブルクロスやカードの色に合わせてブラウンやネービーなど使い分けると、上品な印象に。
文字は、美しさより分かりやすさを心掛けて。大きく太字で書こう。

基本構成は「感謝」→「エピソード」→「未来への言葉」の3文

  • 席札2
  • 席札3
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席札メッセージは、3文程度にまとめるのが正解。小さな文字でたくさん書くと、読みにくく、また相手を恐縮させてしまうことも。

構成は、冒頭の1文目で列席に対する「感謝」を伝えて。
次に2文目で相手について一番印象に残っている記憶や共有した時間を思い出して「その人とのエピソード」を書くと自分だけに宛てたメッセージと感じてもらえる。
最後の3文目で「未来につながる言葉」を入れて。相手へのお願い、自分たちの決意のほか、「~ますように」「~を込めて」など「おまじない言葉」を使うと、スマート。

【1文目:感謝を伝える文例】
「本日はありがとうございます」
「今日は来てくれてありがとう」
「本日はお忙しい中、ご出席ありがとうございます」

【2文目:その人とのエピソードや思い出を伝える文例】
「いつも温かく見守ってくださり楽しく仕事ができています」
「幼い頃海に連れていってくれたことを覚えています」
「いつも○○さんに相談に乗ってもらい感謝しています」
「幼い頃からかわいがってもらいましたね」
「○○さんご夫婦は私たちの憧れです」

【3文目:未来につながる言葉の文例】
「最後まで楽しんでいってください」
「楽しい時間でありますように」
「感謝を込めて」
「これからは夫婦共によろしくお願いします」
「夫婦円満の秘訣、今度ぜひ教えてください」
「また飲みましょう」
「また遊びにいきますね」

〈イラストの文例解説〉

【1枚目】「祝辞を依頼している上司へのメッセージ」
職場という接点でつながっている相手なので、仕事への意欲を伝えると◎

【2枚目】「仲の良い友人へのメッセージ」
自分にとって相手がどんな存在なのかを改めて書くことで、絆が深まる。

【3枚目】「大好きな祖母へのメッセージ」
普段は伝えることのできない感謝のメッセージを書こう。

書くことが思い付かない相手に何を書けばいい?

  • 席札5
  • 席札6
  • 席札7

結婚式のゲストには、同じ部署の同僚や先輩、疎遠になっている親戚やグループで付き合っていた友人、近親者の配偶者など、1対1で出掛けたり話をした経験がない人も。特に親しい関係でないと、書くことが思い付かない場合が。
そんなときには相手に対して感じていることや、相手と自分の間にある関係を文字にすると、相手を大切に思っていることが伝わるはず。

<内容探しのポイント>

□相手に対して感じていること、自分にとってどんな存在かを伝える
 例:「いつもグループを引っ張ってくれる○○さんの存在に感謝しています」

□相手が言われてうれしい言葉を探す
 例:「再会を楽しみにしていました」「○○さんのおかげです」

□じかに接した体験がない場合は伝聞でもOK
 例:「ご活躍を母から聞いています」

〈イラストの文例解説〉

【1枚目】「同じ部署の同僚へのメッセージ」
職場での相手の立場や役割を尊敬する言葉を書くと、今後の関係がより円滑に。

【2枚目】「久しぶりに会ういとこへのメッセージ」
長い期間会っていない場合は、近況を耳にしていることを伝えると親近感が湧く。

【3枚目】「義理の兄へのメッセージ」
兄弟姉妹に代わって感謝を伝えれば、相手との関係がグッと近くなる。

手書きの文字でぬくもりを伝えよう

スマホやパソコンでのコミュニケーションが増えた今、手書きのメッセージは貴重な存在。時間をかけて一文字一文字つづることが、ゲストへの感謝の証しに。心を込めた言葉なら、必ず気持ちが伝わるはず。結婚を祝うために集まってくれたゲストに、自分の文字で「ラブレター」を送ろう。

講師

青木多香子さん

一般社団法人 手紙文化振興協会認定・手紙の書き方マスターコンサルタント

歌人の祖父、書家の母の影響を受け、幼少より短歌や手紙に親しむ。米国の大学でコミュニケーション学を学んだ後、広報・教育の仕事に従事。2014年より手紙の書き方講師として、NHK Eテレ『オトナヘノベル』出演ほか、テレビ・ラジオ・雑誌・セミナー等を通じて活動。講師育成にも努めている。
ブログ『手紙、おくります。』 http://fanblogs.jp/tegamigift/

構成・文/稲垣幸子 イラスト/高篠裕子
※掲載されている情報は2017年7月時点のものです
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