ゼクシィ

  • 新規会員登録
みんなどうしている? 外国人の彼との国際

みんなどうしている? 外国人の彼との国際結婚 [結婚式編]

  • 結婚式スタイル

外国人の彼と結婚が決まったものの、「どちらの国で結婚式を挙げよう?」「彼の国と結婚式の文化が違う場合、どうしたらいい?」と難題が山積み。そんな悩める人たちのために、自身も国際結婚をしたスペシャリストや先輩花嫁が、実体験を基にさまざまなノウハウをお教え!

日本と彼の母国。結婚式はどちらで行ったらいい?

「ふたりとも日本に住んでいる場合は日本で行う人が多いですね。『自国でも結婚式をしてほしい』と強く望む新郎側の親に応え、両方の国で行う人もいます」と話すのは国際結婚成功コンサルタントの塚越悦子さん(以下、塚越さん)。
オーストラリア人の彼と同国で出会って愛を育んできたKANAEさんは「より多くの人を招きたかったので、私たちが2国間を移動して両国で式を挙げ、ゲストの負担を少なくしました」。
アメリカ人の彼との結婚式をハワイで挙げたAさんのように、双方のゲストが集まりやすい中間地点で行うという方法も。
「ふたりが第三国に住んでいる場合、3カ国で行う人も。カナダに住んでいるBさんたちは、日本と彼の母国の台湾で結婚式を行い、さらにカナダで仕事関係者中心のパーティを開かれました」と語るのは、その道のプロが発信する生活総合情報サイト「All About(オールアバウト)」で、国際結婚のガイドを務めるシャウウェッカー光代さん(以下、シャウウェッカーさん)。
式を挙げる場所は、ふたりの生活拠点、親の希望、招待したい人の数と参加しやすさ、この3点から検討しましょう。

日本で挙式する場合、海外から来るゲストをどうもてなしたらいい?

挙式を神前式にしたり、親族や女友達にできるだけ着物で出席してもらったりして、日本らしさが伝わる結婚式にするのがおすすめ。司会を外国語ができる人に頼んだり、サービススタッフに外国語ができる人を数人付けてもらった人もいる。
「やはり言葉は重要です。司会進行を日本語でするなら、外国人ゲストのテーブルに最低1人はその国の言葉が話せる人に座ってもらって通訳をお願いしましょう。ホテルで結婚式をするなら、同じホテルに泊まってもらう。結婚式会場とホテルが離れている場合は外国語ができる人にお迎えに行ってもらうなど、外国人ゲストをアテンドする人も付けたいですね。彼らが和食も好むようなら和洋折衷にするなど、料理にも気を配りましょう。一方で、外国人ゲストにドレスコードを伝えておくことも大切。海外の場合、ロングドレスなどすごくフォーマルな格好で来るもいれば、カジュアルな平服で来てしまう人も。日本の結婚式での一般的な服装を伝えて、場違いにならないようにしたいですね」(シャウウェッカーさん)。

日本で挙式する場合、外国人ゲストからご祝儀を頂いてもいい?

日本で結婚式を行う場合、外国人ゲストからご祝儀を頂くかどうかも気になるところ。
「ご祝儀のないアメリカでは、ふたりが欲しいものをリクエストしたギフトレジストリーを作り、招待された人はその中からプレゼントしたい物を選んで贈るのが一般的です。日本で挙式するなら、まず彼に日本のシステムを理解してもらうことから始めましょう。外国人ゲストだけご祝儀をなしにして、ギフトレジストリー制にする人も多いようです。ちなみにリクエストするものはキッチン用品などすぐ使える物からベビーベッドなど将来必要になる物まで何でもOKです」(塚越さん)。
「私の彼の地元・香港はご祝儀制でしたが、日本とは包む額が違ったので、香港から来る人には香港の相場でお願いしました」というのはH子さん。ちなみにご祝儀制は韓国や中国、タイなどのアジア圏にあるが、相場は総じて日本より低めです。
この他、交通費・宿泊費を全額自己負担で来ていただく代わりにお金を一切受け取らない人もいれば、ご祝儀制をやめて、全員会費制にした人も。
このようにやり方はいろいろ。同じアメリカ人でも、アジア系、アングロサクソン系、ラテン系、アフリカ系……といろいろあり、その人のルーツによって結婚式の習慣も違うので、彼とよく相談して決めましょう。

国際結婚ならではの結婚式にしたKANAEさんの場合

「挙式は神前式にして双方の親族だけ列席。挙式後、食事会を開いたのですが、その際、メニュー表には英訳も表記し、外国の方にはなじみのない食材の解説付きに。親族、友人交えての披露宴は会費制の1.5次会的なパーティにしましたが、日本の親族宛ての招待状には会費の欄を省いてご祝儀を受け取りました。座席は、新婦側の主賓席のみ席次のルールに従いましたが、他の人はルールにとらわれない席次に。また、海外から来る新郎親族の『いろんな人と交流したい』という希望を尊重し、英語が話せる人を新郎親族席に配席。司会はふたりで行い、新婦が日本語で話し、新郎が英訳して進めました。このようにして海外からのゲストが言葉の壁を感じたり、心地悪い思いをしたりしないように配慮しました」。

彼の国で挙式する場合、日本から行くゲストにどんな配慮をした方がいい?

一番心配なのは、大勢の新郎側ゲストの中で、言葉もよく分からない新婦側ゲストが孤立しないか。
前出のKANAEさんがオーストラリアで挙式した時は、「結婚式の式次第を日本語と英語で作成し、披露宴の司会をバイリンガルの友人に頼んで2カ国語で進行。彼の親族や友人と食事をした時は、彼か私が常に新婦親族の席に着いて通訳を務め、疎外感を持たせないように気を付けました」。
司会進行が彼の国の言葉だけで行われる場合は、バイリンガルな人に新婦側ゲスト席に座ってもらって通訳をお願いしたいところ。
交通費や宿泊費をどこまで負担したらいいかも悩みどころだが……。
「親など身内の分は旅行をプレゼントするつもりで負担する人もいますが、ほとんどの人が自己負担で来てもらっています。そして、食事代など現地費用を負担し、ご祝儀を辞退するのが一般的。これは日本人同士の結婚式を海外で行う場合と同様ですね。友人にブライズメイドを頼む場合は、ドレスを用意してあげると喜ばれます。友人に色だけ指定して用意してもらうなら、あまり高額でないものに」(塚越さん)。

同行者が持参する手土産や服装についても彼とよく相談を

「日本から行く人は服装や相手のご家族へのお土産も気になるでしょう。服装は現地の習慣や結婚式スタイルに合わせたいので、まずは彼に相談を。中には花嫁のドレスとかぶる白はもちろん、黒もNGという国もあります。現地の人が喜んでくれる和装で出席してもらうのもおすすめ。場所や時期によっては浴衣をちょっとフォーマルに着こなして出席する人もいます。お土産に関しても、彼の家族がどんな物だと喜びそうか彼に確認を。日本のお菓子が口に合いそうにない場合は、記念に残る日本的な物の方が良いでしょう」(シャウウェッカーさん)。

彼の国と日本の結婚式文化の違いで戸惑ったことはない?

国によっては、お色直しがなく、ウエディングドレス1着で通すのが普通だったり、入れ代わり立ち代わり人がやってきて宴が朝まで続いたり……。
「アメリカでは挙式1週間くらい前に新郎側、新婦側それぞれ友人主催で独身最後のパーティを行い、式の前日は双方の親やブライズメイド、グルームズマンと一緒にリハーサルディナーというプレパーティを開く習慣があります。ブライズメイドやグルームズマンの役割も、衣裳選びから式のお手伝い、新郎新婦がマリッジブルーになった時の相談まで多岐。ふたりで行うファーストダンスが心配な人もいますが、アメリカ人とて全員が踊れるわけではなく、このためにダンス教室に行く人たちも。一夜漬けでも、なんとかなりますよ」(塚越さん)。
「彼の国で結婚式をするなら、まずはその国の習慣を確認しましょう。パーティなど行事が多い場合は気が進むものだけ参加しては。海外で式を挙げるだけでもストレスになるのに、あれもこれもと頑張り過ぎると、疲れ切ってキレイな花嫁になれません」(シャウウェッカーさん)。
「このような違いは新鮮な驚きとして楽しむくらいの余裕を持って。日本ではこうだから、彼の国はこうだからと、一方のやり方を押し通すのもNGです。ふたりの価値観と照らし合わせて、相手国の良いものを取り入れ、ハイブリッドな結婚式にしましょう」(塚越さん)。

台湾の本気過ぎるロケーションフォトに戸惑ったpabloさんの場合

日本で挙式と披露宴を行い、1カ月後台湾でも披露宴を行ったpabloさん。台湾には韓国や中国と同様、記念写真にとことんこだわる文化があるけれど……。
「写真とビデオ撮影は彼の叔母がオーダーしてくれたのですが、撮影当日の朝、突然スタッフ数人が私たちの部屋まで押しかけてきてびっくり。そこから『ひざまずいてプロポーズして』『そこでハグして』『お母さんと見つめ合って泣いてみて』と、映画ばりの細かい指示が飛び、私たちにカメラの前で演技することを求めてきました。目立つことが苦手な私は戸惑うばかりでしたが、これも叔母が良かれと思って手配してくれたこと。日本では私の思う通りの結婚式ができて満足していたので、台湾では彼の親族の思いも受け入れ、台湾式スタイルで通しました」。

from編集部 『日本人同士の結婚式とは違うのが面白いと思って』

言葉の壁や文化の違いが伴う国際結婚では、日本人同士の結婚式よりも彼や彼の家族、ゲストに気を使わなくてはいけないことがたくさん。でも、文化の違いはあって当然。それを楽しむ感覚で準備して、双方のゲストに喜んでもらえる結婚式にしましょう。

●この記事の監修者 国際結婚成功コンサルタント 塚越悦子さん

高校時代の留学をきっかけに、さまざまな国の人と交流。アメリカ人のご主人と結婚してサンディエゴに。現地で国際結婚の難しさに悩む人が多いことを痛感してライフコーチの資格を取得し、My Peaceful Familyという会社を設立。現在、日本に帰国し、国際結婚で本当の幸せを手に入れたいと願う人のためのコーチングやカウンセリングをしている。国際結婚をする人の心構えなどが詳しく書かれている著書「国際結婚一年生」は主婦の友社のアプリ(電子書籍)で購読可能。http://bukure.shufunotomo.co.jp/digital/?p=5527
HP http://www.mypeacefulfamily.com/

●この記事の監修者 国際結婚ガイド シャウウェッカー光代さん

トラベルライターとして30カ国以上巡った後、カナダに留学。そこで知り合ったスイス人の彼と結婚し、5年間カナダで結婚生活を送った後、ご主人と帰国。現在、夫の会社の役員を務めつつ、ウェブサイトを通して旅行情報や国際結婚に関する記事を執筆している。国際結婚のガイドをしているAll Aboutの記事には、国際結婚の手続きに関する記事や国際結婚版「夫婦円満の秘訣」など、お役立ち情報が満載。http://allabout.co.jp/gm/gp/499/

取材・文/渡邊博美
※掲載の情報は2014年12月時点のものです
  • 挙式・披露宴
  • 結婚準備全体
  • 常識・マナー
挙式・披露宴会場を探す